2025年度の卒業者と就職者を15学部で確認する

大学公表の進路表では、2025年度の学部卒業者は6,471人、就職者は5,378人です。2026年3月卒業者について、2026年5月1日現在で集計した数字です。大学院修了者の実績とは分けて確認します。[1]​‌‌​​​​​‌‌​‌​‌‌‌​‌​‌‌‌​​‌‌‌​‌‌​​​‌‌‌‌‌​‌​‌‌‌​​​​​‌‌‌‌​‌‌‌‌​‌​​​​

2025年度・学部別の卒業者と就職者
学部卒業者就職者
法学部837人741人
文学部652人562人
経済学部895人801人
社会学部750人692人
経営学部741人670人
国際文化学部264人238人
人間環境学部352人313人
現代福祉学部220人188人
情報科学部148人109人
キャリアデザイン学部294人265人
デザイン工学部290人140人
理工学部539人315人
生命科学部228人129人
グローバル教養学部83人64人
スポーツ健康学部178人151人
全学合計6,471人5,378人
[1]

この表の就職者数は、卒業者のうち就職した人の人数です。大学院進学など別の進路もあるため、卒業者との差を未内定者数として扱えません。学部ごとに学問や進路の構成も違うので、この二つの人数だけで就活の有利・不利を順位付けしないようにします。

就職率や就職希望者決定率を別の資料で見る場合は、対象年度と、何人を分母にしているかを確認してください。卒業者全員を対象にした割合と、就職を希望する人を対象にした割合は、同じ数字にはなりません。

自分の学部の学びから、説明できる経験を選ぶ

現行の公式学部一覧には15学部が掲載されています。市ケ谷には法、文、経営、国際文化、人間環境、キャリアデザイン、デザイン工、GIS、多摩には経済、社会、現代福祉、スポーツ健康、小金井には情報科学、理工、生命科学の各学部があります。[2]

同じ大学でも、授業、研究、実習、制作で取り組む内容は異なります。大学全体の特徴をそのまま自己PRにする前に、自分が実際に行ったことを選びましょう。学部名だけで専門性や能力が伝わるとは限りません。

自分の経験を探す入口(編集部提案)
取り組み振り返る内容
文献・社会調査何を問い、どの根拠から考えを変えたか
企業・経済分析比較条件をどうそろえ、結論の限界をどう扱ったか
実験・開発条件、検証、自分の担当、改善した点
設計・制作誰の課題に対し、どの案を選び修正したか
実習・対人支援相手を理解し、指導を受けて行動をどう変えたか
語学・異文化学習何を理解・共有するために工夫したか

これは学部ごとの能力を決める分類ではありません。自分の履修や活動に合う入口を使い、経験を一つ具体化します。共同作業なら全体の成果と自分の担当を分け、学習中ならまだ確認できていない点も明示してください。

就職先一覧の年度・学部・職種を分けて読む

例えば経済学部の進路ページには、2025年度の主な就職先として日立製作所、日本政策金融公庫、楽天グループ、農林水産省などが掲載されています。一方、キャリアセンターの経営学部ページは企業例を掲載していますが、ページ本文に対象年度が明記されていません。両者を同じ年度の一覧としてまとめないことが大切です。[3] [4]

企業名が載っていても、全学部から採用されたことや、特定の職種に配属されたことまでは示していません。大学院の実績が混ざる資料もあるため、学部卒の進路を探しているときは、学位と所属も確認します。企業ごとの人数がない一覧から、大手への内定割合を計算することもできません。

進路資料を読むときの確認欄(編集部提案)
確認すること
対象全学・学部・学科・大学院のどれか
時期卒業年度と集計日、過年度合算か
人数卒業・進学・就職・希望者のどれか
企業名会社単位かグループ単位か
仕事内容職種・配属が分かるか、記載がないか

気になる企業が見つかったら、採用ページで応募区分と仕事の内容を調べます。掲載実績は候補を広げる材料であり、同じ大学に在籍していることによる採用保証ではありません。会社の知名度と、自分がその仕事を続けたい理由は分けて考えましょう。

大学名への不安を、確認できる項目に変える

「法政大学ならどこまで応募できるか」と考え続けると、個々の求人を調べる前に選択肢を狭めてしまうことがあります。まず募集要項の応募資格を確認し、条件を満たす候補について仕事内容と選考の準備を比較します。公開されていない採用基準は、大学の実績だけから断定できません。

応募候補は、関心のある仕事、勤務の条件、選考で必要な準備の三つに分けて並べると整理しやすくなります。譲れない条件と、調べてから判断したい条件を分け、分からない点は説明会や相談で確かめましょう。

自己PRには、大学や学部の評価を借りるより、自分の行動を置きます。課題に気づいた理由、試した方法、他者との調整、結果を受けて修正した点を順に整理します。大きな受賞や実績がなくても、具体的な過程を説明する準備はできます。

進学を考える場合は、就職者が多いかだけで判断せず、学びたい内容、研究室、必要な費用や準備を調べます。希望する仕事が学部卒と大学院修了のどちらを募集しているかも、求人ごとの条件として確認してください。

個別相談には、求人と経験のメモを持参する

キャリアセンターの個別相談は基本予約制です。大学の案内では、所属キャンパスにかかわらず利用でき、英語での相談や面接、英文書類に関する相談も紹介されています。予約や利用方法は現行の案内を確認します。[5]

初回から志望企業を一社に決めておく必要はありません。気になる求人、経験を短くまとめたメモ、判断できずにいる点を持っていくと、次に調べる内容を相談できます。学問上の説明の正確さは教員に、応募職種との接点や選考準備はキャリアセンターに相談するなど、問いに応じて使い分けましょう。

相談で使う質問例(編集部提案)
迷い質問例
仕事の違いが分からないこの三つの募集で、さらに確認する項目は何ですか
経験がうまく伝わらないこの説明から、私自身の行動が読み取れますか
進学と就職で迷う比較に必要な情報をどう集めればよいですか
準備が多くて動けない締切から考えると、今週何を優先すべきですか

最初の一週間で、経験一つと候補三つを整える

自分の学部の進路資料で年度と対象を確認し、授業や活動から経験を一つ選びます。次に求人三つの仕事内容、応募条件、締切を並べてください。分かったことと未確認のことを区別して相談すると、その後の企業研究や応募書類の準備に進みやすくなります。

大学全体の実績は、自分の進路を決めるための一つの資料です。学部で実際に取り組んだ経験と、募集されている仕事を照らし合わせ、納得できる候補を増やしていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 法政大学 卒業者の進路状況(過去3年)確認日:2026-09-10 / p1、2025年度2026-05-01、学部6471/5378と15学部人数
  2. 法政大学 学部一覧確認日:2026-09-10 / 15学部・3キャンパス。SSIは独立学部に数えない
  3. 法政大学 経済学部の進路・就職確認日:2026-09-11 / 2025年度企業例、学部全体
  4. 法政大学 学部別就職状況 経営学部確認日:2026-09-10 / 対象年度の本文記載なし
  5. 法政大学 利用方法・個別相談確認日:2026-09-11 / 基本予約制、キャンパス横断、英語相談

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