2025年度の卒業264人・就職238人を確認する

大学の進路表では、2025年度の国際文化学部の卒業者は264人、就職者は238人です。2026年3月卒業者について、2026年5月1日現在でまとめた集計です。まず学部全体の進路人数として読みましょう。[1]​​‌​​‌‌​‌​​‌​​​‌​‌‌‌​‌​‌​​‌​​​‌‌​​‌‌​‌​​‌​‌‌​‌‌‌​​‌‌‌​​‌‌‌‌​​‌​‌

2025年度・国際文化学部の公表人数
項目人数
卒業者数264人
就職者数238人
[1]

就職者の中で外国語を使う職に就いた人、海外に配属された人、大手企業に入った人の人数は、この2つの数字からは分かりません。卒業者と就職者の差を、全員が未内定だったと捉えることもできません。進学など別の進路や個々の事情を含むためです。

自分の進路を考えるときは、国際的な仕事という言葉を使う前に、どんな相手と、何をする仕事を望んでいるかを書いてみます。語学を使う頻度だけでなく、扱う課題や商品への関心まで整理すると、応募先を比較しやすくなります。

企業名から、言語・職種・勤務地の条件へ調べる

キャリアセンターの学部別ページは、サービス、情報・通信、卸・小売、運輸・郵便、製造を上位5業種として掲載しています。進路先の例には武田薬品工業、三菱電機、全日本空輸、日本航空、SCSK、NTTデータ、帝国ホテルなどがあります。対象年度や企業別人数、職種は明記されていません。[2]

この一覧は、2025年度だけの就職先や、国際文化学部向けの優先採用先を示すものではありません。また、航空会社に就職したから客室乗務職、製薬会社だから研究職といった推定もできません。自分が応募できる採用区分を会社の募集情報で確認します。

国際的な仕事を具体化する比較項目(編集部提案)
項目確認すること
関わる相手国内の顧客、海外の取引先、社内の別拠点など誰と働くか
言語の用途文章を読む、説明する、調整するなど何に使うか
職種採用時に決まる担当と入社後に決まる担当
勤務条件勤務先、異動の範囲、研修内容、応募条件

「英語が使える会社」だけで候補を決めず、自分が学んだ地域やテーマに関連する仕事も調べてみてください。同じ言語を使っていても、サービスを提供する仕事と資料を分析する仕事では、示す経験が変わります。

4科目群から、自分が取り組んだテーマを選ぶ

国際文化学部は、情報文化、表象文化、言語文化、国際社会の4科目群を設けています。基幹科目で視野を広げ、専攻科目で専門性を深める構成です。科目の配置は見直される場合があるため、実際の履修は自分の年度の案内で確認します。[3]

学びを就活の説明に変える視点(編集部提案)
科目群取り出す経験
情報文化情報を集め、比較し、目的に合わせて編集した過程
表象文化芸術表現を分析し、背景や受け手の解釈を考えた過程
言語文化言語圏の文化を調べ、単純な印象を見直した過程
国際社会交流や制度の仕組みを調べ、立場の違いを整理した過程

履修科目を列挙するだけでなく、何が疑問で、どんな資料を読み、最初の考えをどう変えたかを説明します。言語と文化を学んだ場合も、特定の国の人は全員同じ考えだとまとめず、個人や場面の違いをどう確かめたかを話す方が、調査の中身を伝えられます。

作品や発表がある人は、何を伝えるためにその表現を選んだかを振り返ります。見る人の前提が違う場合に、説明の順番、注釈、資料をどう変えたかは、言語の点数とは別の説明材料になります。

SAを経験の大きさではなく、実際の行動から話す

学部のSA(スタディ・アブロード)プログラムは、2年次秋学期の留学として案内されています。一方、特定の入試方式で入学した学生についてはSAではなくSJへの参加が必要とされており、全員が同じ制度・経路を経験するわけではありません。[4]

留学先は入学年度や実施年度によって案内を確認する必要があります。例えば2026年7月には新たな受け入れ先が発表されていますが、対象は2026年度以降の入学者です。後からできた制度を自分の在学時の経験として説明せず、自分が実際に参加した時期・内容を整理してください。[5]

留学経験を自己PRに使うなら、滞在した国や期間の紹介は短くし、具体的な場面に進みます。授業で発言するために何を準備したか、意味が伝わらなかったとき何を確認したか、相手の意見を理解するために何を聞いたかが材料になります。

編集部の架空の例:「グループ発表で役割の認識がずれたため、担当と締切を文章にして共有しました。相手の返答を確認し、曖昧だった部分を言い直しました」。これは構成例です。自分の経験にない出来事や成果は加えず、実際にした行動に置き換えてください。

留学以外の経験でも、伝え方や前提の違いを確かめた場面は説明できます。ゼミ、アルバイト、制作活動などから、自分の判断が分かる話を選びます。周囲と同じ題材を使うことより、質問されても事実に基づいて話せることを優先しましょう。

経験と応募する仕事の間に、一つの接点を作る

経験の後には、「その仕事でどう生かしたいか」を続けます。例えば、情報を整理した経験なら、応募職種に資料をまとめて相手の判断を助ける場面があるかを調べます。異なる意見を調整した経験なら、誰と調整する業務なのかまで確認します。

「国際感覚を生かして活躍したい」という結論を急ぐより、扱う業務への関心を一つ具体化しましょう。足りない知識がある場合は、既に理解しているように装わず、何を学ぶ必要があるかも話せると、自分の準備を整理できます。

会社の採用ページで分からないことは、説明会で確認する問いにします。「海外勤務はできますか」だけでなく、「応募職種の若手は、国内外のどの相手とどんな業務を行いますか」のように聞くと、希望との違いも見つけやすくなります。

経験メモと募集条件を、相談で照合する

まず、授業・SA・活動の中から一つの経験を選び、状況、自分の行動、相手の反応、学んだことを短くまとめます。その後、応募候補三つの職種、言語条件、勤務地、締切を並べ、経験を伝えやすい点とまだ分からない点を分けます。

キャリアセンターの個別相談は、所属キャンパスに関係なく利用でき、基本予約制です。英語面談として面接練習や英文履歴書のチェックを希望する人への案内もあるため、必要に応じて利用方法を確認します。[6]

外国語や留学の経験を、他人より優れている証明にする必要はありません。自分が何を確かめ、どんな工夫をしたかを正確に説明し、希望する仕事とのつながりを一つずつ具体化していきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 法政大学 卒業者の進路状況(過去3年)確認日:2026-09-10 / p1、2025年度卒264就職238
  2. 法政大学 学部別就職状況 国際文化学部確認日:2026-09-10 / 対象年度未記載、職種人数不明
  3. 法政大学 科目群紹介確認日:2026-09-11 / 4科目群、基幹/専攻、配置変更注記
  4. 法政大学 SAプログラム確認日:2026-09-11 / 2年秋、SJ対象入試注記。校数等は不使用
  5. 法政大学 SA先大学新設のお知らせ(2026年7月17日)確認日:2026-09-11 / 対象2026年度以降入学者。費用等不使用
  6. 法政大学 利用方法・個別相談確認日:2026-09-11 / 全キャンパス、予約、英語面談案内

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