2025年度の卒業・就職人数を3学科で確認する

法政大学の進路表では、2025年度の法学部は卒業者837人、就職者741人です。対象は2026年3月卒業者で、2026年5月1日現在の集計です。学科ごとに分けると以下の人数になります。[1]​‌​‌​​​​​‌‌​‌‌​‌​​​‌‌​​‌‌​‌‌‌​​​‌​‌‌​​‌​‌​​​​​‌‌​​​​​​‌​​‌​‌‌‌‌​

2025年度・法学部の学科別人数
学科卒業者就職者
法律学科512人441人
政治学科185人174人
国際政治学科140人126人
法学部合計837人741人
[1]

この表は、司法試験や公務員試験の合格率、希望企業への内定率を示すものではありません。進学や試験準備など別の選択もあるため、卒業者と就職者の差をすべて未内定者と解釈しないようにします。

進路を考える際は、どこに多く就職しているかだけでなく、自分がどんな問題に関わりたいかを整理します。資格を取って専門職を目指す道と、企業や行政組織の一員として働く道では、必要な準備や時間が変わります。

3学科の学びを、判断の方法として説明する

法律学科は、法の基礎から応用へ進み、当事者、相手側、第三者の視点で考えることを重視しています。6つのコースは履修の目安となるガイドライン型で、科目選択を一律に制限する仕組みとは区別されています。[2]

政治学科は、政治理論だけでなく公共政策、コミュニティ、メディアなどの問題を扱います。国際政治学科は、アジア国際政治とグローバル・ガバナンスの2コースを設け、国際的な課題と英語での学びを組み合わせています。[3] [4]

学びを自己PRへつなぐ問い(編集部提案)
学科経験を振り返る視点
法律同じ事実を異なる立場から捉え、根拠を比較したか
政治問題の仕組みを調べ、政策の効果や限界を考えたか
国際政治国や組織の異なる事情を整理し、協力の条件を考えたか

専門の用語を多く使うことより、実際に自分が取り組んだ問いを選ぶことが大切です。何が争点で、何を調べ、当初の考えをどこで見直したかを話すと、学科名だけでは分からない学び方を示せます。履修しただけの知識と、調査や議論で自分がしたことも分けましょう。

企業の法務部だけに進路を限定しない

キャリアセンターの学部別ページは、情報・通信、サービス、公務、金融・保険、卸・小売を上位5業種に挙げています。企業例には大林組、TOPPAN、日本電気、三菱商事、三井住友銀行、日本航空、アマゾンジャパンなどがあります。掲載対象年度、企業別人数、職種は明記されていません。[5]

企業例を2025年度だけの採用内訳とは扱えません。また、法学部卒業者が法務部に配属されたという意味でもありません。募集職種を確認し、顧客との調整、制度や契約の理解、情報の整理など、どんな業務に関心があるかを調べます。

企業選びで確認する項目(編集部提案)
項目比較すること
仕事内容誰のどんな問題に対応する役割か
職種・配属応募時に決まる範囲と、入社後の配属の決め方
必要な準備試験、応募書類、語学などの条件
働き方勤務地、異動、研修などを募集区分ごとに確認

企業への志望理由では、学んだ法律の名称と会社名をつなげるだけで終わらせないようにします。その会社の事業のどこに関心があり、応募する仕事で何をしたいかを先に明確にすると、学びを使う場面も考えやすくなります。

公務員・法曹・企業は、準備の予定を別に持つ

公務員を目指す場合は、行政機関の名称だけでなく、採用区分、応募資格、試験内容、選考日程を確認します。同じ自治体でも区分によって条件が違うことを想定し、自分が応募する募集要項を保存して比較しましょう。

法学部で学んだ知識と、試験で必要な範囲は同じとは限りません。企業への応募と並行するなら、筆記の準備だけでなく書類や面接の日程も一つの表に入れます。進路ごとに「次の締切」と「それまでに仕上げるもの」を決めると、準備が偏りにくくなります。

法律学科は、法律専門職を目指す学生向けに、正規カリキュラムとは別の法職講座を紹介しています。専門知識に加え答案の書き方などを学ぶ場として案内されていますが、受講が資格や採用の取得を保証するものではありません。対象や開講内容は最新の案内で確認します。[2]

法曹などの専門職を検討する人は、必要な学習・試験の経路と費用、目指す理由を整理して相談しましょう。周囲が試験を受けるからという理由だけで決めず、資格を得てどのような仕事に関わりたいかまで考えることが判断材料になります。

議論の経験は、相手を言い負かした話にしない

ゼミや授業の討論を自己PRに使う場合は、勝ち負けより、争点をどう整理して理解を進めたかを話します。自分と違う意見のどの部分に理由があったか、議論が止まった際に何を確認したかを振り返ってください。

編集部の架空の例:「班で政策案を比較した際、同じ言葉を違う意味で使っていると気づきました。対象者と評価項目を先に整理し、各案の利点と課題を同じ表で比べ直しました」。これは構成を示す架空の例です。自分が実際にしたことに置き換え、班の成果を一人の実績として書かないようにします。

この話から伝えられるのは、論理的という抽象的な評価だけではありません。前提のずれを確認し、相手と比較の基準をそろえる行動です。応募職種にも似た調整があるかを調べ、仕事に使う場面を一つ考えてみましょう。

今日の準備は、進路別の締切と経験一つを整理する

企業、公務、専門職のうち検討している進路を並べ、必要条件、次の締切、今週することを書きます。あわせてゼミや授業の経験を一つ選び、争点、根拠、自分の行動、考えが変わった点を短くまとめましょう。

キャリアセンターの個別相談は、所属キャンパスに関係なく利用でき、基本予約制です。利用案内とキャリア就職システムでの予約を確認し、候補と経験メモを持参すると、進路の比較や応募準備を具体的に相談できます。[6]

法律や政治を学んだ経験の伝え方は一つではありません。知識を持っていることと、自分が根拠を確かめて行動したことを組み合わせ、希望する仕事との接点を探していきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 法政大学 卒業者の進路状況(過去3年)確認日:2026-09-10 / p1、2025年度法837/741と3学科
  2. 法政大学 法律学科の特色確認日:2026-09-11 / 3視点、6ガイドラインコース、法職講座
  3. 法政大学 政治学科の特色確認日:2026-09-11 / 政策・コミュニティ・メディア等
  4. 法政大学 国際政治学科の特色確認日:2026-09-11 / 2コースと英語。政治の旧科目群記述不使用
  5. 法政大学 学部別就職状況 法学部確認日:2026-09-10 / 対象年職種人数未記載
  6. 法政大学 利用方法・個別相談確認日:2026-09-11 / 全キャンパス、予約制

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