2025年度の進路を、学部2学科に分けて確認する

法政大学の進路表では、2025年度の情報科学部は卒業者148人、就職者109人です。2026年3月卒業者について、2026年5月1日現在で集計した値です。学科別の人数を分けると次のようになります。[1]​​​​​​‌​​‌‌‌​‌​‌​‌‌‌​​‌​‌​​‌​‌​‌‌‌​‌‌​​​‌‌​‌‌​​‌​‌​​‌‌‌​‌‌‌​‌​​‌

2025年度・情報科学部の学科別人数
学科卒業者就職者
コンピュータ科学科76人52人
ディジタルメディア学科72人57人
学部合計148人109人
[1]

この人数から、開発職や研究職に就いた割合、希望企業に内定した確率は分かりません。卒業者と就職者の差をすべて未内定と見ることもできません。学部卒で働くか、大学院などで専門を深めるかという進路の違いも含めて考えます。

大学の企業一覧を見る際には、学部卒業者と大学院修了者が同じ欄に含まれていないかを確認してください。特に情報科学部の進路ページには、大学院および過年度分を含む一覧があります。自分が応募できる学位条件と同じとは限りません。[2]

2学科と3コースは、同じものとして扱わない

コンピュータ科学科は、ソフトウェア・ハードウェア、セキュリティ、ネットワークなどのコンピュータ技術を学びます。ディジタルメディア学科は、映像・音声などを扱う基盤技術、CG、信号処理、データの解析や活用を学ぶ構成です。[3] [4]

一方、コース制度ではコンピュータ基礎、情報システム、メディア科学の3コースが設けられ、入学した学科に関係なく選択できることが紹介されています。学科名だけで、受講した内容や関心を一律に決める必要はありません。[5]

専門を説明するための振り返り(編集部提案)
学習の方向具体化すること
コンピュータの基盤処理速度、安全性、正しさなど何を確かめたか
人と情報システム誰がどの場面で使う仕組みを考えたか
画像・音声・データ何を入力し、どの指標で結果を比較したか

カリキュラムは2022~2025年度入学生用と2026年度以降入学生用に分けて掲載されています。履修条件や科目名は自分の入学年度の資料で確認し、新課程の科目を以前から全員が履修しているように説明しないことが大切です。[6] [7]

プロジェクトや開発経験は、検証した内容まで説明する

新旧双方のカリキュラム紹介には、1年次から専門領域に取り組める「プロジェクト」と、プログラミングや回路設計、CGなどの演習が紹介されています。受講した人は、完成物の紹介に加え、途中で何を試して改善したかを整理してみましょう。[6] [7]

例えば、アプリなら誰の困りごとを扱ったか、分析ならどんな問いに答えるためのデータだったかを最初に説明します。使った言語やライブラリは、その目的に必要だった理由を添えると、技術名の羅列になりにくくなります。

開発・研究を説明する一枚メモ(編集部提案)
項目残す情報
目的対象者、課題、作ろうとしたもの
担当自分が設計・実装・調査した範囲
比較別の方法を試した理由と結果
検証動作確認や評価の条件、分かった限界
改善残った問題と次に試す方法

編集部の架空の例:「画像を分類する課題で、全体の正答率だけを見ていました。分類ごとの誤りを調べると一部に偏りがあり、データの分け方と評価方法を見直しました」。これは構成例です。自分にない成果や数値は追加せず、実際の課題の記録に置き換えてください。

チーム制作は担当範囲を明記し、公開できる資料だけを使います。まだ試作の段階なら、実運用されたと書かず、どこまで動作を確認したかを伝えます。動かない条件を把握していることも、説明の正確さにつながります。

IT企業という括りから、応募する役割へ絞り込む

キャリアセンターの学部別ページでは、情報・通信、サービス、製造などが上位業種として掲載されています。企業例には日本電気、日立製作所、TIS、NTTデータ、コナミデジタルエンタテインメント、コーエーテクモゲームスなどがあります。対象年度、各社への人数、配属職種は明記されていません。[8]

ゲーム会社に就職したからゲーム開発職、メーカーだから研究職といった推定はできません。会社名を見た後は、ソフトウェア開発、基盤運用、データ分析、技術支援など、どの採用区分に関心があるかを調べます。これらは求人を比較する観点で、学部の職種別実績ではありません。

採用情報では、対象学位、必要な経験、試験や提出物、入社後の研修を確認します。研究を深めたい場合は、希望する分野と大学院の研究室を調べる一方、学部卒でも挑戦したい仕事があるなら、その募集条件を具体的に見て判断します。学科内の周囲と同じ進路である必要はありません。

学校推薦と、学習・就職の相談を使い分ける

情報科学部の進路ページには、就職ガイダンス、卒業生の体験談、企業説明会、書類・面接の指導、卒業研究指導教員による個別相談、学校推薦制度が紹介されています。学校推薦を検討するときは、その年度の対象求人と応募条件を確認してください。[2]

推薦を受ければ必ず採用されるとは限りません。応募後の扱いや、他社との併願について分からない場合は、申込み前に担当窓口で確認します。自分の希望と企業の仕事が合うかを調べる過程は、自由応募でも推薦でも必要です。

学習や学生生活で困っている場合には、学生・教員・相談員が協働するGBC(ガラス箱オフィスアワーセンター)があります。授業や課題の理解、履修などの相談を紹介しており、利用時間は最新案内で確認できます。技術面の不安を一人で抱えず、学びの相談と就活の相談を分けて使いましょう。[9]

今週は、一つの成果物を他の人に説明してみる

まずプロジェクトや課題を一つ選び、一枚メモを作ります。技術分野に詳しくない相手にも、目的と自分の担当が伝わるかを確かめてください。説明を求められた点は、研究概要や応募書類で補う候補になります。

その後、応募先三つの職種、対象学位、提出物、締切を比べます。研究室や学部の相談には、成果物だけでなく、その比較表も持っていくと、どの経験を詳しく話すかを整理しやすくなります。

情報技術のすべてを知っている必要はありません。現在できることと、調べながら取り組んだこと、まだ学ぶ必要があることを分けて話せる状態を作りましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 法政大学 卒業者の進路状況(過去3年)確認日:2026-09-10 / p1、2025年度148/109、CS76/52、DM72/57
  2. 法政大学 情報科学部 卒業後の進路確認日:2026-09-11 / 就職支援。企業一覧は院/過年含む注意。図は不使用
  3. 法政大学 コンピュータ科学科確認日:2026-09-11 / 技術分野の本文
  4. 法政大学 ディジタルメディア学科確認日:2026-09-11 / 映像音声/CG/データ分野本文
  5. 法政大学 コース制度確認日:2026-09-11 / 2学科横断3コース
  6. 法政大学 カリキュラム 2022~2025年度入学生確認日:2026-09-11 / プロジェクト・演習と対象年度
  7. 法政大学 カリキュラム 2026年度以降入学生確認日:2026-09-11 / 新課程とプロジェクト
  8. 法政大学 学部別就職状況 情報科学部確認日:2026-09-10 / 年度/職種人数不明、企業例
  9. 法政大学 GBC確認日:2026-09-11 / 学習・生活相談、学生教員相談員協働

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