全体の就職率97.5%は、就職希望者に対する割合

2025年度の全体進路
項目人数・率
卒業者4,522人
就職希望者3,907人
就職決定者3,811人
就職率97.5%
進学決定者260人
その他308人
進路不明143人
[1]

対象は2026年3月卒業者で、2025年9月卒業者を含みます。就職率は就職希望者に対する決定者の割合で、卒業者4,522人全員が就職した割合ではありません。進学やその他の進路と区別して読みましょう。[1]​‌​‌​‌​‌​‌‌‌​​‌​‌​‌​​‌​‌​​‌​​‌‌‌‌‌​​‌‌‌‌​‌​​‌​​‌‌‌‌​​​‌‌‌‌​‌​‌​​

就職希望者は進路を希望する人の数であり、就職・進学・その他・不明にさらに足す項目ではありません。また、その他や不明の人をすべて就職に失敗した人と判断することはできません。

大学全体の率だけでは、自分が希望する業界や職種で採用される可能性は分かりません。所属学部の状況と、実際の求人の条件を確認することが必要です。

学部別の就職と進学を比べる

2025年度学部別進路(公式掲載値)
学部就職希望者就職決定者就職率進学決定者
文学部※788人768人97.5%42人
異文化コミュニケーション学部122人113人92.6%14人
経済学部593人579人97.6%16人
経営学部362人356人98.3%16人
理学部130人128人98.5%114人
社会学部486人477人98.1%5人
法学部505人487人96.4%17人
観光学部311人307人98.7%5人
コミュニティ福祉学部363人358人98.6%14人
現代心理学部247人238人96.4%17人
[1]

※文学部にはGlobal Liberal Arts Program(GLAP)が含まれます。表は学部単位の集計で、学科・専修・職種ごとの率ではありません。率の小さな差だけで学部の優劣を決めず、進路の種類や規模も合わせて確認します。[1]

理学部は就職128人に加え進学114人が示されています。進学を就職に足して率を作るのではなく、研究を続ける道と働く道があると読み取ります。進学の目的や出願条件は、希望する先で別に確かめましょう。[1]

現行12学部と2025年度の統計対象は異なる

現在の大学公式一覧には12学部が掲載されています。スポーツウエルネス学部は2023年4月に旧コミュニティ福祉学部の学科を改組して開設され、環境学部は2026年4月に開設されています。[2] [3] [4]

上の2025年度進路表には、スポーツウエルネス学部や環境学部の単独の数値はありません。表にないから現在も学部がないという意味ではなく、新設・改組と卒業年度の違いを確認する必要があります。[1] [3] [4]

スポーツウエルネス学部の公式サイトにある主な就職先一覧は、前身のコミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科の卒業生と注記されています。これを新学部の単年度実績として扱わないようにしましょう。[5]

現在の学科・コースと、自分に適用される入学年度のカリキュラムが違う場合もあります。制度の名前だけで、自分や過去の卒業生がその学びを経験したと決めず、所属と年度を確認してください。

所属学部での経験から、仕事選びの入口を作る

学部の学びと振り返りの入口
学部経験を整理する観点
文学・異文化コミュニケーション文献や言語、文化を理解し、根拠をもって伝えたこと
経済・経営経済や企業の課題を分析し、判断・提案したこと
理学・環境自然や社会の課題を、資料や科学的な方法から考えたこと
社会・法社会の問題や制度を、複数の立場から検討したこと
観光・コミュニティ福祉地域や生活者に関わる課題を調べたこと
現代心理・スポーツウエルネス心や身体、表現や活動を、観察・分析・実践で考えたこと
[2]

表は就職先の割り振りではなく、経験を振り返るための入口です。同じ学部でも取り組む課題は違います。手元のレポート、実験記録、制作物、実習記録から一つ選び、目的と自分の行動を整理しましょう。

学部名と同じ名前の職業に限る必要はありません。調査、分析、説明、提案、協働などの行動が、応募する業務でどう使われるかを確認すると、仕事との接点を考えやすくなります。

大手を含む就職先は、職種と条件まで調べる

2025年度の全学部の就職先一覧には、全日本空輸、東京都特別区、りそなグループ、国家公務員一般職、アクセンチュア、みずほフィナンシャルグループ、日本電気、日本航空、NTTデータグループ、楽天グループ、JTBなどが掲載されています。[1]

大学は学部別にも決定者数の多い20の就職先を掲載していますが、一覧には個社人数や担当職種が示されていません。会社名だけで希望する配属を推定せず、企業・機関の採用情報を確認しましょう。グループ名と個々の法人も区別します。[1]

大手企業への実績があることは、本人の内定保証ではありません。一方、大学名や学歴への不安だけで候補を減らす必要もありません。応募条件、業務、経験との接点を一つずつ確かめることが、現実的な準備になります。

キャリアセンターと学部の支援を組み合わせる

立教大学は1年次から参加できるキャリア支援を設け、キャリアセンターと学部の両方で支援を行っています。個人相談は学年を問わず利用でき、立教就職Naviでは求人や先輩の就職活動体験談などを確認できます。[6]

エントリーシート、面接、グループディスカッションなどの対策講座も案内されています。学部ごとの専門性を生かした企画もあるため、現在の募集や開催情報は学内の案内で確認しましょう。[6]

支援の紹介ページには2024年度の実績や実施例も掲載されています。2025年度の就職統計と混ぜず、イベントや科目が現在も同じ内容で実施されているとは限らないことを踏まえて確認します。[6]

経験・求人・相談の3つをつなげて進める

今日からできる準備
順番行うこと
1学部で取り組んだ課題を一つ選ぶ
2目的・方法・自分の役割・結果を短く書く
3求人を一つ読み、業務と条件を記録する
4経験との接点と不足する情報を整理する
5相談や説明会で確かめる問いを作る

進路がまだ決まっていなくても、先にすべての業界を理解する必要はありません。一つの経験と一つの求人から始め、比べたい候補を増やします。働く条件とやりたい業務は別の欄に書くと、希望を整理しやすくなります。

研究や資格に関わる進路を考える場合は、必要な学修や試験条件を別に調べます。一般の就職率だけで条件や見通しを判断せず、専門の相談先と募集情報を確認してください。

立教大学で学んだことを、大学名や制度の名前だけで説明するのではなく、本人が考え、動いた事実として伝えましょう。過去の実績を入口に、今の自分と仕事を具体的に照らし合わせることが大切です。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 立教大学 就職・進学データ確認日:2026-09-11 / 2025年度全体/学部別進路と就職先、文学GLAP含
  2. 立教大学 学部学科の一覧確認日:2026-09-11 / 現行12学部とGLAP。2025卒統計とは構成が違う
  3. 立教大学 2023年4月スポーツウエルネス学部開設確認日:2026-09-11 / 旧学科から独立
  4. 立教大学 2026年4月環境学部開設確認日:2026-09-11 / 2026年5月11日公式開設報告
  5. 立教大学 スポーツウエルネス学部 資格・キャリア・就職確認日:2026-09-11 / 主な就職先は旧コミュニティ福祉学部学科卒業生
  6. 立教大学 キャリア・就職支援確認日:2026-09-11 / 個人相談、Navi、講座、学部支援。統計等2024は混合しない