就職833人・進学1026人・研修医134人を分けて読む

令和7年度学群・学類卒業者の進路・2026年5月1日現在
区分人数
卒業者2189人
就職者833人
研修医134人
進学者1026人
研究生等・留学・帰国11人
資格試験等準備・他185人
[1]

就職者833人の内訳は、企業687人、教員37人、公務員87人、独立行政法人等22人です。医学類の研修医134人は、就職とは別の欄で数えられています。進学1026人のうち本学大学院は950人で、進学者の内数です。[1]​​​‌‌‌‌​‌​​‌​​​​‌‌‌​​​​​‌‌​‌​‌‌‌‌‌‌​‌​‌‌‌‌​​‌‌‌​​​​‌​​‌‌‌‌‌‌​‌​‌

就職希望者数はこの資料にありません。そのため、就職者833人を卒業者2189人で割った値を、就職を希望する人の就職率として示すことはできません。進学や研修医などの進路を、就職できなかった人数としてまとめることも避けましょう。[1]

これは学群・学類の卒業者の集計です。大学院の修士・博士課程修了者の就職先とは別に確認します。大学全体で有名企業への実績が見つかっても、自分の学類卒業時の実績か、大学院修了後かを確かめる必要があります。

自分の学群・学類に合う進路情報へ進む

筑波大学では、学士課程の教育組織として学群と学類が設けられています。総合学域群は1年次の学びを経て2年次から各学類等へ進む仕組みで、卒業後の進路を読む際は進級先の組織を確認します。[2]

学群ごとに確認したい違い
学群等進路を見るときの焦点
人文・文化学群人文、比較文化、日本語・日本文化の3学類を分ける
社会・国際学群社会と国際総合、企業・公務員・進学を確認する
人間学群教育、心理、障害科学の学びと免許・専門職を区別する
生命環境学群生物、生物資源、地球の進学と学類卒就職を分ける
理工学群6学類と総合理工学位プログラム、大学院修了後を区別する
情報学群情報科学、情報メディア創成、知識情報・図書館を分ける
医学群医学の研修医、看護の職種、医療科学の進学を確認する
体育専門学群企業就職、教員、進学と競技継続を別々に考える
芸術専門学群就職、進学、創作の方向と制作・研究経験を整理する
学際サイエンス・デザイン専門学群マレーシアの新設組織として実績と教育の説明を分ける
[1] [2] [5] [9]

学群の中でも進路の比率は異なります。例えば令和7年度の情報科学類は就職23人・進学70人、知識情報・図書館学類は就職69人・進学47人です。同じ情報学群という理由で、一方の人数をもう一方の実績として扱うことはできません。[1]

マレーシアの学際サイエンス・デザイン専門学群は2024年9月開設の4年課程です。確認した令和7年度進路表には独立した行がなく、別組織であるグローバル教育院の実績を移すことはできません。連携企業も卒業生の就職先とは区別します。[1] [2] [5]

就職先の名前は、年度と学類を添えて確認する

情報メディア創成学類の2025年度の就職先一覧には、日本電気、日立製作所、LINEヤフー、ドワンゴなどが掲載されています。知識情報・図書館学類の令和7年度資料には、野村総合研究所、図書館流通センター、国立国会図書館などがあります。いずれも、その学類の実績として読む情報です。[7] [8]

国際総合学類のページも、令和7年度の就職先と平成18年度から令和6年度までをまとめた一覧を分けています。長期間の掲載先を、一年度の実績や大学全体の大手就職率として扱わないようにしましょう。[6]

大手企業を考える場合は、企業名に加えて募集職種、担当する仕事、必要な条件を確認します。卒業生の入社実績は採用の保証ではなく、配属された職種も名称だけでは分かりません。自分の経験と接点のある業務を調べることが、志望理由の具体化につながります。

求人や選考条件を調べる際は、同じ企業でも学士と修士、職種や募集地域で条件が違うことがあるため、自分が応募する枠を確認してください。学群名だけで選択肢を狭めず、仕事内容まで見て判断しましょう。

資料の人数が違うときは、無理に一つにまとめない

今回確認した国際総合学類の令和7年度の人数は、全学表が卒業74人・就職47人・進学13人、学類ページが卒業69人・就職44人・進学14人と異なっています。差の理由は確認できていません。本記事の人数は、確認日が明記された全学表を基準としています。[1] [6]

医療科学類でも、医学群2027案内の画像にある令和7年度進学割合と、全学表の卒業33人・進学26人が一致しません。本記事では人数と確認日を示した全学表を用い、異なる割合を混ぜていません。[1] [10]

一方、知識情報・図書館学類では、企業・自営業58人と公務員・図書館・学校等11人という独自の分類があり、合計69人は全学表の就職者数と一致します。分類名が異なる場合は、企業区分だけを切り取って同じ意味だと考えず、表全体を確認することが大切です。[1] [8]

研究・実習・制作を、判断の過程として伝える

経験を整理するときの観点
経験具体化すること
研究・実験問い、方法、結果、限界、次に確かめたいこと
調査・フィールドワーク対象の選び方、得た情報、解釈、関係者との協働
制作・開発目的、利用者、自分の担当、案を変えた理由、検証
実習・競技・支援課題、役割、相談や連携、見直した行動

大学での学びを説明するときは、専門用語の前に、何を明らかにしたかったか、誰の何を改善したかったかを示します。成果の大きさだけでなく、自分がどの根拠で判断したかを話すと、経験の内容が伝わりやすくなります。

チームの研究や制作では、全体の成果と自分の担当を分けます。教員や先輩から教わったことを、自分だけで考えたように説明しないことも大切です。結果が出ていない活動は、途中で分かったことや次の課題を正確に伝えましょう。

芸術専門学群は制作と論文の両方を重視していますが、作品や実験の経験を言葉にする準備は、どの学群でも役立ちます。見せる資料と、その意図を説明する言葉を一緒に整えてください。[9]

学類の教員と全学のキャリア支援を組み合わせる

キャリア支援チームは、授業、ガイダンス、個別相談などに加え、学類・専門学群の教員との連携を案内しています。BHE Info Hubでは企業、研究所、官公庁、学校、NPOなどに関する情報や書籍を扱っています。[3]

キャリア相談は、就職だけでなく進学・留学などの進路、応募書類や面接の準備にも対応しています。内容がまだ整理できていない場合も相談でき、月曜から金曜の45分枠と案内されています。現在の予約方法や利用形態は公式案内で確認してください。[4]

専門分野や大学院については学類の教員に、応募書類の伝わり方や募集情報との接点はキャリア相談に持ち込むなど、相談内容を具体化します。完成した書類だけでなく、経験メモや迷っている候補を示すと、次に調べることを決めやすくなります。

今日の一歩は、自分の学類の進路を確認し、最近の研究や活動を一つ書き出すことです。その経験と気になる募集情報を並べ、仕事で取り組みたいことと、これから学ぶべきことを整理していきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 筑波大学 令和7年度学群・学類卒業者進路状況確認日:2026-09-11 / 2026年5月1日現在、全2189人、研修医別
  2. 筑波大学 学群・学類確認日:2026-09-11 / 現行組織、総合学域群の位置づけ
  3. 筑波大学 キャリア支援チーム確認日:2026-09-11 / BHE Info Hub、学類との連携
  4. 筑波大学 キャリア相談確認日:2026-09-11 / 45分、進路・ES・面接
  5. 筑波大学 UTMy About UTMy確認日:2026-09-11 / 2024年9月開設4年課程
  6. 筑波大学 国際総合学類 主な就職先確認日:2026-09-11 / R7一覧と過年度合算、人数全学と不一致
  7. 筑波大学 情報メディア創成学類 卒業後の進路確認日:2026-09-11 / 2025学類卒業者、企業20進39
  8. 筑波大学 令和7年度知識情報・図書館学類卒業生の進路先確認日:2026-09-11 / 企業等実績
  9. 筑波大学 芸術専門学群 教育目標確認日:2026-09-11 / 制作と論文、進路
  10. 筑波大学 医療科学類 卒業後の進路確認日:2026-09-11 / 2027案内17頁、R7進学割合と全学表の差