就職163人・進学47人の内訳を確認する

令和7年度体育専門学群・2026年5月1日現在
区分人数読み方
卒業者255人就職以外の進路も含む
就職者163人企業138・教員15・公務員9・独立行政法人等1
進学者47人うち本学大学院44人
資格試験等準備・他45人就職者とは別の区分
[1]

就職希望者数が掲載されていないため、この表から希望者を分母とした就職率は計算できません。また、企業138人の中で競技を続ける人が何人か、一般の職務に就く人が何人かまでは分かりません。人数を見て、自分と同じ競技や希望職種の実績だと読み替えないようにします。[1]​‌‌​​​‌‌‌​​‌‌‌‌‌​‌​‌‌‌​​​‌​​‌​‌​​‌‌‌‌‌‌‌‌​​​‌​‌​​‌‌‌​‌​​​‌​​‌​‌‌

進学47人に本学大学院44人を足すことはできません。本学大学院への進学者は進学者の内数です。研究や指導について学びを深めたい場合は、大学院で取り組む内容と修了後の希望を確認し、就職だけでなく進学を選ぶ理由も整理しましょう。[1]

学群の進路紹介には、大学院を経て教員になる人も含めた説明があります。それは卒業直後の教員15人とは集計の考え方が異なります。教員になる可能性を検討するときも、卒業時点の人数と、その後の進路を分けて読む必要があります。[1] [3]

掲載企業を、応募先を調べる入口にする

体育専門学群の進路紹介には、ミズノ、アシックス、トヨタ自動車、伊藤忠商事、日本放送協会など、スポーツ関連に限らない企業・組織が掲載されています。ただし、一覧の対象期間や各社の人数は明記されていません。令和7年度の就職先一覧や、大手企業への就職率として扱うことはできません。[3]

同ページの進路比率表は2013年度から2023年度の掲載です。本記事の令和7年度の人数は、大学全体の最新の学群・学類別資料から確認しています。資料ごとに対象年度が異なるため、会社一覧と人数を一つの年度にまとめて解釈しないようにしてください。[1] [3]

企業を調べるときは、選手として働くのか、指導や運営に関わるのか、スポーツ以外の業務に就くのかを確認します。企業名だけでは、競技活動の条件や実際の担当業務は分かりません。採用担当者への質問も、勤務と競技の関係、配属、入社後の育成など、希望に沿って具体化しましょう。

大手企業を志望するときも、競技成績や大学名だけで採用されるとは考えず、募集職種に必要な理解を深めます。どのような顧客に何を提供する仕事かを調べ、自分が学んだことや経験した判断との接点を見つけてください。

スポーツの経験に、科学的な学びを加えて説明する

カリキュラムの3分野と振り返る経験
分野学びの方向説明したいこと
体育・スポーツ学人文・社会科学の方法でスポーツを考える制度や組織、文化をどう調べたか
コーチング学運動の特性や指導方法を考える相手や条件に合わせて方法をどう変えたか
健康体力学自然科学の方法で運動・健康を考える測定や分析から何を判断したか
[2]

体育専門学群では、実技だけでなく、研究や指導に必要な理論・方法も学びます。就活では「長く競技を続けた」だけでなく、どのような知識を使って練習、指導、分析を見直したかを説明すると、大学で学んだ内容が伝わりやすくなります。[2]

測定を行った経験なら、何を測り、どの条件をそろえ、結果から何を言えると考えたかを整理します。数字が良くなったことだけでなく、測り方の限界や別の要因をどう考慮したかも、自分の判断を示す材料になります。

指導を経験した人は、相手の技術や理解に合わせて説明を変えた場面を振り返りましょう。自分に合った方法を一方的に教えたのではなく、反応を確かめながら方法を修正した経験を具体化すると、他者と働く際の行動が伝わります。

4つの履修モデルを、進路比較に使う

キャリア支援科目には、教員、公務員、コーチ、ビジネスの4つの履修モデルコースがあります。学校での体育、地域の政策、競技指導、スポーツ産業など、異なる立場から学ぶ構成です。履修モデルは就職先が決まる仕組みではなく、希望する進路に必要な学びを考える手がかりになります。[2]

進路を比較するときの確認項目
方向確認したいこと
教員免許に必要な履修、実習、採用試験の条件
公務員希望自治体・機関の採用区分と仕事内容
コーチ・競技継続担当する役割、活動と勤務の条件、将来の選択肢
ビジネス募集職種、顧客、入社後に学ぶ内容
[2]

競技継続を考える場合は、続けるか辞めるかだけでなく、どの程度の時間を競技に使いたいか、仕事とどう両立したいかを整理します。分からない条件は募集情報や面談で確認し、実際に選べる選択肢を増やしましょう。

研究に関心があるなら、大学院で深めたい課題と指導を受けたい分野を調べます。競技が好きという気持ちに加え、研究として何を明らかにしたいかを説明できると、進学と就職の比較も具体的になります。

勝敗だけでなく、自分が変えた行動を伝える

競技経験を自己PRにするなら、課題、自分の役割、試した方法、周囲との協働、結果、残った課題の順に整理します。チームの成績と自分の貢献を混ぜず、どの行動を担当したかを明らかにしてください。主将や中心選手でなくても、実際の役割から説明できます。

試合に出られない時期や結果が出なかった経験でも、状況をどう捉え、何を変えたかは振り返れます。苦しい経験を無理に成功談へ変える必要はありません。判断したことと学んだことを、事実に沿って説明しましょう。

競技の話だけで応募書類が埋まる場合は、授業の研究、発表、測定、指導などから別の経験も選びます。異なる場面の経験を整理することで、自分がどんな環境で考え、他者と協力するのかを説明しやすくなります。

競技日程と選考準備を一つの予定表にする

学群の進路紹介では、競技の継続と就職、引退後のキャリアなどスポーツに取り組む学生特有の課題を踏まえた支援を説明しています。全学のキャリア相談でも、進路、応募書類、面接について相談できます。現在の利用方法は公式案内で確認してください。[3] [4]

今日の準備は、競技・授業・実習の予定と、応募したい先の締切を同じ表に並べることです。そのうえで経験メモを一つ作り、「競技を知らない相手にも判断の内容が伝わるか」を相談で確かめましょう。競技生活を大切にしながら、卒業後の仕事を具体的に選ぶ準備を進めていけます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 筑波大学 令和7年度学群・学類卒業者進路状況確認日:2026-09-11 / 体育専門学群、2026年5月1日現在
  2. 筑波大学 体育専門学群 カリキュラム確認日:2026-09-11 / 3分野、4キャリア履修モデル
  3. 筑波大学 体育専門学群 卒業生の進路紹介確認日:2026-09-11 / 企業等一覧は対象期間不明。比率2013〜2023。競技とキャリア支援
  4. 筑波大学 キャリア相談確認日:2026-09-11 / 進路・応募書類・面接