日大の就活は、大学全体の評判より自分の学部と応募職種から考える

「日大から大手企業へ行けるのか」「大学名だけで落とされるのでは」と不安なとき、大学全体の評判を調べ続けても、自分が応募する職種の準備にはつながりにくいことがあります。まず自分の学部の就職先と、企業の募集職種を照らし合わせましょう。

日本大学は16学部に加え、短期大学部・通信教育部などを持つ大学です。同じ日大でも学ぶ分野が幅広いため、全学部の実績をそのまま自分の学部の実績と考えないことが大切です。[1]

本記事では、日大生が公式の進路情報と学内支援を使って、応募先と準備を整理する順番を紹介します。特定企業の学歴による選考運用や、個人の内定確率を断定するものではありません。

令和7年度の公式就職先は、学部ごとの欄で確認する

大学は令和7年度卒業生・修了生の主な就職先を公表しています。例えば法学部の欄にはトヨタ自動車・NTTデータ・東京都庁、経済学部には三井住友銀行・アクセンチュア、芸術学部には東映アニメーション・日本放送協会などが掲載されています。[2]

これらは掲載された就職先の例です。学科別人数、採用職種、選考経路、学部卒と大学院修了者の内訳まで、この一覧からは判断できません。掲載先への就職実績があることと、現在その企業で応募できる職種があることも分けて確認してください。

就職先一覧を使う順番(編集部作成)
手順確認内容
1 自分の学部を選ぶ他学部や全学総合の企業名を混ぜない
2 気になる企業を数社選ぶ有名企業だけでなく仕事内容に関心のある企業も選ぶ
3 現在の募集要項を読む卒業年度、募集職種、勤務地、応募条件を確認する
4 学内情報を調べる求人票、先輩の活動報告、相談窓口で不足情報を補う
5 応募と準備を決める締め切りと必要書類を記録し、行動日を決める

16学部の情報を、進路の違いに合わせて読む

学部ごとに追加確認したい観点(編集部作成)
学部自分の状況に合わせて確認すること
法学部民間企業と公務員の応募・試験準備をどう組み合わせるか
文理学部所属学科、教職や大学院進学の予定を分けて考える
経済学部・商学部金融以外も含めて、職種と学んだ内容の接点を調べる
芸術学部作品提出のある採用と、一般職種の採用を区別する
国際関係学部語学を使う場面、勤務地、地域の企業を調べる
危機管理学部・スポーツ科学部専攻に近い仕事だけでなく、民間職種も比較する
理工学部・生産工学部・工学部学科、技術職の応募条件、大学院進学、推薦の扱いを確認する
生物資源科学部所属学科と資格・進学の予定を分けて確認する
医学部・歯学部・松戸歯学部・薬学部資格や卒業後の進路について、所属学部の専門窓口で確認する
[1]

上の表は就活準備のための整理であり、各学部の就職先を限定するものではありません。短期大学部・通信教育部は16学部とは別に案内されているため、自分の所属に対応する情報を読みます。

就職率を見るときは、計算方法まで確認する

日本大学の「卒業者の就職率」は、就職者に就職しながら進学している人を加えた人数を、卒業者から大学院等への進学者・外国の学校等への入学者を除き、就職しながら進学している人を加えた人数で割る方式です。学部の広報などでは就職希望者を分母にする場合があり、値が異なり得ると注記されています。[3]

そのため、別ページの率が違って見えても、直ちに誤りとは判断できません。年度、学部・学科、分母の定義をそろえて比べます。この数字は卒業者の進路を集計したもので、企業へ応募した一人の学生が通過する確率ではありません。

同じ学部の中でも学科が違えば、進学や資格取得などの事情が異なります。順位づけをする前に、何を数えた値か、自分の進路選びに必要な情報が含まれているかを確認しましょう。

NU就職ナビと学部の相談窓口を先に活用する

NU就職ナビでは、日大生向けの求人票やインターンシップ情報、卒業生が活躍する企業や体験談、ガイダンス情報などを確認できます。ログインにはNU-AppsGのID・パスワードが必要です。卒業後の継続利用には要件があり、事前に卒業学部の窓口への確認が必要とされています。[4]

大学は全学的な就職支援に加え、学部ごとの支援を実施しています。公務員試験対策やUIJターン就職の支援も案内されています。実施日や対象、申込方法は最新の案内で確認してください。[5]

  • 求人を探すだけでなく、希望職種で日大生に届いている求人を確認する。
  • 自分の学部の先輩の活動報告が見られるか確認する。
  • 応募したい会社の職種と、準備が止まっている点を相談する。
  • 公務員と民間、大学院と就職など、迷っている選択肢を並べて相談する。

大学名への不安を、確認できる準備へ分ける

応募結果が出ないときも、大学名だけが原因だったとは限りません。応募条件を満たしていたか、書類の内容が設問に合っていたか、試験や面接のどの段階で止まったかを記録すると、次に見直す場所を絞れます。企業が公表していない選考基準は、外から断定しないようにします。

困っている状態から決める次の行動(編集部作成)
困りごと次の行動
応募する企業が決まらない学部の実績と求人から、職種・勤務地・条件で候補を分ける
ガクチカがない授業、ゼミ、アルバイトの資料から、自分が工夫した場面を拾う
書類で落ちる一つの設問と回答を持って添削相談をする
面接で話せない応募先の職種を伝え、模擬面接で具体的な指摘を受ける
公務員か民間か迷う準備期間、試験日、民間の締め切りを同じ予定表へ書く

例えばゼミの発表で指摘を受け、説明の順番を変えた経験なら、指摘・変更・確認できた結果を分けて書けます。これは題材の探し方の例であり、日大生の実際の内定事例ではありません。大きな肩書がなくても、まず具体的な行動を探してください。

今日から進める三つのこと

  • 自分の学部の公式就職先を開き、気になる企業と職種を三つメモする。
  • NU就職ナビで求人・ガイダンスを確認し、学部の相談窓口の利用方法を調べる。
  • 応募予定の設問と、使えそうな経験一つを相談用メモにする。

逆転就活塾でも、大学名への不安だけで話を終わらせず、今の応募状況や経験から次の準備を整理するための相談ができます。学内の支援と比較し、自分がどこで困っていて、何を手伝ってほしいかを明確にして相談先を選んでください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 日本大学 学部・大学院確認日:2026-09-09 / 16学部と所属区分
  2. 日本大学 令和7年度卒業生の主な就職先確認日:2026-09-09 / 学部別欄の掲載例。卒業生・修了生対象で内訳・人数・職種は不明
  3. 日本大学 卒業者の就職率確認日:2026-09-09 / 学校基本調査に基づく計算式・学部広報との差異の注記
  4. 日本大学 NU就職ナビ確認日:2026-09-09 / 利用機能と卒業後の条件
  5. 日本大学 体制とポイント確認日:2026-09-09 / 全学・学部の支援と公務員・UIJターン支援