5学部のうち、自分の学部・課程から実績を見る

大学の公式案内では、東邦大学は医学部、薬学部、理学部、看護学部、健康科学部の5学部10学科です。医学部・看護学部は大森キャンパス、薬学部・理学部・健康科学部は習志野キャンパスにあります。まずは自分の学部の進路資料と支援窓口を確認しましょう。[1]​​‌‌​​‌​​‌‌​​‌‌​​‌‌‌​​‌​‌​‌​​​‌‌​​​‌​‌​​​​‌​‌​‌​​​‌‌​​​​‌​​‌​​‌​

学部ごとの進路情報の見方(編集部整理)
学部最初に確認するもの
医学部初期臨床研修の進路と各プログラムの募集
薬学部病院・薬局・企業等の職種、資格条件、進学先
理学部所属学科の企業・資格職・教職・大学院の情報
看護学部看護職の募集と、卒業後の学修課程
健康科学部看護職・保健師に関わる履修条件と募集

全学の進路ページも、学部・学科と大学院を分けて情報を案内しています。卒業する段階が異なれば進路の意味も変わるため、大学院修了者の就職先を学部卒の実績へ足したり、複数学部の人数から独自の内定率を作ったりしないようにします。[2]

2028年度の新学部構想も公式に案内されていますが、現在の5学部の実績とは別です。将来の組織に、既存学部の就職結果をそのまま当てはめないでください。[1]

臨床研修と看護職の実績は、同じ就職指標にまとめない

2025年度の医学部卒業者109人は、臨床研修病院が大森19人、大橋6人、佐倉13人、他施設64人で計102人、進学0人、その他7人です。2026年5月1日現在の進路表であり、一般企業の内定状況とは異なります。[3]

同年度の看護学部は卒業者95人のうち、付属3病院63人、他施設22人、進学5人、その他5人です。健康科学部は卒業者63人のうち、付属3病院44人、他施設13人、進学5人、その他1人です。二つの看護学科の数字を混ぜずに読みます。[4] [5]

2025年度卒の進路内訳(2026年5月1日現在)
学部卒業者付属3病院他施設進学その他
医学部109人臨床研修38人臨床研修64人0人7人
看護学部95人就職63人就職22人5人5人
健康科学部63人就職44人就職13人5人1人
[3] [4] [5]

薬学部・理学部には、企業や病院、学校、公務などの就職先例が公式に掲載されています。企業名を参考にする場合も、所属学科、対象年度、学部卒か大学院修了かを確認し、どんな職種に応募するかは募集情報で調べてください。[1]

国家試験合格率、就職率、就職内定率は同じものではありません。年度と分母が分からない数字を他の資料と比較しないことが大切です。合格や就職の実績は、個人が希望先に採用される保証にはなりません。

看護学部と健康科学部の資格課程は異なる

看護学部は2022年度から看護師教育のみとなり、保健師課程は大学院へ移行したと案内されています。一方、健康科学部は保健師課程を20名以内の選抜制としています。同じ大学の看護学科でも、学部段階での課程は異なります。[6] [7]

資格の取得を考える際は、所属学部と入学年度、自分の履修状況、卒業後に必要な学修や試験を確認します。「その大学で目指せる」ことと、「自分が卒業時に取得できる」ことは分けて考えてください。

資格と仕事を分ける確認欄(編集部提案)
段階確認すること
学修所属学部・学科で履修できる課程と条件
資格試験や申請など、取得までに必要なこと
応募募集職種が求める資格や取得見込みの扱い
採用後担当する仕事や配属について確認したこと

理学部の資格職や教職、薬学部の薬剤師としての進路も同様です。求人に書かれた条件を読み、教員や学部窓口で自分の課程と照合しましょう。資格に関する不明点を残したまま、企業や施設の名前だけで応募先を決めないようにします。

学部を越えた学びを、自分の行動として説明する

東邦大学は、全学部合同のチーム医療演習など、他学部と学ぶ共通教育を紹介しています。異なる専門の役割を理解し、連携を考える機会として位置付けています。参加した授業については、大学が提供する仕組みの説明と、自分がそこで何をしたかを分けましょう。[1]

研究や実習を自己PRにするときも、専門の名称だけで終わらせず、問い、担当、判断、結果の順に整理します。医療系の実習では指導のもとで行ったことと見学を分け、研究では共同作業と自分の担当を区別します。

編集部の架空の例では、グループの意見が分かれた際、それぞれが重視している情報を整理し、教員に確認して議論を進めた経験が考えられます。「協調性がある」だけでなく、違いに対して何をしたかを伝える形です。実際に行っていない行動や成果を加えないでください。

経験を振り返る問い(編集部提案)
場面説明したいこと
実験・解析条件や手法を選んだ理由、結果を見て変えたこと
実習観察したこと、相談したこと、自分の学修課題
共同演習意見の違いをどう整理し、自分は何を担当したか
文献・論文根拠をどう選び、分からない範囲をどう扱ったか

応募書類へは、個人情報や未公開データを含めないようにします。機密となる詳細を省いても、自分が調べ、相談し、理解を深めた過程は説明できます。専門外の相手にも目的と担当が分かる短い説明を用意しましょう。

学部に合う支援窓口へ、相談の目的を伝える

習志野学事部キャリアセンターの対象は、薬学部・理学部・健康科学部です。健康科学部の案内には、求人やインターンシップ情報、個別相談、履歴書添削、面接練習が掲載されています。学部ごとの案内を確認して利用してください。[8] [9]

看護学部は、担当教員がつくアドバイザー制、履歴書などの指導、希望者への模擬面接を案内しています。医学部は卒後臨床研修/生涯教育センターによる臨床研修・生涯教育の支援を説明しています。全学部に同じ窓口を案内するのではなく、所属に応じて確認します。[10] [11]

相談する前に持っておくもの(編集部提案)
困りごと用意する情報
進路が決まらない比較している仕事や課程と、迷っている理由
条件が分からない求人・募集資料と、自分の履修状況
書類が書けない実習・研究などの経験を一つ記したメモ
面接が不安志望理由と、自分の担当を短く説明した文章

進路が未定でも、分からないことを一つに絞れば相談できます。学修や資格の条件は教員に、募集の比較や書類は該当する支援窓口に確認するなど、内容に合わせて進めましょう。

大学名より、希望する役割と次の準備を具体化する

周囲の実績が気になっても、大学名だけで自分の合否や適性を決めることはできません。大手企業、付属病院、外部施設、進学のいずれを考える場合も、自分が学びたいことと必要な条件を並べて比較します。

  1. 自分の学部・学科・課程の最新資料を確認する。
  2. 候補を二つ選び、役割、条件、学ぶ環境、生活面を比べる。
  3. 実習や研究から、自分が判断した経験を一つ書く。
  4. 所属に合う窓口で、条件や説明の不明点を相談する。
  5. 相談後に応募書類または比較表を一つ改善する。

全学の実績を見た後は、自分の学部と現在の学修段階に戻りましょう。次に調べることを具体的にし、経験を自分の言葉で説明する準備を積み重ねることで、進路の選択肢を比較しやすくなります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 5分でわかる東邦大学確認日:2026-09-10 / 5学部10学科とキャンパス/合同教育、2025就職例、2028構想は別
  2. 進路・就職確認日:2026-09-10 / 学部/大学院別導線
  3. 医学部 進路状況確認日:2026-09-10 / 2025卒109/研修102/その他7
  4. 看護学部 進路状況確認日:2026-09-10 / 2025卒95/付属63他22進5その他5
  5. 健康科学部 進路状況確認日:2026-09-10 / 2025卒63/付属44他13進5その他1
  6. 看護学部 主な資格と学位確認日:2026-09-10 / 2022看護のみ保健院移行
  7. 健康科学部 主な資格確認日:2026-09-10 / 保健師選抜20以内
  8. 習志野学事部キャリアセンター確認日:2026-09-10 / 対象3学部
  9. 健康科学部 就職へのサポート確認日:2026-09-10 / 個別相談・添削・面接
  10. 看護学部 就職へのサポート確認日:2026-09-10 / アドバイザー・面接
  11. 医学部 医学科について確認日:2026-09-10 / 卒後臨床研修/生涯教育センター

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