2025年度の就職者は85人。付属と他施設を分けて見る

大学の公式進路表では、2025年度の看護学部看護学科卒業者は95人です。2026年5月1日現在、就職先は大森病院45人、大橋病院16人、佐倉病院2人、他施設22人で、計85人。進学5人、その他5人と記載されています。[1]​​​​‌‌‌‌​​‌‌​‌‌‌‌‌​​​​‌​‌‌‌​‌‌​‌‌‌​‌​‌​‌​​‌‌‌‌‌​​​‌‌‌‌‌​‌​​​​​​​

2025年度卒業者の進路
区分人数
大森病院45人
大橋病院16人
佐倉病院2人
他施設22人
進学5人
その他5人
[1]

付属3病院の合計は63人です。健康科学部の看護学科とは別の実績なので、人数を混ぜないようにします。また、国家試験合格率と就職先の人数は異なる情報です。卒業・資格取得・採用・配属を一つの結果として扱わず、それぞれ確認してください。

付属病院に多くの先輩が進んでいても、自分の希望先への採用や部署配属が保証されるわけではありません。候補の広がりを把握した上で、希望する役割と各病院の募集条件を比較しましょう。

他施設22人の実績と、進学5人の課程を確認する

受験生向けの看護学部案内では、2025年度の他施設の例として、虎の門病院、国立がん研究センター中央病院、NTT東日本関東病院、がん研究会有明病院、慶應義塾大学病院、千葉大学医学部附属病院、東京大学医学部附属病院などが掲載されています。[2]

進学先としては、東邦大学大学院看護学研究科の実践助産学課程と高度実践公衆衛生看護学課程、新潟大学養護教諭特別別科が掲載されています。進学先の一覧は、学部卒業時の就職先とは別です。掲載された課程への進学や資格取得を、全ての卒業者が行ったわけではありません。[2]

候補を比較するときの視点(編集部提案)
候補確認すること
付属病院実習で知ったことに加え、職員としての教育・相談体制を確かめる
他の病院・施設仕事の内容、支援体制、勤務や生活の条件を同じ項目で調べる
大学院・別科学びたい内容、必要資格、入試と修了後の道筋を確認する

同じ病院名が載っていても、採用された職種や部署、働く条件の全てが分かるとは限りません。見学した印象と公式の募集情報を分けて記録し、分からない点は担当者へ確認します。

2022年度から看護師教育のみ。保健師課程は大学院へ

看護学部の資格案内は、2022年度より看護師教育のみとなり、保健師課程は大学院へ移行したと明記しています。看護師は国家試験に合格して資格を取得すると説明しています。過去の学部課程や、健康科学部の課程と混同しないようにしてください。[3]

保健師や助産師を目指す場合は、学部卒業後のどの課程で何を学ぶか、入試や資格に必要な条件を確認します。卒業後の希望と今の履修状況を分け、学部の担当教員に相談しましょう。進学先の掲載は、その課程に自分が無条件で進めるという意味ではありません。

就職を選ぶ場合も、免許の取得見込みを募集条件に沿って正確に記載します。資格取得、採用試験、実習や学修の予定を一枚の表にしておくと、準備が重なる時期に何を優先するか考えやすくなります。

周囲が付属病院を選ぶから自分も同じにする、進学者がいるから資格を増やすべきだ、と考える前に、どんな対象にどんな役割で関わりたいかを一文にしてみます。必要な学修や仕事の条件を調べる順序がはっきりします。

教養と看護の学びから、相手を理解した過程を話す

看護学部は、医学部や付属病院に隣接した大森キャンパスで学びます。教育案内は、多彩な教養教育、看護の専門領域に加えた基礎的な研究室、第二外国語や異文化理解などを通した国際的視野の育成を紹介しています。[2]

自己PRに使うときは、「幅広く学んだ」という説明だけでなく、学びによって自分の見方が変わった場面を選びます。相手の話を聞く際に何を確認したか、自分と異なる考えをどう受け止めたかを具体的にすると、人柄と行動が伝わります。

編集部の架空の例では、演習で他の学生と解釈が異なり、互いが根拠にした情報を整理し、教員に確認して理解を深めた経験が考えられます。「協調性がある」だけでなく、相違をそのままにせず何を確かめたかを話す形です。実際の経験に置き換え、未実施の行動を加えないでください。

経験を整理する項目(編集部提案)
項目説明すること
場面実習・演習・活動の目的
気づき分からなかったことや考えの違い
行動自分が観察・質問・相談したこと
学び理解がどう変わり、何が課題として残ったか

実習では、観察したことと自分が行ったこと、指導者の判断を分けて説明します。患者さんが特定される情報は含めず、治療への効果を自分の成果として語らないようにします。学生として何を学び、次にどこを伸ばしたいかを伝えましょう。

志望動機では、学びたいことと職場の特徴をつなぐ

「実習でお世話になった」「雰囲気がよかった」だけでは、仕事としてその病院を選ぶ理由が伝わりにくくなります。実習などで関心を持った役割と、募集情報や説明会で確認した特徴を結び付けます。

見学・説明会へ持っていく問い(編集部提案)
確認したいこと質問を作る視点
入職後の学びどのように振り返りや指導を受けるか
相談困ったときの相談先はどのように案内されるか
配属希望の扱いや決定までの流れを確認する
仕事と生活勤務や通勤など、続けて働く上で必要な条件
将来学修や役割を深めたい場合の情報をどこで得るか

質問する前に募集資料を読み、既に書かれている内容と追加で知りたいことを分けます。一度の見学で職場全体を判断しないようにしながら、複数の候補で同じ項目を確かめて比較しましょう。

希望する分野がまだ定まっていなくても、実習で学び続けたいと感じたことは整理できます。曖昧な専門性を作るより、自分の現在の関心と課題を正確に説明することを優先してください。

アドバイザーと模擬面接で、説明を具体化する

看護学部の就職支援では、3・4年次を中心に、実際の付属病院の履歴書を用いた指導や、希望者への模擬面接を行うと案内しています。また、アドバイザー制により各学生に担当教員がつき、就職活動などの相談に対応する体制があります。[4]

  1. 候補の募集条件と、自分の資格取得見込みを確認する。
  2. 実習や演習で気づいたことを一つ文章にする。
  3. 志望理由と応募書類を担当教員などに見てもらう。
  4. 模擬面接で伝わらない箇所を確認し、説明を直す。

相談の時点で全てを決めておく必要はありません。二つの病院で迷っている理由や、実習経験のどこを話すか困っている点を示すと、助言を次の行動へつなげやすくなります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 看護学部 進路状況確認日:2026-09-10 / 2025卒95/就職85/進学5その他5、2026-05-01
  2. 看護学部 看護学科について確認日:2026-09-10 / 2025進路先/教育。約半数という一般文は使わず人数採用
  3. 看護学部 主な資格と学位確認日:2026-09-10 / 2022より看護師教育のみ、保健師院移行
  4. 看護学部 就職へのサポート確認日:2026-09-10 / アドバイザー/書類/模擬面接

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