2025年度は63人中、付属病院44人・他施設13人

大学の進路表では、2025年度の健康科学部看護学科卒業者は63人です。2026年5月1日現在、大森病院13人、大橋病院11人、佐倉病院20人、他施設13人、進学5人、その他1人と掲載されています。付属3病院の合計は44人、就職の合計は57人です。[1]​​‌​​‌‌‌‌​‌​‌​‌‌‌​​‌​​​​‌‌​​​​‌​‌‌​​​​‌‌​‌​​​‌​​‌​‌​​‌​​‌‌​‌​‌‌‌

2025年度卒業者の進路
区分人数
大森病院13人
大橋病院11人
佐倉病院20人
他施設13人
進学5人
その他1人
[1]

この内訳は健康科学部のものです。同じ東邦大学の看護学部の人数を加えたり、看護師・保健師の国家試験合格率を就職率として扱ったりしないでください。進学も一つの進路であり、就職者数が卒業者数より少ないことだけで選考の難しさを判断することはできません。

付属病院への就職実績があることも、希望する病院や部署への配属を保証するものではありません。実習で知った環境を参考にしながら、各応募先の募集職種と採用条件を確かめましょう。

病院と行政、進学先の実績を分けて見る

受験生向けの健康科学部案内では、2025年度の他施設として千葉県済生会習志野病院、船橋市立医療センター、国立成育医療研究センター、慶應義塾大学病院、日本医科大学付属病院、千葉県、船橋市、茂原市などが掲載されています。他施設13人について保健師3人という注記もあります。[2]

ただし、この注記から個々の施設と職種を一対一で確定することはできません。施設名の掲載と、どの職種に何人が就いたかは分けます。進学先には東邦大学大学院看護学研究科、国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科、帝京平成大学助産別科が示されています。[2]

進路先を比べる項目(編集部提案)
候補確かめたいこと
病院募集する職種、学ぶ体制、相談相手、配属の考え方
行政など募集区分、担当する仕事、必要資格、選考内容
進学課程の目的、修得したい内容、資格との関係、入試条件

付属か外部かだけで選ぶより、どんな対象に関わり、どんな経験を積みたいかを先に書いてみましょう。見学や説明会では、募集要項で分かったことと、現場で確かめたいことを分けると質問を作りやすくなります。

個人・家族・地域の三つの視点を振り返る

健康科学部は看護の学びを、トランスレーショナル看護、ファミリーヘルス看護、コミュニティヘルス看護の3領域で説明しています。個人の健康生活、家族、地域で暮らす人々という視点から学びを結び付ける教育です。[2]

同学部は「トランスレーショナル」を知識や技術の移転・連携という意味で用い、科目間のつながりを重視しています。「トランスレーショナルへの挑戦Ⅰ〜Ⅳ」は看護専門職としてのキャリアプラン形成に向けた科目として紹介されています。[2]

学びを経験に戻す問い(編集部提案)
視点振り返る内容
個人対象者の理解のために、どんな情報を確認したか
家族本人だけでは分からない生活の背景にどう気づいたか
地域生活する場や利用できる支援を、どのように捉えたか
連携異なる学びや関係者の意見をどう結び付けたか

三つ全てを自己PRに盛り込む必要はありません。自分の実習や演習で印象に残った一場面を選び、何に気づき、指導を受けながらどう考えたかを具体化します。学部の理念を説明するだけでなく、自分が実際に取り組んだ内容に戻ることが大切です。

保健師課程は選抜制。卒業と資格取得を分ける

健康科学部の資格案内では、看護師と保健師は国家試験に合格して資格を取得すると説明しています。保健師課程は20名以内の選抜制で、学内選考があります。全員が保健師課程を履修できるという意味ではありません。[3]

同じ大学でも看護学部と健康科学部の課程は別です。自分が履修している課程、受験に必要な条件、資格取得の見込みを学部に確認し、応募先の募集条件と照合しましょう。取得予定の資格と取得済みの資格も書類で区別します。

保健師を目指す場合は、資格取得の道筋と、どの仕事に応募するかをそれぞれ考えます。病院への就職、行政の募集、進学のうちどれを選ぶ場合も、必要条件や日程を個別に調べ、実習と選考の準備が重なる時期を整理してください。

将来の選択肢を広げたいという気持ちだけでは決めにくいときは、どんな人のどんな生活場面に関わりたいかを一文にしてみます。その上で必要な学修と役割を教員に相談すると、調べる内容を絞りやすくなります。

実習の説明は、観察・相談・行動を区別する

実習経験を志望動機や自己PRに使うなら、対象者の情報を並べるのではなく、自分が何を理解しようとしたかを示します。見学したこと、教わったこと、指導のもとで行ったことを分けると、学生としての経験を正確に説明できます。

編集部の架空の例では、説明の内容だけでなく生活上の事情も確認する必要を感じ、指導者に相談した上で質問の仕方を見直した経験が考えられます。「寄り添えた」だけで終わらせず、最初に分からなかったこと、相談した内容、自分が変えた行動を話す形です。実際に確認していない効果や治療への貢献を加えないでください。

応募書類にする前の点検(編集部提案)
項目確認すること
個人情報氏名や個人が特定される情報を含めていないか
担当見学と自分の行動を分けているか
判断どの点を相談し、どう学んだかが分かるか
志望理由その経験が応募先のどの役割への関心につながるか

希望部署がある場合も、その理由を学びや経験で説明し、配属の仕組みは応募先に確認します。働く場の印象だけで志望動機を作るより、何を学び続けたいかと、なぜその環境を選ぶかを分けて準備しましょう。

習志野キャリアセンターに求人と実習メモを持っていく

健康科学部の就職支援では、習志野学事部キャリアセンターが病院の求人やインターンシップ情報を提供し、キャリアカウンセラーが個別相談を行います。履歴書の添削や面接練習も案内されています。[4]

  1. 気になる募集を二つ選び、条件と学ぶ体制を確認する。
  2. 資格の取得見込みや実習予定を一枚にまとめる。
  3. 個人・家族・地域のいずれかに関する経験を一つ書く。
  4. 個別相談で志望理由と経験の伝え方を見てもらう。

応募先を決めきれていなくても、比較する項目がそろえば相談は進められます。健康科学部で学んだ視点を、自分が判断した経験と働く場への関心に結び付け、次に確認することを一つずつ減らしていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 健康科学部看護学科 進路状況確認日:2026-09-10 / 2025卒63=就職57(大森13大橋11佐倉20他13)+進学5+その他1、2026-05-01
  2. 健康科学部 看護学科について確認日:2026-09-10 / 2025進路実績他施設13内保健師3。3領域とトランスレーショナル教育、看護/保健国試率は別
  3. 健康科学部 主な資格確認日:2026-09-10 / 保健師選抜20以内、国試合格必要、看護学部課程とは別
  4. 健康科学部 就職へのサポート確認日:2026-09-10 / 習志野キャリアセンター個別相談・添削・面接

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