4学部と大学院・短期大学部を分けて読む

大学の令和7年度就職内定状況は、2026年3月31日現在の集計です。4学部の卒業者は439人、就職希望者397人、内定者383人、進学者34人で、内定率は96.5%です。内定率の分母は就職希望者です。[1]​​​​​‌​‌​​​​​‌‌​​​‌‌‌​​​​‌‌‌‌​‌​​‌​​​‌‌‌‌​‌​​‌‌​‌‌‌​‌‌​​​​‌‌​​‌‌

2025年度の4学部別内定状況
学部就職希望者内定者内定率
看護学部85人84人98.8%
社会福祉学部89人87人97.8%
ソフトウェア情報学部121人116人95.9%
総合政策学部102人96人94.1%
[1]

大学院や盛岡・宮古の短期大学部は別に集計されています。また、PDFの内定率欄の括弧内は前年度の率です。最新年度の実績と混ぜず、自分が比較している数字の対象と時点を確認してください。[1]

内定率から、自分が希望する企業に採用される確率や配属される職種は分かりません。大学全体の数字を見た後は、所属学部の実績と、応募先の募集内容を照らして準備を考えましょう。

4学部の違いから、確認する資料を選ぶ

最新の内定業種では、看護学部と社会福祉学部は医療・福祉、ソフトウェア情報学部は情報通信業が多くなっています。総合政策学部では公務、金融・保険、情報通信などの進路が見られます。ただし、業種と個人の職種は同じではありません。[1]

学部に応じて先に確認すること(編集部の整理)
学部確認する内容
看護学部目指す職種と選択課程、実習・試験・採用の予定
社会福祉学部学科ごとの資格条件と、福祉・公務・企業の募集区分
ソフトウェア情報学部募集職種、開発や研究の担当経験、大学院との比較
総合政策学部企業と公務の役割の違い、調査やゼミの経験

看護学部は保健師・助産師・教職の課程に選考や選択の制限があります。社会福祉学部も、資格によって所属学科や併修できる組み合わせが異なります。学部名だけで取得できる資格を決めつけず、専用の案内を確認してください。[2] [3]

資格が必要な仕事を目指す場合、必要な科目を履修すること、受験資格や免許の条件を満たすこと、採用されることは別です。自分の入学年度や学科に適用される条件と、応募先の募集要項を合わせて読みましょう。

岩手県内と県外を、働く条件で比較する

4学部の内定者383人の内定先所在地は、岩手県内147人、県外236人です。これは内定先の所在地による分類であり、学生の出身地や、今後のすべての勤務地を示す数字ではありません。[1]

県内で働きたい人は、地域名に加えて職種や配属の仕組みを確認します。県外も考える人は、仕事内容や学べる環境に加え、住居、通勤、選考時の移動など、生活に関わる条件を比較しましょう。

地域をまたいで候補を比べる項目(編集部の提案)
項目確認すること
仕事実際に担当する業務と募集職種
勤務地初期配属、転勤、希望の伝え方
育成研修、指導、相談の体制
生活住居や通勤など継続して働くための条件

地元に残ることと県外へ出ることに、全員に共通する正解はありません。自分が大切にする条件をいくつか選び、それぞれの候補で何が確認できているかを書き出すと、比較しやすくなります。

大学名や大手への不安を、具体的な確認へ変える

「岩手県立大学から大手に行けるか」と大学名だけで判断しようとすると、職種ごとの違いを見落としやすくなります。企業の規模だけでなく、担当する業務、応募条件、配属、教育体制を調べてください。

大学が掲載する主な内定先は候補を知るための資料です。掲載企業に自分も採用される保証はなく、一覧にない企業へ応募できないという意味でもありません。現時点の採用案内を読んで、自分が応募する枠を確認しましょう。

公務員を目指す場合も、自治体名だけで決めず、試験区分と業務内容を調べます。専門職の場合は、資格条件と職務の内容を先に確認します。それぞれで必要な準備を分けることが、不安を具体的な行動へ変える助けになります。

選考に落ちたときも、その一度の結果だけで大学名が原因だと断定しないようにします。書類で経験を説明できていたか、仕事内容への理解が十分だったかなど、確認できる点から振り返り、相談先と次の対応を考えましょう。

学びや活動を、行動と振り返りで伝える

自己PRの材料は、演習、実習、研究、課外活動などから探せます。何をしたかだけでなく、目的、困った点、自分の判断、修正したことを順に整理してください。専門外の人にも理解できる言葉に置き換えることが大切です。

編集部の架空の例です。「共同発表で資料をまとめる役を担当しました。各自が調べた内容の前提が違うと気付き、比較する項目をそろえることを提案しました。分からない点を確認し、根拠を示せる内容と追加調査が必要な内容を分けたことで、発表の論点を整理できました。」

これは岩手県立大学の学生の実話ではありません。実際に行った経験へ置き換え、共同作業では自分の担当を分けて説明します。実習先や研究の内部情報を許可なく外部へ示さず、説明してよい範囲も確認してください。

経験を文章にしたら、なぜその方法を選んだか、別の方法とどう比較したかを問い直します。応募先に合わせて伝える重点を選ぶことはできますが、経験そのものや成果を作り替えないようにしましょう。

キャリアセンターと学部の支援を早めに使う

岩手県立大学は、全学の学生支援本部・キャリアセンターと学部就職委員会が連携する支援体制を案内しています。キャリアセンターは本部棟1階にあり、1年生から利用でき、求人や企業の資料、個別相談、模擬面接などを利用できます。[4]

個別相談や模擬面接は就職ポータルサイトから申し込む案内です。総合政策学部では地域公共人材研究センターによる公務員志望者への支援も行っており、相談内容に応じて全学と学部の窓口を組み合わせられます。[4] [5]

  • 所属学部の最新実績と、自分の資格・履修条件を確認する。
  • 県内外の候補を、仕事と働く条件で比較する。
  • 授業や活動の一場面から、行動と学びを書き出す。
  • 試験・実習・応募の期限を並べ、下書きを持って相談する。

進学を考える人は、研究したい問いや出願条件を指導教員などへ相談します。就職か進学かを決め切っていなくても、比較材料を増やす準備は始められます。学部ごとの学びと支援を使い、自分が納得して選べる進路を整理しましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 岩手県立大学 令和7年度岩手県立大学の就職内定状況確認日:2026-09-11 / p1,p4本文画像。4学部439卒397希望383内定96.5進34、県内147県外236。院短大分離
  2. 岩手県立大学 看護学部 取得できる資格確認日:2026-09-11 / HTML全文、3課程1選択と選考、受験資格と採用別
  3. 岩手県立大学 社会福祉学部 資格・免許確認日:2026-09-11 / HTML全文、学科と併修制限
  4. 岩手県立大学 学生生活 就職確認日:2026-09-11 / HTML全文、全学学部連携、1年利用、本部棟1階、ポータル相談面接
  5. 岩手県立大学 総合政策学部 就職支援確認日:2026-09-11 / HTML全文、地域公共人材研究センター。過年度率不使用

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