最新の人数と、就職率の分母を確かめる
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 卒業者 | 1,211人 |
| 大学院研究科等への進学者 | 72人 |
| 外国の学校等への入学者 | 3人 |
| 就職者 | 1,098人 |
このPDFの就職率は96.6%です。今回の学部表では進学者のうち就職している人が0人のため、就職者1,098人を、卒業者1,211人から大学院等72人と外国の学校等3人を除いた1,136人で割り、小数第2位以下を切り捨てた値になります。就職希望者だけを分母にした割合ではありません。[1]
一方、大学の就職実績ページにある98.8%は、2025年3月卒業者について、就職希望者に占める就職者の割合です。年度と分母の両方が違うため、二つを単純に比べて上がった・下がったと判断しないようにします。[2]
5学部の記事で、自分の経験を具体化する
| 学部 | 整理する内容 |
|---|---|
| 工学部 | 電気・ロボット・機械・数理・化学の経験と担当工程 |
| 情報通信工学部 | 情報工学と通信工学、開発・構築・運用の比較 |
| 建築・デザイン学部 | 旧建築学科との区別、設計意図と作品の説明 |
| 健康情報学部 | 前身学部の進路、医療・企業・スポーツの選択 |
| 総合情報学部 | 新旧学科、ゲーム・映像・情報の制作担当と改善 |
大学はこの5学部を案内しています。表の内容は編集部による読み進め方です。学部名だけで職種を決めず、自分が実際に履修した内容や、制作・実験で行った作業から選考の材料を探します。[3]
改組前の実績を、新しい専攻の実績にしない
2024年には工学部建築学科から建築・デザイン学部への改組と、基礎理工・環境科学の再編がありました。2025年には医療健康科学部から健康情報学部へ、2026年にはデジタルゲーム学科・ゲーム&メディア学科から3専攻を持つデジタルゲーム学科へ改組されています。[4]
最新の卒業資料でも旧学科名が載っています。健康情報学部や建築・デザイン学部の学生は、前身の卒業生の実績を参考にしながら、自分の専攻の学びと区別して読みます。また環境化学専攻の応用化学専攻への名称変更は2027年4月の案内で、現在の所属名とは時点が異なります。[1] [3]
応募書類は正式な所属と卒業予定に合わせ、授業の説明も実際に学んだことに基づいて書きます。新しい案内に載っている上級年次の授業を、自分が経験済みの内容に置き換える必要はありません。
大手の企業例は、法人・年度・職種を分けて読む
| 分野 | 企業・機関 |
|---|---|
| メーカー等 | 三菱電機、ダイキン工業、SUBARU、シスメックス |
| 情報通信等 | カプコン、NTTドコモ、ソフトバンク、Sky |
| 建設等 | 大林組、竹中工務店、清水建設 |
| 医療等 | 国立循環器病研究センター、大阪赤十字病院 |
この一覧は全学の複数年の内定先で、内定時の企業名として掲載されています。特定学部の実績や単年度の企業別採用人数ではありません。学科別の企業例は、各学部の記事で対象を確認してください。会社や病院の名前だけでは、どの職種・部門へ進んだかまでは分かりません。
有名企業を候補にする場合も、自分が扱いたい技術や関わりたい相手を先に整理します。同じ技術を使う他の企業を比較することで、知名度だけではない志望理由を考えられます。採用する法人やグループ会社の違いも、求人の正式名称で確かめましょう。
地元で働きたい場合も、求人の勤務地を確認する
大学の就職実績ページの近畿圏内55.2%は、近畿2府4県に本社を置く企業を基準にした2025年3月卒業者の割合です。本社の所在地は、初期配属や将来の勤務地を保証するものではありません。[2]
| 項目 | 三つの求人でそろえること |
|---|---|
| 相手・対象 | 顧客、利用者、患者、作品の対象者など |
| 工程 | 研究、設計、実装、評価、運用、制作等の担当 |
| 条件 | 学位・資格・経験、勤務地、勤務形態、異動 |
| 選考 | 書類、研究概要、作品等の提出条件と締切 |
| 接点 | 自分が興味を持った理由と経験 |
勤務地への希望と、したい作業を別々に書きます。会社名では違いが分からなくても、どの工程を担うかを並べると比較しやすくなります。空欄は説明会や面談で質問する項目として残しましょう。
研究や作品は、目的と自分の判断を短く説明する
研究、実験、設計、ゲーム、映像などから一つの成果物を選び、何を実現したかったか、自分はどこを担当したか、どの条件を比べたか、何を確認できたかを書きます。完成形だけでなく、修正前後の違いや判断の理由があると経験の説明が具体的になります。
チームの作品を自分一人で作ったように見せるより、周囲との連携も含めて担当を示します。うまく動かなかった課題も、何を確かめて次の手順を決めたかを説明できます。派手な結果がなくても、授業の記録一つから選考の準備を始められます。
病院や資格職を希望する人は、必要な学修・資格と応募先の選考条件を区別します。大学院を考える人は、研究を続けたい問いと希望職種の学位条件を整理し、教員とキャリア相談の両方で確認すると判断材料を集められます。
学科担当の相談と、作品・面接の支援を使う
大学は学科・専攻ごとの担当職員やカウンセラーによる支援を紹介しています。応募書類の添削、筆記・面接対策、業界セミナーや企業説明会、医療系学生向けの病院説明会などが案内されています。対面に加えオンラインの面談も利用できます。[5] [6]
クリエイティブ分野へはポートフォリオ講習会も紹介されています。作品を作ることと、相手へ伝えることを別の作業として考え、初めて見る人にも目的と担当が伝わるかを確かめましょう。[6]
今日は求人三つの比較と、成果物一つの説明を作ります。面談では仕事内容の理解と担当の伝わり方を相談し、指摘された箇所を直します。技術への自信が足りないときも、今できることを具体的に説明し、次に学ぶ課題を一つ決めるところから進められます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 2025年度進学・就職者数確認日:2026-09-10 / 2026-05-01、p1学部表。就職率数式と小数切捨を確認
- 大学の就職実績確認日:2026-09-10 / 98.8%は2025年3月希望者ベース。企業例は2023〜2025年3月。55.2%は本社地域
- 学部一覧確認日:2026-09-10 / 現5学部、2027環境化学→応用化学注記
- 沿革確認日:2026-09-10 / 2024建築・基礎理工、2025健康情報、2026デジタルゲーム
- 就職支援確認日:2026-09-10 / 添削・面接・セミナー・病院説明会・対面オンライン相談
- 就職支援特設ページ確認日:2026-09-10 / 学科担当制、ポートフォリオ講習会、学内企業説明会。ランキング等不採用