2024年開設の新学部と、旧工学部建築学科を分ける

大学の沿革では、2024年4月に工学部建築学科を改組し、建築・デザイン学部の建築専攻・空間デザイン専攻を設置しています。2025年度の進路資料に載る建築学科は、工学部の旧学科です。新学部の2専攻の卒業実績としては扱いません。[1] [2]‌‌‌‌​‌​‌‌​​​​​​​‌​​​‌‌‌‌​​​​‌‌‌​‌​​​​​​‌‌​‌‌‌​‌‌‌​‌‌​‌​‌‌​​‌​‌​‌

前身の工学部建築学科・2025年度(人)
卒業者大学院等進学者就職者
79869
[1]

公表PDFの率は進学者等を調整した卒業者を分母にしており、就職希望者だけの率とは違います。新学部の学生は、自分の専攻で実際に学んだ内容を基に、必要な準備を考えていきましょう。

旧学科の企業例を、仕事を知る入口にする

工学部建築学科の2022〜2024年度掲載例
分野企業・機関
建設・住宅等清水建設、大林組、竹中工務店、積水ハウス、大和ハウス工業
設計事務所等東畑建築事務所、内藤建築事務所
公共等大阪市役所、寝屋川市役所
[4]

複数年の旧学科実績で、建築専攻・空間デザイン専攻それぞれの採用人数は分かりません。企業名から意匠設計、施工管理などの職種も確定できないため、実際の募集で担当業務を確認します。大手を候補にしながら、関わりたい建物や工程が似た企業・事務所も比較できます。

2専攻の学びから、作品の目的を整理する

建築専攻では、設計実習に加え、建物の設計・施工・維持管理などの情報を扱うBIMを学ぶ授業が紹介されています。空間デザイン専攻では、デッサン、インテリア、都市のデザイン、3Dモデリングなどの学びが案内されています。[5] [6]

編集部の作品振り返り表
経験説明したい問い
建築設計誰がどう使う建物か、敷地や条件をどう読んだか
インテリア・空間人の動きや過ごし方をどう考えたか
BIM・3D表現何を確かめ、誰と共有するために使ったか
地域・都市現地で何を観察し、どの問題を扱ったか

使用したソフトを並べるだけでなく、なぜその表現方法を選んだかを説明します。見栄えの良い完成画像だけでは分からない、条件の読み取りや検討の過程を伝えることが大切です。

作品集には、完成形と判断の過程を残す

編集部の作品説明の構成案
順序載せる内容
目的対象者、敷地やテーマ、解きたい課題
条件面積、用途、利用の流れなど検討した条件
検討比較した案と、変更した理由
完成形図面、模型、画像などで提案を示す
担当個人制作か共同制作か、自分の作業範囲

作品数を増やす前に、一つの作品で意図が伝わるかを確かめます。求人に提出形式の指定があれば、その条件に合わせます。共同作品は全体の成果と自分の設計・制作・調査を区別し、どの資料を自分が作ったかを書き添えましょう。

講評で指摘を受けた点があれば、変更前後を比較できる資料を残します。たとえば利用する人の動線が分かりにくいという意見を受けたなら、どの部分を見直し、どう伝える表現に変えたかを示せます。建てていない設計課題を、実際に利用者の行動を改善した実績としては話しません。

設計・施工・空間表現を、担当工程で比較する

求人を調べる編集部の比較表
方向確認すること
建築設計等設計分野、担当する建物、図面や提案の業務
施工・現場管理等現場での調整、工事の工程、勤務条件
空間・インテリア等対象空間、企画から制作・設置までの分担
CG・デジタル表現等制作対象、求める作品、使用技術と担当工程

「建築に関わりたい」という気持ちを、考える、描く、つくる、調整するという作業へ分けてみます。同じ建物に関わる仕事でも、顧客や協力会社との接点は異なります。資格が関わる職種は応募条件を確認し、履修や受験・登録の条件は大学の担当者に相談して準備を整理します。

作品の説明は、何を変えたかを具体的に話す

編集部の架空の回答例です。「交流スペースの設計課題で、私は利用者が入口から迷わず進めるように動線を検討しました。講評で滞留する場所が分かりにくいと指摘され、配置と図の見せ方を修正しました。複数案を比べ、選んだ理由を説明する資料を添えて発表しました」。

自分の作品では、誰のための空間だったか、どの条件を比べたかを補います。高度な技術を使ったと見せるより、判断の根拠と修正を説明できるようにしましょう。数学や表現に苦手がある場合も、大学はスタディラボなどの学修支援を案内しています。分からない点を質問し、作品を直した経験も準備材料になります。[5] [6]

作品と求人を、講習会・キャリア相談へ持参する

大学はクリエイティブ分野を目指す学生向けのポートフォリオ講習会を紹介しています。学科・専攻の担当による支援や、応募書類の添削、面接対策、対面・オンラインの相談も案内されています。[3] [7]

今日は作品一つについて目的・条件・検討・自分の担当をまとめ、三つの求人の業務と提出条件を比較します。講習会や相談で、作品の意図が初めて見る人へ伝わるか、応募職種に必要な情報が足りているかを確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 大阪電気通信大学 2025年度進学・就職者数確認日:2026-09-10 / 2026-05-01現在p1学部。分母は卒業者から進学者等を調整、希望者ベースではない
  2. 大阪電気通信大学 沿革確認日:2026-09-10 / 2024建築・基礎理工、2025健康情報、2026デジタルゲーム改組
  3. 大阪電気通信大学 就職支援確認日:2026-09-10 / 個別添削、面接・筆記、企業・病院説明会、対面/オンライン面談
  4. 建築学科 就職実績確認日:2026-09-10 / 2022〜2024年度旧工学部建築学科の企業例
  5. 建築専攻の学び確認日:2026-09-10 / BIM、設計実習、スタディラボ
  6. 空間デザイン専攻の学び確認日:2026-09-10 / デッサン、インテリア、都市、3D等の授業
  7. 就職サポート特設ページ確認日:2026-09-10 / 学科担当制、ポートフォリオ講習会。ランキング・54.1%は不採用

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