2026年4月から6学部。卒業実績の年度と分ける

学習院大学は2026年4月、国際文化交流学部を加えた6学部20学科の構成になりました。国際文化交流学部には日本文化、国際コミュニケーション、英語コミュニケーションの3学科があり、国際社会科学部とは別です。国際文化交流学部は戸山、ほかの5学部は目白キャンパスです。[1]​​​‌‌​‌‌‌‌​‌‌​‌‌‌​​​​‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌​‌‌‌​​​‌​​​​‌‌​​‌‌‌‌​‌​‌​‌​‌‌​‌​​

現在の学部と情報を見る際の入口
学部確認する学科・区分
法学部法学科と政治学科
経済学部経済学科と経営学科
文学部哲学・史学・日本語日本文学・英語英米文化・ドイツ語圏文化・フランス語圏文化・心理・教育
理学部数学・物理・化学・生命科学、学部と大学院
国際社会科学部国際社会科学科
国際文化交流学部2026年4月設置の3学科、既存5学部と区別
[1]

この記事で紹介する就職実績は2026年3月卒業者のものです。新学部設置前の実績を、現在の6学部すべての結果とみなさないようにします。特に似た名前の国際系学部は、所属学科まで確認して情報を探してください。

就職内定率98.6%の分母を確かめる

大学公式の2026年3月卒業者の表では、卒業者2,187人、就職希望者1,882人、就職内定者1,855人、就職内定率98.6%と掲載されています。率の分母は卒業者全員ではなく就職希望者です。大学院進学などの進路を、就職できなかった人としてまとめないようにします。[2]

この数値から、第一志望への内定率、大手企業への内定率、仕事への満足度は分かりません。学歴への不安を感じても、大学全体の数値を個人の成功確率へ置き換えず、応募する仕事の条件と準備を確認しましょう。

同ページには大学院進学の表もありますが、生命科学科の内訳と合計に不一致があるため、本稿では大学全体の進学人数や率を転記・計算していません。資料の数字をすべて使うのではなく、対象と意味を確かめられる情報から判断することが大切です。

全学の就職先と学科別の一覧を使い分ける

全学部合計の就職先上位の掲載例には、東京23特別区人事委員会、りそなホールディングス、東京都教育委員会、三菱UFJ銀行、日本航空などがあります。順位表には企業以外の官公庁等も含まれ、これをそのまま大手企業の採用ランキングと呼ぶことはできません。[2]

公式ページは学科別にも主な就職先を掲載しています。全学の一覧で興味のある分野を見つけた後は、自分の学科の欄を確認しましょう。特定企業への学科別の採用人数や職種が分からない場合は、分からないまま区別し、会社名から配属を推測しないようにします。

実績から応募情報へ進む確認手順(編集部の提案)
段階確認する内容
実績を読む卒業年度、所属学科、学部卒か大学院修了か
会社を調べる正式な法人名、事業、グループ内の役割
仕事を調べる募集職種、顧客、若手が担当する範囲
条件を調べる応募資格、勤務地、配属、選考期限
準備する経験の説明、必要書類、不明点の質問

実績に名前があることは採用を保証しませんが、ないことも応募できない根拠ではありません。候補は企業の知名度だけで決めず、仕事への関心と確認できた条件で比べていきます。

専攻の特徴は、自分の経験と結び付ける

学部や学科の名称をそのまま自分の強みとして話すのではなく、授業・演習・実験・活動で何をしたかを整理しましょう。同じ学科でも選んだテーマや役割は異なり、全員が同じ経験をしているわけではありません。

学修から説明材料を探す問い(編集部の提案)
場面振り返ること
文献や制度を調べた立場や前提の違いをどう比較したか
企業や社会のデータを分析した対象や時点をそろえ、何を確かめたか
作品・言語・文化を研究した解釈の根拠をどう集め、説明したか
実験や数理の課題に取り組んだ条件や仮定を確認し、どこを見直したか
海外や多様な人との場で学んだ認識の違いに気付き、どう確認したか

専門に近い職業を希望する場合は、履修した科目と、採用に必要な資格・学位・経験を分けて確認します。大学院進学を迷う人は、研究を続ける目的と希望職種の募集条件を別々に調べ、教員とキャリアセンターに相談してください。

目立つ実績がなくても、自分の行動を説明する

編集部の架空の例です。「グループ発表で資料の数字が合わず、私は出典と集計時点を確認しました。各自が違う条件で集めていたことが分かったため、比較する範囲を話し合ってそろえました。発表では結論だけでなく、調べ切れなかった点も伝えました。」

これは学習院大学の学生の実話ではありません。自分の経験へ置き換える際は、何に気付き、自分がどう動き、仲間や教員から何を教わったかを正確にします。優勝や大きな成果がなくても、情報を確認したり、説明を改善したりした経験は振り返れます。

企業の仕事へ結び付けるときも、学修だけで実務能力が完成していると主張する必要はありません。「仕事でも前提を確認し、分からないことを質問したい」といった、続けたい行動を仕事内容と照らして伝えましょう。

個別相談と卒業生との対話を準備に使う

キャリアセンターは企業研究、履歴書・エントリーシート、筆記試験への対応、模擬面接の相談を案内しています。目白と戸山には就職関連の資料を置く部屋があり、開室時間中にオンライン面接等へ利用できる個人ブースも案内されています。利用方法は最新情報で確認してください。[3]

大学は学内企業説明会、留学希望者・経験者向けの就職セミナー、公務員関連の支援も紹介しています。従来の面接対策セミナーは2025年度からキャリアフェスティバルへ更新され、卒業生と対話できる機会などを設けたと説明しています。過年度の予定表を現在の開催日として使わないようにします。[4]

  • 自分の学科の就職実績と、気になる会社の募集を確認する。
  • 応募先を仕事・条件・準備の三つに分けて比較する。
  • 授業や活動から一場面を選び、自分の行動を書く。
  • 募集要項と文章案を持ってキャリア相談を利用する。

大学名だけでは決まらない部分を、一つずつ具体化することが就活の準備になります。今の時点で結論が出なくても、分からない点を質問に変えれば、次に調べることが見えてきます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学習院大学 2026年4月 国際文化交流学部設置確認日:2026-09-10 / 現6学部20学科・キャンパス区分。2026/3就職資料と分離、新学部の旧組織実績不使用
  2. 学習院大学 就職・進学データ確認日:2026-09-10 / 2026/3卒2187希望1882内定1855掲載98.6%。上位例、学科別一覧。進学不一致非使用
  3. 学習院大学 キャリア・就職確認日:2026-09-10 / 個別相談と両キャンパス資料室/個人ブース。時間非転記
  4. 学習院大学 主な就活支援プログラム確認日:2026-09-10 / 2025キャリフェス更新・企業/留学/公務支援、旧開催日非使用

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