就職実績は国際社会科学科の年度と分母をそろえて読む

大学公式の2026年3月卒業者の表では、国際社会科学科は男女合計で卒業者250人、就職希望者230人、就職内定者228人です。いずれも男女の掲載値を合算しています。就職内定率の分母は就職希望者であり、卒業者全員ではありません。[1]​‌​​‌​​‌​​​​​‌​‌​​‌‌‌​​​‌‌​‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌​‌‌​‌‌‌‌‌‌​‌​​‌‌‌​‌‌‌‌‌‌​

同学科の主な就職先には、日本航空、近鉄エクスプレス、みずほ証券、ファーストリテイリング、アクセンチュア、エヌ・ティ・ティ・データなどが掲載されています。会社ごとの配属職種や勤務地、応募人数は示されていないため、この一覧から個人の採用確率は計算できません。[1]

気になる会社が見つかったら、採用情報で法人名と職種を確認します。航空会社に入ることと特定の乗務職に就くこと、海外に事業がある会社に入ることと海外勤務になることは、それぞれ条件が異なります。会社への関心を、実際に担当したい仕事へ一段具体化しましょう。

英語で何を学んだかまで説明する

国際社会科学部は、国際経済・国際ビジネス・国際地域社会の3分野を横断して学ぶと説明しています。段階的に英語で社会科学を学ぶカリキュラム、専門内容を扱う英語教育、少人数の演習を案内しています。海外研修は全員必須で、学部の基準を満たす必要があります。[2]

学修経験を応募準備へつなぐ問い(編集部の提案)
経験振り返ること応募先で確かめること
国際経済の学修どの統計を比較し、何を説明できたか仕事で扱う情報と判断の範囲
国際ビジネスの学修企業の課題をどう切り分けたか顧客・商品・取引の仕組み
国際地域社会の学修地域の事情をどの資料で確かめたか相手を理解するための調査方法
英語での議論認識の違いをどう確認したか実際の使用場面と求められる水準

三つすべてに強いと主張する必要はありません。自分が時間をかけて調べたテーマを一つ選び、調査の目的、使った情報、結論、まだ分からない点を説明します。英語力の点数を示す場合も、取得時期と試験名を正確に書き、実務経験があるように言い換えないようにしましょう。

海外研修は滞在期間より行動の説明を具体的にする

海外研修を経験したという事実だけでは、どのように学んだかまでは伝わりません。準備で調べたこと、現地で困ったこと、相手に確認したこと、帰国後に見方が変わったことを分けて書くと、自分の行動が見えます。研修先や期間を他の学生と競うより、一つの場面を掘り下げてください。

編集部の架空の例です。「研修先の共同発表で、私たちは同じ言葉を違う意味で使っていました。私は議論を止めて各自の想定する具体例を書き出し、発表で扱う対象をそろえるよう提案しました。その後は作業の担当と確認日を共有しました。この経験から、分かったつもりで進めず、前提を確かめることの大切さを学びました。」

これは学習院大学の学生の実話ではありません。自分の経験では、相手の文化一般を決め付けず、その場で確認できた事実に絞ります。提案が採用されなかった場合も、理由を聞いて変更したことや、次に改善したい点を説明できます。成果を作り足す必要はありません。

大手かどうかに加え、応募する仕事を比べる

学歴や周囲の内定先が気になると、会社名だけで選択肢を狭めがちです。公式実績は探索の入口として使い、求人の条件、仕事への関心、準備の進み具合を別に確認します。実績に名前がない会社を応募できない会社とみなす根拠にもなりません。

候補の比較表(編集部の提案)
確認項目書き込む内容
応募単位法人名、職種、採用区分
仕事内容誰のどんな課題に関わるか
語学の使用会話・文書・調査など具体的な場面
勤務地初任地の決定方法、転勤や海外勤務の条件
準備応募期限、必要書類、面接で説明したい経験

「英語を使いたい」だけで絞り切れない場合は、情報を調べる仕事、人と調整する仕事、商品やサービスを提案する仕事など、行いたい行動から考えてみましょう。職種の呼び名が同じでも企業ごとに担当範囲が違うため、説明会で一日の仕事や若手の役割を尋ねると比較しやすくなります。

留学の予定と就活の予定を学内で相談する

大学は留学希望者・経験者向けの就職セミナーを案内し、国内外の企業の違いや採用スケジュール、語学経験を生かす就活を扱うと説明しています。掲載された過年度の行事予定を現在の開催日として使わず、在学生向けの最新案内で参加方法を確認してください。[3]

キャリアセンターでは企業研究、履歴書・エントリーシート、模擬面接などの個別相談を案内しています。目白キャンパスにはオンライン面接などに使える個人ブースもあります。利用可能な時間や手続きは最新案内で確認します。[4]

  • 海外研修・授業・応募期限を同じ予定表に記入する。
  • 気になる企業を選び、法人と職種を確認する。
  • 英語や専門分野を使った経験を一つ、行動と学びに分けて書く。
  • キャリア相談に募集要項と文章案を持参し、分かりにくい点を聞く。

なお、2026年4月に設置された国際文化交流学部は国際社会科学部とは別の学部です。本稿の2026年3月卒業者の実績は国際社会科学科のもので、新学部へそのまま当てはめることはできません。所属と年度を確認して情報を使いましょう。[5]

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学習院大学 就職・進学データ確認日:2026-09-10 / 2026年3月卒国際社会科学科、男女合算250卒230希望228内定。学科会社例。進学全体不一致は不使用
  2. 学習院大学 国際社会科学部 ISSの特長確認日:2026-09-10 / 3分野・段階英語・CLIL・ゼミ・基準付き必須海外研修。公式A/B例は転載しない
  3. 学習院大学 主な就活支援プログラム確認日:2026-09-10 / 留学者向け就職セミナー。リンク2024/25行事表の日時非使用
  4. 学習院大学 キャリア・就職確認日:2026-09-10 / 個別相談・ES・模擬面接・個人ブース
  5. 学習院大学 国際文化交流学部新設確認日:2026-09-10 / 2026年4月新設、国際社会科学部との区別

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