どの大学から入っているのか。栃木・埼玉・東京・茨城・宮城の12大学

会社が採用大学を大学名まで一覧にしていなくても、大学の側が「この会社に就職した」と公表していることがあります。逆転内定コラムでは、大学が自分で出している進路資料を集めて、そこに載っている企業名を一つずつ確認しています。栃木銀行について社名を確認できたのは、次の12大学です。[6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]​‌‌‌‌​​​‌‌‌‌‌‌​​​‌​​‌​​​​​‌‌​‌​‌​​​‌‌​‌​​‌​​‌‌‌‌‌‌​​​‌‌​‌​​​​‌​​

栃木銀行を就職先として掲載している大学(大学公式資料)
大学・学部・学科掲載されている資料と欄対象年度
作新学院大学(全学の一覧)「令和8(2026)年卒 主な就職先」の金融・保険の欄に「株式会社 栃木銀行」令和8(2026)年卒
白鴎大学 経営学部/法学部/教育学部「就職状況」の主な就職先の各学部の欄に「株式会社栃木銀行」一覧そのものに年度の記載なし。ページには2022〜2025年度の業種別進路状況が並ぶ
茨城大学 人文社会科学部「民間企業 就職先(直近3年間)」の銀行の欄に「栃木銀行」直近3年間(2023〜2025年度)
城西大学 経済学部 経済学科/理学部 数学科各学科の「主な就職先(2026年3月卒業生)」に「(株)栃木銀行」2026年3月卒業生
獨協大学 英語学科/経営学科/総合政策学科「2024年度学科別就職先一覧」のJ.金融・保険業の各学科の列に「栃木銀行」(多段組みのPDFのため、見出しの桁位置で列を確かめた)2024年度(2024年9月・2025年3月卒業者)
文教大学 文学部 日本語日本文学科/外国語学科各学科の「主な進路先」に「栃木銀行」。注記は「※上記は、2023~2025年度の主な就職先の一部です。」2023〜2025年度
千葉商科大学 商経学部「2025年度 商経学部 就職実績」に「株式会社栃木銀行」2025年度
帝京大学 経済学部 地域経済学科地域経済学科の「2024年度卒業生実績」の主な進路に「栃木銀行」2024年度卒業生
拓殖大学 政経学部「2022(令和4)年度 政経学部 就職データ」の主な就職先に「栃木銀行」2022(令和4)年度
東京経済大学 経営学部/現代法学部「主要就職先リスト」の経営学部(2025年度)と現代法学部(2023年度)の欄に「栃木銀行」2023年度・2025年度
専修大学(学部の別なし)主な就職先の金融欄に「栃木銀行」。企業別の学部・人数の記載なし2026年3月卒業生(2026年3月31日時点判明分)
東北福祉大学 総合マネジメント学部 産業福祉マネジメント学科「2025年度卒業生(2026年3月卒)の進路・就職先」の産業福祉マネジメント学科の欄に「栃木銀行」2025年度卒業生(2026年3月卒)
[6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]

地元栃木の作新学院大学・白鴎大学に加えて、茨城の茨城大学、埼玉の城西大学・獨協大学・文教大学、千葉の千葉商科大学、東京の帝京大学・拓殖大学・東京経済大学・専修大学、宮城の東北福祉大学が並びます。[6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]

学部の広がりも見てください。城西大学の理学部 数学科、白鴎大学の教育学部、文教大学の日本語日本文学科と外国語学科、獨協大学の英語学科、東北福祉大学の産業福祉マネジメント学科。経済学部・商学部だけが並んでいるわけではありません。[8] [11] [14] [15] [16]

これは会社の書き方と一致します。FAQは「当行には、理工学部や農学部、教育学部、文学部、外国語学部、スポーツ科学部など、一見銀行業とは遠い印象を持つ学部の出身者が多数おり、大学時代にさまざまな分野を専門的に学んだ行員がその経験や知識を生かしつつ活躍しています。」と書いています。[2]

大学側の掲載例と、銀行が示す募集条件は分けて確認してください。公式募集要項では2027年3月卒業見込み、または2024年3月以降の卒業者を対象とし、いずれも学部学科は不問としています。[1]

外した資料も書いておきます。大正大学の資料にも社名がありますが、載っているのは2019年3月・2020年3月卒業者の欄で、本コラムの基準(2022年度以降)より古いため入れていません。拓殖大学 商学部の一覧は2016(平成28)年度の欄にだけ社名があり、同じ理由で入れていません。[19] [20]

会社が学歴について書いていること(引用)

栃木銀行の募集要項とFAQで、学歴に関わる記述を順に引用します。[1] [2]

募集対象に2024年3月以降の卒業者が入っている[1]

募集要項の募集対象の欄はこうです。「2027年3月に大学院、大学、短大、専門学校、高等専門学校を卒業見込みの方」「2024年3月以降に大学院、大学、短大、専門学校、高等専門学校を卒業された方」「※いずれも学部学科は不問」。[1]

四年制大学に限らず、短大・専門学校・高専が並んでいます。そのうえで、2024年3月以降に卒業した人も募集対象です。[1]

学部について「有利・不利は全くありません」[2]

FAQの「学部や学科、専攻によって有利・不利はありますか?」への回答です。「採用選考において、学部や学科、専攻は不問ですので、それらによる有利・不利は全くありません。」[2]

回答はこう続きます。「大事なのは「何を学んだか」ではなく、「どのような姿勢で取り組んできたか」「学んだことをどのように社会に活かそうとするのか」であると考えます。」[2]

資格も応募の条件ではない[2]

「学生時代に取得が必要な資格はありますか?」への回答です。「応募いただく段階で、取得を必要とする資格はありません。そのため、取得資格による有利・不利もありません。」[2]

入行の時点では職種を選ばない[1]

募集職種の欄は「銀行業務全般コース」で、注記はこうです。「※採用時点で職種の区分はありません。」「入行後にライフプラン等と照らし合わせ、総合職・地域限定総合職より職種選択いただきます。」[1]

FAQによれば、大学院卒・大卒の人は入行して3年以上たってから職種を選ぶことになり、総合職と地域限定総合職に業務区分や期待役割の差はない、とされています。[2]

応募条件と、選考に向けて確認する4つの項目

学部・学科の応募条件と、大学名が選考でどう扱われるかは別の話です。以下では公式情報で確認できる条件や制度を読み、自分が応募する際に確かめることを整理します。これらの記載だけで、大学名が選考に影響しないとは判断できません。

1.学部と資格の両方を「有利・不利なし」と書いている[2]

学部についても資格についても、FAQが有利・不利はないと答えています。前の節の表に数学科・教育学部・外国語学科が並んでいることと一致します。[2] [8] [11] [16]

2.2024年3月以降の卒業者も応募できる[1]

「2024年3月以降に大学院、大学、短大、専門学校、高等専門学校を卒業された方」。卒業のタイミングだけで入口が閉じる形にはなっていません。[1]

3.短大・専門・高専卒にも初任給が決まっている[1]

公式募集要項の初任給は院・大卒270,000円、短大・専門・高専卒255,000円です。募集対象にもこれらの学校種別が含まれます。給与の区分は採用人数ではないため、その金額から学校種別ごとの採用枠を推定しないでください。[1]

4.選考方法に「面接(重視)」と書かれている[1]

選考方法は「書類選考、適性テスト、面接(重視)」です。面接を重視すると会社自身が書いています。応募書類は履歴書、成績証明書、卒業見込証明書で、エントリーは採用ホームページのほか、マイナビ・リクナビ・キャリタスで受け付けています。[1]

確認した募集要項には応募者数や採用者の定着率がなく、倍率や離職状況は計算できません。選考方法は書類選考、適性テスト、面接ですが、面接回数や具体的な日程は案内に従って確認してください。[1]

入行後2年間で預金・融資・渉外を経験する

人材育成のページにはこうあります。「新入行員は、入行後2年間(高卒者については3年間)を重点育成期間とし、原則として全員が「預金・融資・渉外(個人渉外)」を経験します。」[3]

専門資格の保有者数も公開されています(2025年9月末)。中小企業診断士16名、経営コンサルタント38名、1級FP技能士48名、ITパスポート/金融DX3級659名です。外部の専門機関への派遣出向や資格試験対策セミナーで、専門人材を育てていると書かれています。[3]

勤務地と会社の規模[1] [4]

勤務地の欄は「本部または各営業店」です。会社概要によれば、本店は栃木県宇都宮市、店舗数は83店舗(うち店舗内店舗15店舗、インターネット専用支店1店舗)、従業員数は1,283名(出向人員を除いた就業人員数、2026年3月31日現在)です。[1] [4]

グループ会社のページに持株会社の記載はなく、採用しているのは株式会社栃木銀行そのものです。名前の似た足利銀行や栃木信用金庫は別の会社です。[5]

応募できる条件と、公開されている待遇

募集要項に書かれている条件を並べます。年度によって変わるので、応募の前には必ず最新の要項を見てください。[1]

栃木銀行 新卒採用の条件(会社の募集要項より)
項目内容
募集対象2027年3月に大学院、大学、短大、専門学校、高等専門学校を卒業見込みの方/2024年3月以降に同じ学校を卒業された方(いずれも学部学科は不問)
募集職種銀行業務全般コース(採用時点で職種の区分はなし。入行後に総合職・地域限定総合職から選択)
初任給院・大卒270,000円/短大・専門・高専卒255,000円
諸手当住宅手当、通勤手当、家族手当、営業勤務手当、資格手当、職務手当、単身赴任手当、帰省手当等
昇給・賞与昇給は年1回(7月、能力成果に応じて)、賞与は年2回(6月、12月)
勤務地本部または各営業店
勤務時間通常日8:45〜17:00、特定日8:45〜17:45(週初・月初の各1営業日と月末の2営業日)
休日休暇土曜日・日曜日(完全週休2日制)、祝日、年末年始(4日間)、リフレッシュ休暇(土日を含め連続9日間)、年次有給休暇、半日年次有給休暇、慶弔、特別休暇、子の看護休暇、介護休暇等
福利厚生財形預金、持株会、寮・社宅、総合運動場等
選考方法書類選考、適性テスト、面接(重視)
提出書類履歴書、成績証明書、卒業見込証明書
試用期間3か月(労働条件に変更なし)
[1]

この表で見落とされがちなのが休暇の欄です。土日を含めて連続9日間のリフレッシュ休暇があり、年次有給休暇にはアニバーサリー休暇・カルチャー休暇・ヘルスアップ休暇という名前の付いたものがあります。[1]

初任給と勤務時間を、対象区分ごとに確認する

公式募集要項には初任給や勤務時間が示されていますが、年別の新卒採用人数や大学別の応募者数はありません。ここでは公式に確認できる条件を、採用実績と混ぜずに整理します。[1]

栃木銀行の募集要項にある数字
項目記載内容
初任給(院・大卒)270,000円
初任給(短大・専門・高専卒)255,000円
通常日の勤務時間8:45〜17:00
特定日の勤務時間8:45〜17:45
試用期間3か月。労働条件の変更なし
[1]

特定日は週初・月初の各1営業日と、月末の2営業日です。通常日の終業時刻だけで毎日の働き方を判断せず、配属先での業務と合わせて確認しましょう。勤務時間の制度から実際の残業時間を計算することはできません。[1]

30日で進める、応募条件と経験の整理

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1] [2]

  1. 1〜3日目:募集要項の募集対象を読み、自分が当たるかを確かめる。既卒なら「2024年3月以降に…卒業された方」に入るかを卒業年月で確かめる
  2. 4〜7日目:採用・募集Q&Aを読む。学部、金融の知識、資格、職種の選び方について、会社の言葉で答えが書かれている
  3. 同じ週:職種をいま決めなくてよいことを確かめる。入行時は銀行業務全般コースで、総合職か地域限定総合職かは入行して3年以上たってから選ぶ
  4. 8〜14日目:エントリーする。採用ホームページのほか、マイナビ・リクナビ・キャリタスで受け付けている
  5. 15〜21日目:履歴書を書き、成績証明書と卒業見込証明書を用意する。適性テストの準備もする
  6. 22〜30日目:面接の準備をする。選考方法に「面接(重視)」とあり、FAQは「どのような姿勢で取り組んできたか」を大事にすると書いているので、取り組んだことを1つ、結果まで話せるようにしておく
[1] [2]

志望動機も、公開されている事実から組み立てます。たとえば入行後2年間で預金・融資・渉外を経験すること、中小企業診断士や1級FP技能士の保有者がいること、外部の専門機関へ出向する道があること。これらは会社が自分で書いていることなので、そこに自分の希望を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[1] [3]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 栃木銀行 新卒採用 募集要項確認日:2026-09-11 / 募集職種(銀行業務全般コース・採用時点で職種の区分なし)、初任給、諸手当、昇給・賞与、勤務地、勤務時間、休日休暇、福利厚生、募集対象(2024年3月以降の卒業者を含む・学部学科は不問)、選考方法、エントリー、提出書類、試用期間
  2. 栃木銀行 新卒採用 採用・募集Q&A確認日:2026-09-11 / 学部・学科・専攻による有利不利、職種、金融や経済の知識、学生時代の資格
  3. 栃木銀行 新卒採用 人材育成確認日:2026-09-11 / 重点育成期間とジョブローテーション、専門人材の育成、専門資格の保有者数(2025年9月末)
  4. 栃木銀行 会社概要確認日:2026-09-11 / 本店所在地、店舗数、従業員数(2026年3月31日現在)
  5. 栃木銀行 グループ会社確認日:2026-09-11 / グループ会社の一覧(持株会社の記載なし)
  6. 作新学院大学 主な就職先(令和8年卒)確認日:2026-09-11 / 「令和8(2026)年卒 主な就職先」の金融・保険の欄に「株式会社 栃木銀行」
  7. 千葉商科大学 就職データ確認日:2026-09-11 / 「2025年度 商経学部 就職実績」に「株式会社栃木銀行」
  8. 城西大学 進路・就職データ確認日:2026-09-10 / 経済学部 経済学科と理学部 数学科の「主な就職先(2026年3月卒業生)」に「(株)栃木銀行」
  9. 帝京大学 経済学部 進路・就職先状況確認日:2026-09-10 / 地域経済学科の「2024年度卒業生実績」の主な進路に「栃木銀行」
  10. 拓殖大学 政経学部 就職データ確認日:2026-09-10 / 2022(令和4)年度の政経学部の主な就職先に「栃木銀行」
  11. 文教大学 文学部 資格・進路確認日:2026-09-11 / 日本語日本文学科と外国語学科の「主な進路先」(2023~2025年度)に「栃木銀行」
  12. 東京経済大学 主要就職先リスト(2025年度)確認日:2026-09-09 / 2025年度の一覧の経営学部の欄に「栃木銀行」
  13. 東京経済大学 主要就職先リスト(2023年度)確認日:2026-09-10 / 2023年度の一覧の現代法学部の欄に「栃木銀行」
  14. 東北福祉大学 学科別就職状況確認日:2026-09-10 / 「2025年度卒業生(2026年3月卒)の進路・就職先」の産業福祉マネジメント学科の欄に「栃木銀行」
  15. 獨協大学 2024年度学科別就職先一覧確認日:2026-09-10 / 2024年度の一覧のJ.金融・保険業の英語学科・経営学科・総合政策学科の列に「栃木銀行」
  16. 白鴎大学 就職状況確認日:2026-09-11 / 主な就職先の経営学部・法学部・教育学部の欄に「株式会社栃木銀行」
  17. 専修大学 主な就職先(2026年3月卒業生)確認日:2026-09-11 / 通常CropBox表示PDF1頁の2026年3月卒業生(2026年3月31日時点判明分)の一覧。金融欄に「栃木銀行」。全学の一覧で企業別学部と人数は不明。画像確認済。
  18. 茨城大学 人文社会科学部 就職状況確認日:2026-09-11 / 2023年度・2024年度・2025年度の一覧。「民間企業 就職先(直近3年間)」の銀行の欄に「栃木銀行」
  19. 大正大学 就職・進路状況確認日:2026-09-11 / 入れなかった理由の出典。2019年3月・2020年3月卒業者の欄にだけ社名がある
  20. 拓殖大学 商学部 就職データ確認日:2026-09-10 / 入れなかった理由の出典。2016(平成28)年度の欄にだけ社名がある

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