97.1%は進学を含む進路の決定率

公式ページは2025年度の進路・就職決定率を97.1%と掲載し、就職・進学希望者を母数に算出すると説明しています。進学も含む数字なので、「卒業生の97.1%が就職した」「97.1%が希望企業へ入った」とは読めません。[1]

この率は大学全体の状況を知る材料です。自分の選考結果を予測するより、学部の実績や求人を調べ、何を準備するかを決めるために使いましょう。卒業生全員の割合、試験の合格率、就職先への満足度も、それぞれ分母や質問が違う情報です。

所属学部の学びから、経験と仕事を整理する

学部別記事で深める内容
学部就活で整理すること
先端理工学部課程の対象、研究・制作の担当、設計・評価等の工程
国際学部語学の使用場面、異なる相手と認識を確かめた経験
心理学部専門職と民間の比較、聞き取り・調査・説明
政策学部地域プロジェクトの関係者、提案や実施の担当
文学部資料の比較、解釈の理由、展示や発表での伝え方
法学部民間・公務の業務、事実と論点の整理
社会学部取材・実習の担当、質問や説明を変えた場面
経営学部企業の数字、組織の進行、顧客への伝え方
経済学部地域や企業への問い、データと現地の声の比較
農学部生命・生産・栄養・流通の関心、実験や実習の条件

表は編集部による記事の案内です。学部名だけで職種や能力を決めず、自分が実際に履修・経験した内容から一つの場面を選びます。詳しい企業例と学科の違いは、所属学部の記事で確認してください。

大手の掲載先は、学部と法人をそろえて読む

公式2025年度一覧の例
対象掲載先の一部
先端理工学部欄(2課程除外)三菱電機、ダイキン工業
国際学部全日本空輸、日本通運
経営学部ミズノ、村田製作所
経済学部京セラ、りそな銀行
農学部Mizkan、雪印メグミルク
[2]

先端理工学部欄は環境生態工学・知能情報メディアの2課程を除く実績です。ほかの行も、それぞれの学部に掲載された例として示しています。どの職種へ何人採用されたかは一覧から分からず、企業名だけで研究職や海外勤務などを決めることはできません。

応募を調べる際は採用する法人名、募集職種、条件を確認します。親会社とグループ会社は分けて読み、知名度だけで候補を狭めないようにします。同じ顧客や技術に関わる他の企業も比べると、自分がなぜその会社へ関心を持ったかを考えやすくなります。

新しい学部の見出しに、以前の実績が使われている

心理学部は2023年の新設です。公式の心理学部欄には、2021〜2025年度の文学部臨床心理学科卒業生の実績を掲載するとの注記があります。臨床心理士としての就職も大学院修了者の実績です。新学部の卒業実績や学部卒の心理職人数へ読み替えないようにします。[2] [4]

2025年には社会学部の総合社会学科への改組と、経営学部商学科の新設がありました。また2027年には先端理工学部から理工学部への名称変更や、新学部の開設予定が案内されています。自分の入学年度、所属、資料の卒業年度を分けて確かめます。[4] [5] [6]

大学の案内に新しい名称が出ていても、現在の学生がそのカリキュラムで学んだとは限りません。応募書類には自分の正式な所属を記載し、学びは履修した内容や手元の成果物に基づいて説明しましょう。

会社の所在地より、募集する仕事の条件を調べる

大学の地域別資料は「本社都道府県別進路状況」として掲載されています。本社がある都道府県と、自分の初期配属や勤務予定地は同じとは限りません。地元で働きたい場合も、求人の勤務地と異動の条件を確認してください。[1]

編集部の求人比較表
項目三つの求人でそろえて書くこと
仕事の相手企業、個人、地域、社内など誰に関わるか
担当入社後の業務、他部署との分担、判断する範囲
条件応募資格、勤務地、勤務形態、異動
選考締切、提出物、試験や面接
自分との接点関心を持った理由と、実際の経験

空欄が多い項目は、説明会で聞く質問にします。業界名だけで比較するより、日々の仕事が自分の関心と合うかを確かめられます。まだ志望先が決まっていなくても、三つの求人を同じ項目で読むことから始められます。

自信がないときは、成果物一つから始める

レポート、発表、実験記録、活動のメモなどを一つ選び、目的、自分の担当、変えたこと、確認した結果を書きます。チームの大きな成果を一人の成果にするより、自分が何をしたかを具体的に話せる材料を作ります。

例えば「調整した」なら、誰と何を確かめたか、「分析した」なら、どの資料を何のために比べたかを補います。華やかな活動でなくても、説明を直した、分からない点を確認した、次の手順を提案したといった行動は整理できます。

経験から応募先を探すことと、求人を読んで使える経験を探すことは行き来できます。仕事の理解が足りないなら説明会へ、経験はあるのに文章にできないなら面談へというように、今つまずいている点を一つ選んで動きましょう。

龍ナビで情報収集から面談までつなぐ

龍谷キャリアナビ(龍ナビ)では求人・ガイダンス・セミナーの情報を確認し、キャリア面談を予約できます。キャリアセンターは所属学部やキャンパスにかかわらず利用できると案内されています。模擬面接は事前予約が必要です。[3]

深草・瀬田ではオンライン面接等に使える個別BOXも案内されています。応募の準備だけでなく、面接を受ける場所や設備も必要に応じて確認できます。[3]

面談には求人三つの比較と経験一つのメモを持参します。「どの企業なら受かるか」だけを尋ねるより、「仕事内容の理解が足りているか」「自分の担当が伝わるか」を確認すると、その後に直すことが具体的になります。予約までに完成した自己PRを用意できなくても、途中のメモを相談材料にできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 龍谷大学 2025年度進路・就職決定率確認日:2026-09-10 / 就職・進学希望者を母数にした97.1%。規模別と地域別を勤務地保証へ転用しない
  2. 龍谷大学 就職実績一覧確認日:2026-09-10 / 学部別2025企業例。心理は2021〜2025旧臨床心理、先端理工は2課程除外。情報欄の注記疑義は不採用
  3. 龍谷大学 キャリア支援確認日:2026-09-10 / 龍ナビ、面談、模擬面接、キャンパス横断利用、個別BOX
  4. 龍谷大学 沿革確認日:2026-09-10 / 2020先端理工、2023心理・農学科名称、2025経営商・社会総合社会
  5. 龍谷大学 学部一覧確認日:2026-09-10 / 現行学部と2027新設予定の案内
  6. 龍谷大学 先端理工学部 課程紹介確認日:2026-09-10 / 2027理工への名称変更と新設関連の募集終了案内

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