まず東京・新潟の学部と、短期大学を区別する

大学の公式組織案内では、東京キャンパスの生命歯学部と、新潟キャンパスの新潟生命歯学部が掲載されています。それぞれのキャンパスには大学院や短期大学、病院の案内もありますが、名称が近くても対象となる学生や課程は異なります。[1]​‌​‌​​‌‌​‌​‌​​​​‌​‌​​‌‌‌​‌‌‌​‌‌​​‌‌‌‌‌‌‌​‌​​‌‌‌​‌‌‌‌​​‌​​​‌​​‌​​

大学学部の情報を探す入口
所属教育内容を確認する資料卒業後の状況の欄
生命歯学部(東京)東京キャンパスの教育の特色生命歯学部
新潟生命歯学部新潟生命歯学部の6年間新潟生命歯学部
[1] [2] [3] [4]

検索で見つけた就職情報が短期大学のものだった場合、歯科衛生士や歯科技工士の養成課程の実績を、大学学部の実績として使うことはできません。大学院の修了後の進路も、学部卒業時の進路とは分けて読みます。資料の表題だけでなく、対象学部・課程と年度を確かめてください。

所属学部が分かったら、進路の人数を確認したいのか、研修先の応募条件を知りたいのか、実習の経験を言葉にしたいのかを一つ選びます。調べたいことを絞ると、大学全体の紹介と病院の採用案内を混ぜずに必要な資料へ進めます。

令和7年度の卒業後の状況を学部別に読む

大学が公表する令和7年度の卒業後の状況は、生命歯学部の卒業生127人に対して、臨床研修医90人(予定者を含む)、就職準備中37人です。新潟生命歯学部は卒業生46人、臨床研修医39人(予定者を含む)、就職準備中7人と掲載されています。[2]

令和7年度の学部別卒業後の状況
学部卒業生臨床研修医(予定者を含む)就職準備中
生命歯学部127人90人37人
新潟生命歯学部46人39人7人
[2]

この表は国家試験合格率や施設別の採用実績を示すものではありません。研修予定者を含む人数を、研修を開始した人数だけとみなすこともできません。就職準備中の個別の理由は記載されていないため、試験結果や本人の事情を推測しないようにします。

また、表の比率を比べるだけで、東京と新潟の教育の優劣や個人の採用可能性を判断することはできません。自分が進路準備で必要とするのは、応募先の条件と、自分の状況に合う相談です。実績の数字は全体像を知る材料として使いましょう。

同じ公式ページには、生命歯学部の令和7年度求人数が人数表示で717と掲載されています。これは採用された卒業生の人数でも、求人施設数でもなく、新潟生命歯学部の求人件数でもありません。個々の求人の対象者や勤務条件は別途確認が必要です。[2]

キャンパスごとの学びから、研修で確かめたいことを作る

東京の生命歯学部は、5年次に附属病院の総合診療科を中心とする診療参加型の臨床実習を説明しています。教育方針には訪問歯科診療や全身管理、他職種との連携を意識した実習も示されています。[3]

新潟生命歯学部は、5年次の病院実習と並行した保健センター・福祉施設・保育園でのフィールド実習を紹介しています。新潟病院では歯科各科に加え、内科・外科・耳鼻咽喉科で口腔と全身との関係を意識した実習を行うと説明しています。[4]

これらはそれぞれの学部が説明する教育内容です。一方のページで紹介される内容が、他方には一切ないと判断するための比較ではありません。また、学部の教育方針をそのまま自分の能力や実績として話すことも避けましょう。

自分の経験から考えるなら、「どの場面に関心を持ったか」「何を理解できずに調べたか」「指導を受けて何を修正したか」の三つを書きます。地域で学びたい人も、幅広い診療を経験したい人も、研修先でどのような学び方ができるかを具体的な質問にできます。

研修先の比較は、施設名と募集年度をそろえる

東京の附属病院の臨床研修ページには、令和9年度の採用試験案内と、令和8年度のプログラム紹介リンクが併載されています。募集が新年度でも、同じページにある別の資料が同年度とは限りません。対象年度と募集区分を確かめて読みます。[5]

掲載された出願期間は2026年7月27日から31日、試験日は8月30日で、確認日の2026年9月11日には過去の日程です。現在も応募できると扱わず、今後の募集は病院の最新発表で確認してください。卒業見込みと既卒、学内と学外で必要書類が異なることも示されています。[5]

新潟病院のカリキュラム紹介は、単独型・複合型のプログラムや総合診療科を中心にした研修を説明していますが、ページに対象年度の表示はありません。また、2026年7月7日の募集掲載案内は見出しと本文の年度が異なり、今回募集要項のページを取得できませんでした。新潟の応募期限や最新の条件は、研修担当へ確認する必要があります。[6] [7]

候補ごとに残す比較表(編集部の提案)
確認項目記録する内容
募集施設名、対象年度、応募区分、期限、提出方法
研修本院と協力施設の構成、選択できる範囲
指導と評価相談先、振り返り、課題を補う方法
生活通勤・住居・勤務条件の確認資料
未確認事項回答が必要な質問と問い合わせ先

同じ日本歯科大学の病院でも、募集や書類の条件を相互に流用しないようにします。大きな施設かどうかだけで選ぶより、自分が伸ばしたい力と、確認できた研修の仕組みがどうつながるかを比較しましょう。

実習の振り返りを、選考で話せる内容に整える

研修先への志望理由を考えるときは、実習の説明を長くするより、そこから見つけた自分の課題を一つに絞ると伝わりやすくなります。まだ選考で話せる実績がないと感じる人も、疑問を調べたことや、指摘を受けて修正した過程を振り返れます。

編集部の架空の例です。「実習で、自分が理解した内容を相手に合わせて説明することに難しさを感じました。疑問点を整理して指導者へ確認し、記録を読み直しました。研修では、根拠を整理し、相手に伝わる形で説明する力を伸ばしたいです。」

これは日本歯科大学の学生の体験談ではありません。自分が実際に経験した範囲に置き換え、志望先のどの仕組みで課題に取り組みたいのかを加えます。患者を特定できる情報や、学生が独立して診療を行ったような表現は避けます。

学歴への不安が強い場合も、公開情報から分からない評価基準を想像して応募先を決め付けないことが大切です。正式な応募資格を満たすか、期限までに準備できるか、研修内容に納得できるかを順に確認し、迷いが残る点を相談しましょう。

所属に合う相談先と、今週の行動を決める

東京の生命歯学部は、教務部・学生部による学生生活相談や証明書の発行、嘱託カウンセラーへの相談を案内しています。新潟生命歯学部は、6年次に理解度を確認し、教員と弱点を補う学修機会を説明しています。支援の対象や利用方法は、それぞれの学部で確かめてください。[8] [4]

東京・新潟の卒業生を対象とする校友会や歯学会では、研修会や刊行物による継続的な学びが紹介されています。卒業後の学修につながる情報として活用できる一方、就職紹介や採用上の優遇が保証されるものとは解釈しません。[9]

  • 所属学部の実績を読み、予定者を含む集計であることを確認する。
  • 実習や授業で伸ばしたいと思った力を一つ書く。
  • 候補施設の募集年度と必要書類をそろえて比較する。
  • 学修と応募準備の予定を並べ、不明点を担当窓口へ相談する。

学部別の記事では、東京は求人の読み方や診療参加型実習、新潟は医科・地域での学修と研修先比較を詳しく扱います。自分の所属に合う情報から、次に確認する一項目を決めて進めましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 日本歯科大学 学部・大学院・附属病院確認日:2026-09-11 / 現行東京生命歯・新潟生命歯、大学院短大病院の区別
  2. 日本歯科大学 卒業後の状況・年度別求人数確認日:2026-09-11 / 令和7年度卒東京127/研修90/準備37、新潟46/39/7。予定者含む。求人717は生命歯人数
  3. 日本歯科大学 生命歯学部 教育の特色確認日:2026-09-11 / 東京5年診療参加型、訪問歯科、全身管理・他職種連携
  4. 日本歯科大学 新潟生命歯学部の6年間確認日:2026-09-11 / 地域フィールドと医科実習、6年教員と学修課題補強
  5. 日本歯科大学 東京附属病院 臨床研修確認日:2026-09-11 / 令和9年度募集と令和8プログラム混在。出願7/27–31、試験8/30は2026/9/11に過去。区分別書類
  6. 日本歯科大学 新潟病院 研修カリキュラム確認日:2026-09-11 / 年度表示なし、構成紹介のみ。最新条件の断定なし
  7. 日本歯科大学 新潟病院 募集要項掲載案内確認日:2026-09-11 / 2026/7/7見出し令和9・本文令和8不一致。募集ページ403、期限未確認
  8. 日本歯科大学 生命歯学部 学生生活支援確認日:2026-09-11 / 学生生活支援節、教務学生部、証明書、カウンセラー
  9. 日本歯科大学 校友会・歯学会確認日:2026-09-11 / 両学部対象、継続学修。就職保証なし

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