現行の理工学部と旧工学部を区別する

大学の沿革によると、2019年4月に工学部4学科を理工学部2学科へ改組しました。現行の創造工学科は建築・土木、機械、航空宇宙、電気電子などを、システム理化学科は物理物質、化学生物、数理情報を扱います。[1] [2] [3]​​​‌‌​​​​​‌‌‌‌​​​‌​​​​‌‌‌​‌​​​‌‌‌​​‌‌‌‌​​​‌‌‌‌​‌‌‌‌​​‌​​‌​​‌​‌​​

2025年度の就職資料にも旧工学部の欄が残っています。そのため、「工学部」という検索語で見つけた企業名や数値をすべて理工学部の実績に移すことはできません。資料の見出しで学部・学科・昼夜の区分を確かめてから読みましょう。[4]

学科名だけで仕事を限定する必要はありませんが、専門が似ているから同じ応募条件になるとも限りません。学んだ内容、自分が担当した実験や制作、求人が求める知識を一つずつ対応させると、候補を具体的に比較できます。

昼間と夜間の進路を人数で読む

2025年度の理工学部の進路(2026年5月1日現在)
区分卒業進学就職その他
昼間534人234人274人26人
夜間32人18人11人3人
[4]

この表では進学者を就職できなかった人に数えません。また、卒業者数は就職希望者数と同じではありません。大学全体の就職率を理工学部単独の率として表示したり、昼間の人数だけで夜間を含む全体を説明したりしないようにします。

進学と就職の人数は、個人の正解を決めるものではありません。研究をさらに続けたい理由、関心のある職種の学位条件、学費や生活の見通しを分けて考えます。周囲が進学するからという理由だけで決めず、教員と進路相談の双方から情報を集めましょう。

コース別の就職先は仕事調べの入口にする

2025年度の理工学部昼間の掲載例
コース・トラック就職先の例
建築学トラック鹿島建設
土木工学トラック札幌市役所
機械ロボット工学トヨタ自動車北海道
航空宇宙工学AIRDO
電気電子工学日本原燃
物理物質システム北海道電力ネットワーク
化学生物システム東京化成工業
数理情報システムNTTデータ北海道
[5]

これは掲載された就職先の一部であり、企業規模順のランキングではありません。会社名だけでは配属部署や仕事内容は分からないため、「このコースならこの職種に必ず就ける」とは考えないようにします。夜間の就職先は同じ資料の別欄で確認できます。

気になる会社を見つけたら、募集する職種、担当業務、勤務地、必要な学位や専門、選考の予定を調べます。同じ会社に複数の仕事がある場合は、会社全体への興味と、自分が応募する仕事への興味を分けて言葉にしましょう。

研究や課題は、方法と自分の担当を説明する

創造工学科の案内は、建築・土木の社会基盤、機械やロボット、航空機の構造や推進、電気電子の計測・制御などを示しています。システム理化学科は、物理・化学・生物・数理と情報の学びを組み合わせています。所属名だけでなく、実際に取り組んだ課題の内容を説明することが重要です。[2] [3]

経験の整理に使う項目(編集部の提案)
項目書き出すこと
目的何を明らかにする・作る課題だったか
条件実験、計算、設計で置いた前提や制約
担当自分で行った作業と、指導や協力を受けた部分
検討結果をどう確かめ、何を修正したか
限界まだ判断できないこと、追加で調べたい点

専門外の相手に話す際は、最初に課題の目的を短く示し、その後に方法と結果を説明します。専門用語をすべて省く必要はありませんが、その言葉が何を意味するか補います。共同研究先の秘密や未公開データを応募資料へ出してよいかは、指導教員に確認してください。

うまくいかなかった点も、検討した行動と一緒に話す

編集部の架空の例です。「課題の測定で、条件を変えていないつもりでも結果に差が出ました。私は手順を記録し直し、比較する条件がそろっているかを確認しました。教員に相談して確認項目を分け、再測定で確かめられた点と、まだ説明できない点を整理しました。この経験から、結果を急いで結論にせず、前提を点検するようになりました。」

これは本学の学生の実話ではありません。自分の課題に置き換え、実際に行った行動だけを使います。研究全体の成果を自分一人の成果にせず、失敗が解決していない場合も、その時点の限界を正確に話すことが大切です。

推薦応募の前にコースの担当教員へ相談する

キャリア・サポート・センターは予約制の相談を案内し、大学院進学についても全学年から相談を受けています。予約の詳細はMoodleの案内を確認します。相談には候補の求人と、就職・進学で迷っている理由を持参すると、確認したい点を共有しやすくなります。[6] [7]

推薦書の取扱いは各コースの就職担当教員が判断すると案内されています。自由応募で内定した後に推薦書を求められる場合も含め、自己判断で発行を約束せず、選考に進む前にコースの担当教員へ相談してください。[8]

  • 進路資料で年度・学部・コース・昼夜を確認する。
  • 就職と進学の候補について、募集条件と学びたい内容を整理する。
  • 研究や課題の目的、担当、検討、限界を短く説明する。
  • 推薦や応募書類で迷う点を教員・センターに相談する。

大学名や会社名だけで進路を判断するより、自分がどの仕事を目指し、そのために何を確かめる必要があるかを明らかにしましょう。分からない部分を質問に変えることが、次の準備につながります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 室蘭工業大学 沿革確認日:2026-09-10 / 2019/4改組
  2. 室蘭工業大学 創造工学科確認日:2026-09-10 / 学び・昼夜構成。想定先は実績不使用
  3. 室蘭工業大学 システム理化学科確認日:2026-09-10 / 3コースの学び
  4. 室蘭工業大学 令和7年度 産業別就職先一覧確認日:2026-09-10 / p1理工昼、p2夜、p3旧工。2025年度2026/5/1。画像本文照合
  5. 室蘭工業大学 令和7年度 企業別就職先一覧確認日:2026-09-10 / p1創造、p2システム。コース・トラック別所属を画像照合。大学院除外
  6. 室蘭工業大学 個別相談確認日:2026-09-10 / 予約・Moodle
  7. 室蘭工業大学 大学院進学確認日:2026-09-10 / 全学年予約相談
  8. 室蘭工業大学 推薦書発行について確認日:2026-09-10 / コース担当判断、選考前相談

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