2024年度からの3コースと、自分の履修を照合する

人文学部には文化学科と法律経済学科があります。学部は、2024年度から文化学科の地域別4コースを分野別3コースへ移し、法律経済学科には公共政策コースを加えたと説明しています。[1]‌​​​​‌​‌​​​‌‌‌‌‌‌​‌​​‌‌​​‌‌‌‌‌​​​‌‌‌​‌​​​​​​‌‌​​‌‌‌​‌‌​​‌​​‌​‌​​

現在のコース構成
学科コース
文化文化資源学・国際言語文化学・社会・文化行動学
法律経済法政・経済経営・公共政策
[1] [2] [3]

コースの変更前に入学した人は、自分の履修内容を現在の名称へ置き換えないようにします。就活では所属と実際の研究テーマを示し、その中で何を行ったかを説明しましょう。

文化学科は、地域や資料をどう理解したかを示す

文化学科は哲学、歴史学、文学、言語学、地理学、社会学、文化人類学などから、世界各地域の文化や社会を探究します。地域を多面的に学びながら専門分野を深める構成です。[2]

研究の紹介では、対象の説明だけでなく、何を疑問に思ったか、どの資料を使ったか、解釈が変わった点を話します。語学を使った場合も、何を読み取り、意味をどう確かめたかを示しましょう。

学科は国際忍者研究センターや海女研究センターで教員が活動し、関連する研究を進められる環境を紹介しています。こうしたテーマに取り組んだ人も、大学の特色と自分が実際に参加した活動を分けて伝えます。[2]

文化への関心を仕事につなげるときは、情報を発信する、利用者を理解する、資料を整理するなどの作業から探します。特定のテーマを研究しただけで、関連分野の専門職へ就けるとは考えず、募集条件を確認します。

法律経済学科は、分野を横断した比較を説明する

法律経済学科は、法学・政治学・経済学・経営学を体系的かつ横断的に学べることを特徴としています。3年次の専門演習で専門分野を深め、地域の研究・教育ではサテライトや三重の文化と社会研究センターとも連携しています。[3]

同じ社会課題でも、制度、費用、組織、利用者などの視点から考えられます。自己PRでは、どの観点を使い、何を比べ、結論をどう選んだかを示しましょう。

編集部の架空の例です。地域のサービスを調べた学生が、制度上の条件だけでなく運営費の資料も確認しました。複数の情報を並べ、案を実施する際に残る課題を説明した経験を、比較と確認の行動としてまとめます。

法政を学ぶ人が公務員、経済経営を学ぶ人が金融と、仕事を固定する必要はありません。学んだテーマと応募する業務を分け、募集職種、配属、必要な知識を調べましょう。

ゼミの成果は、全体と自分の役割を分ける

学部は、専門を決めた後に少人数で深く学びながら、幅広い科目も履修できる点を特徴として挙げています。両学科とも、専門演習や卒業論文へつながる学びを案内しています。[1]

グループで議論した経験は、代表や発表担当だけが自己PRになるわけではありません。資料をそろえた、疑問点を整理した、議事を記録した、説明を修正したなど、自分の担当を挙げます。

研究の結果が予想と違った場合も、何を確認し直したかを説明できます。専門用語に短い補足を添え、専門外の相手にも問いと作業が伝わる要約を用意しましょう。

2025年度の就職率98.3%を分母と一緒に読む

大学の2025年度就職状況は2026年5月1日現在の資料です。人文学部は卒業261人、進学20人、就職231人、その他10人で、そのうち未内定者は4人です。[4]

人文学部の2025年度進路
対象卒業者進学者就職者未内定者就職率
文化学科88人8人76人2人97.4%
法律経済学科173人12人155人2人98.7%
人文学部計261人20人231人4人98.3%
[4]

大学の就職率は、就職者÷(就職者+未内定者)で算出されます。人文学部では231÷235に当たり、卒業者261人を分母とする割合ではありません。「その他」全員を未内定者と扱うことも避けます。[4]

数値は学部・学科の状況で、個人の採用確率ではありません。進学者を就職できなかった人とせず、自分が選びたい進路の条件と準備を調べましょう。

主な就職先は、学部の人数と職種を区別する

同じ2025年度資料の人文学部欄には、百五銀行10人、名古屋市役所8人、三重県庁8人、愛知県庁5人が掲載されています。また、NTTデータ東海、十六フィナンシャルグループ、ミエデンは各3人です。[4]

この一覧は人文学部単位で、文化学科・法律経済学科への内訳や、企業内の職種・配属は示していません。銀行や情報通信の会社だから特定の職種と推定せず、現在の募集要項を確認します。

人文社会科学研究科の一覧は大学院の実績なので、学部の人数に足しません。主な就職先の掲載を調査の入口にし、仕事内容、研修、勤務条件を比較しましょう。

三重・愛知と県外を、業務と勤務地で比べる

2025年度の人文学部就職者231人について、地域別表は三重県63人、愛知県82人、静岡・岐阜12人、関東51人、近畿12人、その他11人を示しています。[4]

この分布から、自分が地元で採用されやすいと断定はできません。三重県や愛知県を希望する人も、具体的な勤務地や異動、配属の決まり方を確認します。県外を考える人は、選考時の移動や入社後の生活も比較します。

仕事選びで確認する点(編集部作成)
観点質問にしたいこと
担当する仕事誰に何を提供し、自分は何を行うか
採用・配属職種を選べるか、入社後に配属されるか
勤務地勤務先、転勤、地域別採用の条件は何か
準備提出物、試験、面接の方法と締切はいつか

就職支援ナビでES添削や個別面接指導を予約する

全学のキャリア支援部門は、キャリア・カウンセラーによる進路・就業相談を案内しています。相談内容にはエントリーシートの添削や個別面接指導も含まれ、就職支援ナビから予約できます。[5]

初回の相談では、研究や活動の要約と関心のある求人を用意します。専門の説明が伝わるか、自分の行動が分かるか、仕事への関心とつながるかを具体的に確認してもらいましょう。

就職情報コーナーでは、企業等の求人情報、公務員の募集要項、インターンシップの募集情報、就活参考書などを案内しています。学内企業説明会や就職ガイダンスも仕事を知る材料になります。[5]

学部の就職支援・インターンシップの案内はMoodleにも用意されています。在学生は学内向けの最新案内を確認し、全学の個別相談と合わせて準備を進めましょう。[6]

問いと求人を一つずつ、相談の材料にする

今日はゼミやレポートの問いを一つ選び、資料、自分の作業、考えが変わった点を書きます。求人を一つ読み、関心のある業務と不足している情報を挙げましょう。

文化や社会について考えた経験は、テーマ名だけでなく取り組んだ過程に価値があります。具体的な行動を言葉にし、大学の相談を使いながら応募先と伝え方を整えていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 三重大学 人文学部について確認日:2026-09-10 / 2024両学科3コース、旧新編成・演習卒論。
  2. 三重大学 文化学科紹介確認日:2026-09-10 / 3コース正式表記、研究分野、忍者海女センター教員活動。
  3. 三重大学 法律経済学科紹介確認日:2026-09-10 / 法政治経済経営、3年専門演習、地域連携。
  4. 三重大学 令和7年度就職状況について確認日:2026-09-10 / 2026/5/1。1頁人文学部261卒20進231就その他10未内4、2学科・地域人数と率。4頁学部企業人数。両頁画像確認。
  5. 三重大学 キャリア支援部門について確認日:2026-09-10 / 予約就職支援ナビ、ES添削・個別面接指導、求人公務員等資料。
  6. 三重大学 就職・進学確認日:2026-09-10 / 学部Moodle就職支援案内。年度不明の地域割合や卒業生累計は不使用。

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