2025年度の就職決定者は1,978人:分母を確認する

大学が公表する2025年度学科別就職決定者数では、大学全体の卒業者2,271人、進学者62人、就職希望者2,005人、就職決定者1,978人と示されています。対就職希望者の決定率は98.6%です。[1]

大学全体の2025年度進路
区分人数・率
卒業者2,271人
進学者62人
就職希望者2,005人
就職決定者1,978人
対就職希望者の決定率98.6%
[1]

この98.6%は卒業者全員を分母にした率ではありません。また、大手企業への内定率、第一志望への内定率、希望職種への配属率でもありません。

卒業者と就職決定者の差を、そのまま不採用者の人数と捉えないことも大切です。数値の対象を確認し、今の自分の準備とは分けて考えましょう。

9学部の人数から、自分の学科の記事へ進む

以下は公表表の学科別人数を、編集部が同じ学部ごとに合計したものです。理工学部は2025年度の表に記載された情報科学科・機械工学科・電気工学科の人数です。[1]

2025年度の学部別人数:編集部が学科の値を合計
学部卒業者進学者就職希望者就職決定者
国際文化114人3人98人97人
人間科学215人8人188人182人
経済343人1人307人302人
453人2人407人402人
地域共創264人1人243人242人
理工327人21人295人292人
生命科学94人14人76人76人
建築都市工176人5人165人163人
芸術285人7人226人222人
[1]

学部の規模と進路の種類が違うため、決定者数だけで学部の良し悪しは決まりません。学部別の記事では、学科ごとの人数、掲載先、実際の学びから考える準備を整理しています。

国際文化は語学・文化、経済・商は金融や企業、公務員等との比較、地域共創は観光と地域の仕事、人間科学は心理・保育・スポーツの違いを確認できます。理工・生命科学・建築都市工・芸術は、研究や制作をどの職種へ結びつけるかが重要な比較点です。

学歴が気になるときは、応募条件と実績を区別する

大学名による選考の扱いを心配しても、大学の就職率や掲載企業一覧だけから、企業の内部基準は判断できません。「学歴フィルターがない」「九産大なら必ず通る」と断言できる資料ではありません。

一方で、現在の応募条件を読まずに候補をすべて外してしまうと、比較の材料が集まりません。まず募集職種、学部・学科や卒業時期の条件、必要な資格・提出物を確認しましょう。

  • 応募条件を満たすか、最新の募集案内で確かめる。
  • 仕事内容と、自分の希望を照合する。
  • 必要な書類・試験・作品等を整理する。
  • 不採用になった場合は、見直せる準備を学内で相談する。

結果が出ない理由を、証拠なく大学名だけに決めつけないことも大切です。応募先の選び方、経験の説明、選考形式への準備など、自分が確認できる項目へ分けて考えましょう。

大手・地元企業の名前は、仕事内容を調べる入口にする

商学部の掲載先には九州旅客鉄道、ニトリホールディングス、福岡銀行、西日本シティ銀行等が、情報科学科にはソフトバンク、QTnet、伊藤忠テクノソリューションズ、NTTデータ九州等が挙げられています。[3] [4]

これらの掲載先一覧について、確認したページ本文では対象年度を確認できませんでした。2025年度だけの実績や、同年度の採用人数とは扱っていません。

会社名が載っていることは、すべての学部から同じ職種へ入れることを意味しません。自分の学部・学科の記事で資料の対象を確認し、現在の求人へ進みましょう。

大学の先輩が掲載されている企業だけに応募を限定する必要もありません。未掲載の企業が、その大学から採用しないという証拠にはならないためです。仕事内容や条件の合う企業を比較していきましょう。

福岡・九州で働きたいなら、勤務地と採用区分を読む

地元で働く希望を具体化する
観点確認すること
場所初期配属、転勤範囲、現場への移動
役割募集職種、顧客、担当業務
働き方勤務時間、休日、シフト等の案内
育成新人研修、相談体制、資格支援
条件給与の内訳と、応募時に確認したい点

本社が福岡にあることだけでは、自分の勤務先が福岡になるとは限りません。全国企業も含め、採用区分ごとの勤務地を確認します。

「地元で働きたい」と「この仕事をしたい」を別々にメモにすると、候補を比較しやすくなります。どちらも大切なら、どこまでの範囲なら納得できるかを考えましょう。

公務員・専門職・進学は、企業選考と分けて準備する

九州産業大学の現行学部一覧には人間科学、地域共創、理工、生命科学などがあり、同じ大学でも学ぶ分野は異なります。進路を大学全体で一括りにせず、自分の学科の履修や資格の条件を確認します。[2]

公務員なら応募する機関と職種、専門職なら必要な資格や履修、進学なら研究テーマと出願条件を整理します。学科が用意する課程やプログラムと、実際の合格・採用は別です。

企業との併願では、試験、実習、応募書類の期限を同じ予定表にまとめます。迷っている間にも情報収集は進められるので、結果待ちだけで次の選択肢を止めないようにしましょう。

理工学部は、新学科と旧来の卒業実績を混同しない

大学の学部一覧には機械電気創造工学科とスマートコミュニケーション工学科が掲載され、機械工学科と電気工学科は2025年入学までと注記されています。[2]

一方、2025年度の進路表は情報科学科・機械工学科・電気工学科の人数です。過去の卒業実績を新しい学科名へ置き換えたり、新学科の想定進路を採用実績と扱ったりしないようにします。[1]

自分の入学年度の学科名と履修案内を基準に、担当教員やキャリア支援センターで確認しましょう。新しい制度の紹介が、すべての在学生に同じように適用されるとは限りません。

授業・実習・制作の経験を、本人の行動へ具体化する

自己PRの材料は、目立つ受賞や大きな役職だけではありません。授業、ゼミ、実習、制作、アルバイトなどから、本人が何を考え、どう行動したかを整理します。

経験の整理
順番書くこと
目的何をするための活動だったか
担当自分が行った範囲
課題困ったこと、確認が必要だったこと
行動相談・比較・修正したこと
結果確認できる成果と残る課題

編集部の架空の例では、「担当者によって記録が違ったため、比較する条件をそろえて資料を修正した」という説明が考えられます。本人が行っていない活動や成果を付け足さず、実際の経験へ置き換えてください。

自分の大学名を説明するより、質問に答えられる経験を一つずつ準備することから進めましょう。

キャリア支援センターを使い、次の行動を決める

九州産業大学は、学年を問わない個別相談を案内しています。進路が定まらない場合や、就職活動がうまくいかない場合にも相談できると説明されています。[5]

施設にはオンライン面接ブース、面接室、パソコンコーナー等が案内されています。自宅で面接を受けにくい場合は、予約や利用条件を学内で確認しましょう。[5]

求人票、経験の下書き、選考日程を持ち、「何から始めればよいか」「地元企業を比較したい」「学業を自己PRにしたい」と具体的に相談します。専門資格や研究の条件は、学科の担当教員にも確認してください。

自分の学部から、納得できる仕事へ進める

九州産業大学の就活では、大学全体の人数を確認したうえで、自分の学部・学科の資料へ進みます。過去の掲載先と現在の募集条件を区別し、仕事内容と勤務地、本人の経験を照合しましょう。

学歴への不安や将来の仕事選びで迷う場合は、逆転就活塾の無料相談でも次の行動を整理できます。今ある経験と希望から、準備の順番を考えていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 九州産業大学:2025年度学科別就職決定者数確認日:2026-09-09 / 全学・学科人数、学部別は編集部合計
  2. 九州産業大学:学部一覧確認日:2026-09-09 / 現行9学部、理工の学科注記
  3. 九州産業大学:経営・流通学科確認日:2026-09-09 / 掲載先例(期間不明)
  4. 九州産業大学:情報科学科確認日:2026-09-09 / 掲載先例(期間不明)
  5. 九州産業大学:本学の就職支援確認日:2026-09-09 / 個別相談・設備

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