観光学科と地域づくり学科の2025年度進路

大学の2025年度学科別就職決定者数では、観光学科は卒業者142人、地域づくり学科は122人です。就職希望者と決定者は次のとおり公表されています。[1]

2025年度の学科別進路
学科卒業者進学者就職希望者就職決定者対希望者率
観光142人0人128人128人100.0%
地域づくり122人1人115人114人99.1%
[1]

観光学科の100%は就職希望者を分母にした値で、卒業者142人全員が就職したという意味ではありません。第一志望への内定率や、希望職種への配属率とも異なります。

人数と率は学科全体の状況を知る資料として使い、自分の応募条件や仕事内容は別に確認しましょう。

観光学科の掲載先を、法人と仕事の違いで読む

観光学科の紹介にはJTB、九州旅客鉄道、全日本空輸、西日本鉄道、星野リゾート・マネジメント、日本旅行、エイチ・アイ・エス、阪急交通社、クラブツーリズムなどが掲載されています。[2]

福岡国際空港、JALスカイ、ANA福岡空港、スカイマーク、西鉄ホテルズ、西日本シティ銀行、宮崎銀行、広島銀行、ゼンリン、イオン九州等も掲載されています。[2]

確認した就職先一覧では対象年度が分かりませんでした。そのため、2025年度だけの実績として紹介していません。現在の社名や募集情報についても、応募する法人の公式情報で確認します。

例えば航空への関心がある場合、航空会社、空港運営、空港での支援業務などで応募する法人は異なります。掲載企業名から客室乗務員や特定の職種に採用されたと推定せず、募集されている仕事を読みましょう。

地域づくり学科は、自治体と企業の両方を調べる

地域づくり学科の掲載先には、総務省九州総合通信局、大分県庁、宮崎県庁、鹿児島県庁、愛媛県庁、福岡市役所、北九州市役所、宗像市役所などがあります。[3]

企業では西日本シティ銀行、大分銀行、宮崎銀行、伊予銀行、九州旅客鉄道、西日本鉄道、山九、日本郵便、ENEOS、王子製紙、シャボン玉せっけん、伊藤園等が掲載されています。[3]

この一覧も対象年度を確認できないため、年度を補って紹介していません。行政事務、技術職、営業などの採用職種も、名称だけでは判断できません。

「地域のために働く」という希望を、行政サービス、移動、金融、商品・サービスの提供など、どの仕事で実現したいかへ具体化すると比較しやすくなります。公務員と企業の片方に絞る前に、それぞれの業務を調べてみましょう。

観光インターンシップでは、仕事を見た経験を整理する

観光学科は、宿泊、旅行、航空、流通、飲食、ブライダル、電車・バス等の分野で学ぶ観光インターンシップを案内しています。国内企業で約24日間の有給プログラムとの説明があります。現在の受入先、履修条件、期間は学内で確認してください。[2]

実習の経験を就活で使うときは、「有名な会社へ行った」だけで終えず、何の業務を経験し、どんな点に難しさや関心を感じたかを整理します。参加したプログラムが内定を保証するものとは考えないようにしましょう。

  • 担当した仕事と、見学しただけの仕事を分ける。
  • 自分が確認・修正したことを記録する。
  • 顧客や職員とのやり取りから学んだ点を整理する。
  • その仕事を続けたい理由と、まだ知りたいことを書く。

学科の案内には過年度の実施予定も含まれます。海外実施などの「予定」を、現在利用できる確定済みの制度として受け取らず、最新の募集を確認しましょう。

公志塾を活用し、公務員と企業の日程を並べる

地域づくり学科は、公務員試験への準備を支援する特別プログラム「公志塾」を案内しています。利用する場合は、対象学生、内容、申込方法、現在の日程を学内で確認します。[3]

公務員を目指す場合は、自治体や機関ごとの募集職種、応募条件、試験方式、提出物を整理します。プログラムの受講が合格を保証するわけではありません。

民間と併願するなら、試験や面接、インターンシップの予定を一枚にまとめます。公務員の結果が出るまで企業研究を止めるのではなく、仕事内容を比較する時間も確保しましょう。

志望理由は「地元が好き」から一歩進め、関心を持った地域課題と、応募先の担当業務を結びつけて考えます。自治体の仕事で実現したい理由と、企業の仕事で実現したい理由を別々に書いてみる方法もあります。

地域活動は、参加した事実と本人の貢献を分ける

観光学科は地域での調査や観光企画、地域づくり学科は住民との交流、社会調査、地域課題に取り組む活動を紹介しています。学科が用意する活動と、自分が実際に参加した経験は分けて扱いましょう。[2] [3]

活動を振り返る問い
段階整理すること
目的誰が、どんな課題を抱えていたか
調査何を聞き、どの資料を確認したか
本人の役割自分が提案・調整・作業した部分
結果実施できたこと、確認できた反応、残った課題

編集部の架空の例では、「住民と学生で関心が違ったため、聞き取り内容を整理し、企画の説明を修正した」という伝え方が考えられます。活動全体の成果を自分一人の実績にせず、本人の経験へ置き換えてください。

企画が実現しなかった場合も、何を確認し、どこを見直したかは説明できます。集客数や売上など、確かめられない数字を加える必要はありません。

福岡で働く希望と、観光への関心を分けて比較する

「観光に関わりたい」と「福岡で働きたい」は、別々の希望として整理します。募集職種と配属範囲を確認し、両方がかなうか、どちらを優先するかを考えましょう。

応募先の比較項目
観点確認する内容
仕事接客、運営、営業、企画等の募集内容
場所初期勤務地、転勤の範囲
働き方勤務時間、休日、シフトの案内
育成新人研修と相談できる体制
選考応募条件と期限

本社の所在地だけで勤務地を判断したり、学科の名称だけで選べる業界を決めたりしないことが大切です。掲載先を入口に、現在の求人で自分の希望を確かめていきましょう。

大学の相談で、地域への関心を志望理由にする

九州産業大学のキャリア支援センターは、学年を問わない個別相談を案内しています。オンライン面接ブース等の施設も紹介されています。利用条件と予約は学内で確認してください。[4]

求人票、活動のメモ、公務員と企業の選考日程を持ち、「地域への関心を志望理由にしたい」「観光と地元企業を比較したい」と具体的に相談します。実習先以外の企業を知りたいときも、その希望を伝えましょう。

地域との関わり方から、納得する仕事を探す

地域共創学部の就活では、2学科の人数と掲載先を分け、観光や地域活動の中で本人が行ったことを整理します。地域への思いと仕事内容を結びつけ、現在の条件で比較しましょう。

学歴への不安や、公務員・企業の選択で迷う場合は、逆転就活塾の無料相談でも次の行動を整理できます。今ある経験から、応募先と準備の順番を考えていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 九州産業大学:2025年度学科別就職決定者数確認日:2026-09-09 / 2学科の進路人数
  2. 九州産業大学:観光学科確認日:2026-09-09 / 掲載先、インターンシップ、学び(掲載先期間不明)
  3. 九州産業大学:地域づくり学科確認日:2026-09-09 / 掲載先、公志塾、学び(掲載先期間不明)
  4. 九州産業大学:本学の就職支援確認日:2026-09-09 / 学内相談・設備

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