最初に、自分の学科と入学年度を確認する
大学の学部一覧には、情報科学科、機械電気創造工学科、スマートコミュニケーション工学科が掲載されています。機械工学科と電気工学科には「2025年入学まで」という注記があります。[1]
新しい学科の学びや想定される進路を、過去の卒業生の就職実績として紹介することはできません。この記事では、人数は2025年度の公表表にある学科名で掲載し、学科ごとの紹介ページも区別して使います。
履修科目や資格支援も入学年度で異なる可能性があります。自分が所属する学科の履修案内を基準に、教員や学内窓口と確認しましょう。
2025年度は情報116人、機械101人、電気75人が就職決定
大学の2025年度学科別就職決定者数では、次の人数が公表されています。[2]
| 学科 | 卒業者 | 進学者 | 就職希望者 | 就職決定者 | 対希望者率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 情報科学 | 139人 | 15人 | 119人 | 116人 | 97.4% |
| 機械工 | 106人 | 3人 | 101人 | 101人 | 100.0% |
| 電気工 | 82人 | 3人 | 75人 | 75人 | 100.0% |
100%は就職希望者を分母にした値です。卒業者全員の就職率や、希望する技術職への内定率とは異なります。進学者もいるため、人数の区分を一緒に確認しましょう。
機械工学科101人、電気工学科75人という決定者数を、機械電気創造工学科やスマートコミュニケーション工学科の卒業実績に置き換えないことが大切です。
情報科学科は、IT企業と募集されている仕事を分ける
情報科学科の掲載先にはソフトバンク、QTnet、NECネッツエスアイ、伊藤忠テクノソリューションズ、日立システムズ、三菱電機ソフトウエア、富士ソフト、JR東日本情報システム、キヤノンITソリューションズ、Sky、NTTデータ九州などがあります。[3]
確認した掲載先一覧では対象年度が分かりませんでした。2025年度だけの就職先としては扱っていません。企業名だけで、全員がアプリ開発やAI関連職に就いたとも判断できません。
学科はプログラミング演習や、福岡のIT企業と連携したチームでのシステム開発を案内しています。自分が担当した設計、実装、確認、発表を整理すると、応募先に説明する材料になります。[3]
アプリ開発、ネットワーク、運用、組込み等の仕事を比較し、現在の募集職種と応募条件を確認しましょう。授業で触れた技術と、実際に自分で扱える技術を分けて書きます。
機械工学科の掲載先は、旧来の学科の資料として使う
機械工学科の紹介には、本田技研工業、スズキ、安川電機、東芝テック、日立グローバルライフソリューションズ、ノーリツ、ヤンマー建機、日本製鋼所、JFEエンジニアリングなどが掲載されています。[4]
対象年度を確認できない一覧のため、年度を補って紹介していません。機械電気創造工学科の卒業生がこれらの企業へ就職したという説明にも使いません。
設計、加工、生産技術、設備に関わる仕事では、業務や勤務先が異なります。会社の製品だけでなく、どの工程を担当する募集かを確認します。
学科は加工・実験・解析や、地域の企業と関わる課題への取り組みを案内しています。CADや実験装置の名称だけでなく、何を確かめるために使ったかを説明しましょう。[4]
電気工学科は、電力・通信・設備等の違いを確認する
電気工学科の掲載先には九州電力、NTT西日本、きんでん、西日本プラント工業、ミライト・ワン、日本電設工業、東芝プラントシステム、三菱電機ビルソリューションズ、住友電設、ジャパンセミコンダクターなどがあります。[5]
この一覧も対象年度を確認できませんでした。現行の社名や募集情報は、応募する法人の公式情報で確認しましょう。
発電や通信に関心がある場合も、開発、施工、保守などで役割は異なります。勤務地、現場への移動、教育体制、資格支援などを求人ごとに比較します。
学科は電気・電子回路、通信、半導体等の学びや資格支援を案内しています。自分の履修と資格取得条件を確認し、学科の紹介に名称があるだけで取得済みとは書かないようにしましょう。[5]
新しい2学科の案内は、学びと進路イメージとして読む
機械電気創造工学科は、機械と電気電子の基礎を学び、メカトロニクス、ものづくり、電気エネルギー、半導体・電子通信等へ学びを深める内容を案内しています。[6]
スマートコミュニケーション工学科は、工学に加えてデザインや社会への理解、AI・データの活用、地域の課題に取り組むプロジェクトを案内しています。[7]
両学科のページに挙げられた業界や職種は、就職先の具体的な企業一覧とは異なります。この記事では、学生が目指す進路の説明として読み、卒業生の採用実績には数えていません。
新しい学科で就活の準備をする場合は、プロジェクトで担当した仕事、作ったもの、調査・評価したことを記録しておきます。学科名の説明だけでなく、本人ができることへ具体化する準備が役立ちます。
制作・研究の説明は、動いた結果と検証を分ける
| 項目 | 説明する内容 |
|---|---|
| 目的 | 何のために作成・実験したか |
| 担当 | 自分と他のメンバーの分担 |
| 実装・実験 | 使用した技術と作業の範囲 |
| 確認 | 試した条件、見つかった問題 |
| 改善 | 修正した方法と、未解決の点 |
編集部の架空の例では、「装置が想定どおり動かない条件を記録し、担当者と切り分けて設定を修正した」という説明が考えられます。本人が行ったことへ置き換え、チーム全体の成果を一人の実績にしないでください。
サンプルを動かしただけの部分と、自分で設計・変更した部分を分けることも大切です。成果物を外部へ見せる場合は、授業や研究室の共有・公開条件を確認しておきましょう。
技術職・進学の条件を確認し、学内で相談する
希望職種について、学部卒・大学院修了の条件、対象分野、研究概要や制作物の提出が必要かを確認します。求人ごとに条件が異なるため、大学名だけで応募の可否を決めないようにしましょう。
大学のキャリア支援センターは学年を問わない個別相談を案内し、オンライン面接ブースや面接室等も紹介しています。利用や予約は学内で確認してください。[8]
研究の専門的な説明は担当教員、企業や選考の比較はキャリア支援センターにも相談します。求人票と研究・制作の概要を持ち、今不足している準備を具体化しましょう。
学科再編を区別し、本人の技術経験で進路を考える
理工学部の就活では、2025年度の卒業実績と新学科の学びを分け、募集されている仕事を確認します。研究や制作で本人が行ったことを説明し、仕事と勤務地、育成環境を比較しましょう。
学歴への不安や、IT・メーカー・設備等の選択で迷う場合は、逆転就活塾の無料相談でも次の行動を整理できます。今ある経験から、納得できる進路への準備を進めていきましょう。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 九州産業大学:学部一覧確認日:2026-09-09 / 現行学科と2025年入学までの注記
- 九州産業大学:2025年度学科別就職決定者数確認日:2026-09-09 / 情報・機械・電気の進路人数
- 九州産業大学:情報科学科確認日:2026-09-09 / 学び、掲載先(期間不明)
- 九州産業大学:機械工学科確認日:2026-09-09 / 旧来の学科の学び、掲載先(期間不明)
- 九州産業大学:電気工学科確認日:2026-09-09 / 旧来の学科の学び、掲載先(期間不明)
- 九州産業大学:機械電気創造工学科確認日:2026-09-09 / 新学科の学び・想定進路
- 九州産業大学:スマートコミュニケーション工学科確認日:2026-09-09 / 新学科の学び・想定進路
- 九州産業大学:本学の就職支援確認日:2026-09-09 / 相談・設備