まず募集要項とFAQを読む(引用)

募集要項の応募資格は「2027年3月」に「大学院(博士・修士)、大学、短大、専門学校を卒業見込みの者」です。学校の種類だけが書かれていて、学部・学科・専攻を限定する記載はありません。「全学部全学科」という書き方もされていません。[1]‌​​‌‌​‌‌​‌‌‌​​​​‌‌‌​‌​​​​‌‌​​‌‌​‌‌​​​‌‌‌‌‌​​‌‌​‌‌‌​​‌‌‌​‌‌​​‌​‌​

FAQの「文系が活躍できる場はありますか?」への答えは「もちろんあります。管理部門や営業部門で文系出身の者が活躍しております。営業については入社後の研修で必要な知識を身につけることができるので心配ありません。」です。[2]

逆の問い「理系でも営業・事務系職種への応募は可能ですか?」への答えは「もちろん可能です。特に営業部門では学生時代に学んだ知識を生かすことが出来る場合もありますので積極的にご応募ください。」です。[2]

募集職種は、研究・技術系が「研究開発(野菜育種、花卉育種、栽培管理、植物病理、植物バイオ)」「種子生産管理」など、営業・事務系が「営業(国内・海外)」「営業事務(サポート)」「物流管理」「経営・管理(人事・総務・経理」など)に分かれています。[1]

会社が公開している採用実績校(64校)

サカタのタネは、採用ページに「採用実績校」の欄を設けて、大学名をそのまま出しています。年度の記載はありません。[1]

国公立(42校)は、北海道大学、帯広畜産大学、岩手大学、東北大学、宮城大学、茨城大学、筑波大学、宇都宮大学、埼玉大学、千葉大学、東京大学、東京農工大学、首都大学東京、一橋大学、お茶の水女子大学、横浜国立大学、横浜市立大学、新潟大学、金沢大学、信州大学、岐阜大学、静岡大学、名古屋大学、三重大学、滋賀県立大学、京都大学、京都府立大学、大阪大学、大阪府立大学、神戸大学、神戸市外国語大学、奈良女子大、鳥取大学、島根大学、岡山大学、広島大学、山口大学、香川大学、愛媛大学、九州大学、宮崎大学、鹿児島大学です。[1]

私立(22校)は、青山学院大学、神奈川大学、関西大学、京都産業大学、近畿大学、慶應義塾大学、甲南大学、国際基督教大学、専修大学、玉川大学、中央大学、東京農業大学、同志社大学、日本大学、フェリス女学院大学、法政大学、明治大学、名城大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、立教大学、早稲田大学です。[1]

大学の側の資料でも確かめる

会社の公表とは別に、大学が自分で出している進路資料もたどりました。そこで社名を確認できたのは次の5大学です。会社の一覧に載っていない創価大学も含まれます。[3] [4] [5] [6] [7]

サカタのタネを就職先として掲載している大学(大学公式資料。確認日は出典欄に1件ずつ)
大学・学部(学科・専攻)掲載されている資料と見出し資料が示す対象年度
創価大学 経済学部 経済学科「学部別進路状況」の経済学部 経済学科に「㈱サカタのタネ」2025年度卒業生
神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻「研究科・専攻別主な就職先一覧(2025年度)」の博士課程(前期)生物科学領域に「株式会社サカタのタネ」2025年度
法政大学 文学部「2024年度卒業生の就職状況」の表で、総計1・文学部1(列は総計+15学部の並びで確認)2024年度
鹿児島大学 農学部就職先一覧の農学部に「サカタのタネ」資料に年度の記載なし(ファイル名は令和5年度分)
北海道大学 農学部(大学院修了者を含む一覧)「農学部卒業生、大学院修了者の主な就職先」に「サカタのタネ」一覧に年度の記載なし(学部案内2026)
[3] [4] [5] [6] [7]

経済学科・文学部という文系と、理学専攻・農学部という理系が並びます。会社のFAQと噛み合っています。[2] [3] [5]

入社後の条件と会社の数字

募集要項に書かれていること
項目会社の記載
初任給(2025年度実績)大学院卒(博士)315,200円/大学院卒(修士)277,400円/大卒 255,300円/短大・専門学校卒 222,300円
専門職種の手当野菜育種、花卉育種、植物病理、植物バイオなどは別途 月額25,000円が加算
勤務時間9:00〜17:35(実働7時間35分、年間1,834時間10分)※研究農場などで季節により時間帯の変更あり
休日年間休日123日(2025年度ベース)、完全週休2日制(土・日)、祝日、夏季休日、年末年始休日
有給休暇入社年10日、次年度11日、以降加算。最高20日(失効有給休暇積立保存制度あり)
勤務地本社(横浜市)および国内・海外各事業所
[1]

新入社員研修は入社1年目の6ヶ月で、掛川研修センター(2023年3月竣工)を拠点に行われます。社内通信教育制度では約190のプログラムが提供され、修了すれば受講料が補助されます。有給取得率は77.5%で、会社は全国平均65.3%を上回ると書いています。[8]

会社概要では、社名は株式会社サカタのタネ(SAKATA SEED CORPORATION)、本社は神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号、創業は1913年7月(坂田農園)、設立は1942年12月、資本金は135億円、従業員数は694名・連結3,108名(2026年5月31日現在)、売上高は1,042億80百万円(2026年5月期・連結)です。[9]

事業の特徴として、会社は「170カ国以上でタネを販売」「現在の海外売上比率は約70%」「ブロッコリーのシェアは65%、トルコギキョウのシェアは70%以上」(いずれも当社推定)と公開しています。[10]

明日からできること

  • 採用ページの「採用実績校」を開いて、自分の大学があるか確かめる(無くても応募できる)
  • FAQの2つの問い(文系の活躍・理系から営業事務)を自分の目で読む
  • 研究・技術系と営業・事務系のどちらで出すかを決める
  • 育種や植物バイオなどの専門職種には月25,000円の手当があることを知っておく
  • 海外売上が約70%の会社。語学をどう扱うか考えておく
[1] [2] [10]

この記事に書いたのは、会社が自分で公開している文書と、大学が自分で公開している進路資料だけです。どちらも今日この時点で誰でも開けます。出典はすべて下に並べてあるので、気になったところは自分で開いて確かめてください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. サカタのタネ 採用情報(募集要項・採用実績校)確認日:2026-09-20 / 応募資格「2027年3月」「大学院(博士・修士)、大学、短大、専門学校を卒業見込みの者」、募集職種(研究・技術系/営業・事務系)、採用までの流れ、採用実績校(大学院・大学の国公立42校・私立22校)、初任給(2025年度実績)、専門職種の手当、勤務時間、休日(年間休日123日)、有給休暇、勤務地
  2. サカタのタネ よくある質問確認日:2026-09-20 / 「もちろんあります。管理部門や営業部門で文系出身の者が活躍しております。営業については入社後の研修で必要な知識を身につけることができるので心配ありません。」「もちろん可能です。特に営業部門では学生時代に学んだ知識を生かすことが出来る場合もありますので積極的にご応募ください。」「応募可能です。ただし、日本人学生と同じフロー・基準で選考いたします。」「必ずしも希望通りの職種に配属されるわけではありません。」
  3. 創価大学 進路状況確認日:2026-09-12 / 「学部別進路状況」2025年度卒業生の経済学部 経済学科に㈱サカタのタネ
  4. 神奈川大学 研究科・専攻別主な就職先一覧(2025年度)確認日:2026-09-11 / 理学研究科 理学専攻 博士課程(前期)生物科学領域に株式会社サカタのタネ
  5. 法政大学 2024年度卒業生の就職状況確認日:2026-09-20 / 株式会社サカタのタネは総計1・文学部1(列は総計+15学部の並びで確認)
  6. 鹿児島大学 就職先一覧確認日:2026-09-11 / 農学部にサカタのタネ
  7. 北海道大学 農学部 学部案内2026確認日:2026-09-11 / 「農学部卒業生、大学院修了者の主な就職先」にサカタのタネ
  8. サカタのタネ 研修・教育制度/福利厚生確認日:2026-09-20 / 新入社員研修(入社1年目6ヶ月・掛川研修センター)、社内通信教育制度(約190のプログラム)、独身寮、有給取得率77.5%、くるみん認定、育児短時間勤務制度
  9. サカタのタネ 会社概要確認日:2026-09-20 / 社名 株式会社 サカタのタネ(SAKATA SEED CORPORATION)、本社 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号、創業1913年7月(坂田農園)、設立1942年12月、資本金135億円、従業員数694名・連結3,108名(2026年5月31日現在)、売上高104,280百万円(2026年5月期:連結)
  10. サカタのタネ 10の事実確認日:2026-09-20 / 「170カ国以上でタネを販売」「現在の海外売上比率は約70%」「ブロッコリーのシェアは65%、トルコギキョウのシェアは70%以上」「売上の約90%は生産者向け」「研究拠点は21カ所、国内5カ所」

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