3学部で異なる学びから、仕事を考える

学部別に見る入口
学部構成と学び進路選びの問い
工学部電気・応用化学・機械・社会基盤・建築どの技術や工程を担当したいか
経営学部経営情報システム・スポーツマネジメント情報、会計、営業、運営のどこに関心があるか
情報科学部コンピュータシステム・メディア情報システム開発か、メディア制作か、何を届けたいか
[4] [5] [6]

「工業大学だから製造業だけ」と考える必要はありません。経営や情報の学びからも多様な業種へ進んでいます。一方、同じ企業を目指す場合でも、採用職種や対象学位は異なるため、大学全体の実績を自分の応募条件へ直接置き換えないようにしましょう。[2]‌‌‌​​‌​​‌‌​​‌‌‌‌‌‌​​‌​​​​​​‌​​​‌​​​​‌‌‌​​‌​‌‌​​‌​‌​‌‌‌‌‌‌​‌‌​‌​​

学部全体は卒業1,370人、就職1,196人、進学164人

2026年3月卒・2026年5月1日現在
対象卒業者就職者進学者
工学部・電気26823433
工学部・応用化学1158132
工学部・機械26222930
工学部・土木工学102939
工学部・建築25223316
経営学部1361333
情報科学部23519341
学部合計1,3701,196164
[1]

この表は大学院を含まない学部の数字です。就職希望者数は載っていないため、ここから希望者基準の就職率を作ってはいません。進学者や、表の就職・進学に含まれない人の存在を踏まえ、就職者数だけで大学や学科を評価しないようにします。[1]

土木工学科は実績資料上の名称で、2024年入学者から社会基盤学科となっています。旧課程の実績を現在の都市デザイン専攻の実績へそのまま移すことはできません。自分の入学年度と正式な所属を確認してください。[3] [4]

業種別の数字から、調べる企業の幅を広げる

2026年3月卒の業種別表では、機械工学専攻は就職145人中メーカー89人、建築学専攻は145人中建設業127人でした。一方、経営情報システム専攻は就職89人中情報通信25人、コンピュータシステム専攻は95人中情報通信45人です。専攻によって進路の分布が異なります。[2]

業種は企業の事業分類で、卒業生が担当する仕事の分類ではありません。メーカーへの就職を全員の研究開発職、情報通信への就職を全員のプログラマーと読み替えることはできません。業種を見て関心を広げた後、募集職種まで調べる順番がおすすめです。

大手企業の掲載は、法人と専攻を確認して読む

2026年3月卒の掲載例から抜粋
対象就職先の例
機械工学専攻三菱重工業、マキタ、ダイフク
機械創造工学専攻トヨタ自動車、豊田自動織機、スズキ
経営情報システム専攻コカ・コーラボトラーズジャパン、あいち銀行、豊田自動織機ITソリューションズ
スポーツマネジメント専攻中国電力、名古屋鉄道、東急電鉄
コンピュータシステム専攻NTTドコモ、三菱電機ソフトウエア、アクセンチュア
メディア情報専攻中日新聞社、Sky、フェンリル
[7] [8] [9]

これは学部卒の単年度の例で、大学院の実績とは分けています。企業別人数や配属は公表一覧から分かりません。また、掲載される本社所在地を勤務地として使わないでください。グループ会社と親会社も別の法人として確認します。[7] [8] [9]

大手への関心があるなら候補に残しながら、担当業務、研修、配属、勤務地に納得できる他の企業も比較しましょう。大学名だけで採用可能性を予測するより、自分の経験と募集条件の接点を確かめることが準備になります。

研究・制作・運営のどこを自分が担ったかを示す

工学部では実験や設計、情報科学部ではシステムやメディア制作、経営学部では企業や地域などとつながるプロジェクトが学びの材料になります。学部の特徴をそのまま自己PRにせず、実際に参加した活動と自分の行動を選んで説明してください。[4] [5] [6]

経験の整理に使う5項目
項目書く内容
目的誰のどの課題を扱ったか
担当自分が設計・調査・制作・運営した範囲
判断方法を選んだ理由と比較した案
確認試験、評価、相手の反応
改善修正したことと残る課題

編集部の架空の例:「共同制作で操作が分かりにくいという意見があり、自分が担当する画面の説明順を変えました。もう一度使ってもらい、改善点と残る問題を記録しました」。専門的な成果でなくても、確認して直す行動は説明できます。

求人検索NAVI・L-Cam・専攻教員を使い分ける

求人検索NAVIでは求人やインターンシップ情報を検索でき、個人面談予約や学内イベント申込みも行えます。キャリア支援の告知はL-Camに掲載されます。キャリアセンターは書類添削や面接・Web面接の練習を支援し、専攻の就職担当教員とも連携しています。[10] [11]

技術や研究分野の相談は教員と、応募書類での伝え方や候補選びはキャリアセンターと相談すると、足りない情報を整理できます。相談には募集要項、経験のメモ、研究・選考・院試の予定を持参しましょう。

学内企業研究会やインターンシップも、企業名を知るだけでなく仕事内容を確かめる機会です。「新人は何を担当するか」「配属はどう決まるか」「自分の専攻をどの場面で使うか」を質問できるように準備してください。[11]

今日の一歩は、募集条件と経験を並べること

まず気になる仕事を三つ選び、必要学位、専門、担当業務、締切を確認します。次に自分の研究・制作・活動を一つ選び、上の5項目で整理します。最後に相談を予約して、志望理由と自己PRのどこを補うか決めましょう。

進学も検討している人は、深めたい研究テーマ、指導体制、費用と院試日程を追加します。大学の就職実績を安心材料だけにせず、自分が納得できる選択肢を増やすための情報として活用してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学生に関する情報確認日:2026-09-11 / 全2頁中2頁を全文・画像確認。2026/5/1現在の卒業就職進学。学部計1370/1196/164。希望者記載なし。大学院別。1頁人数不使用。
  2. 2026年3月卒業 業種別就職者数一覧確認日:2026-09-11 / 全1頁全文画像確認。学部14専攻就職者1196、院博士前期120別。業種人数は職種ではない。
  3. 進路・就職関連データ確認日:2026-09-11 / 全文確認。2026年3月卒資料リンク、土木工学科は2024入学生から社会基盤学科と注記。旧年度不使用。
  4. 学部・専攻の紹介確認日:2026-09-11 / HTML全文確認。学び・現行構成。想定職種は実就職としない。
  5. 学部・専攻の紹介確認日:2026-09-11 / HTML全文確認。学び・現行構成。想定職種は実就職としない。
  6. 学部・専攻の紹介確認日:2026-09-11 / HTML全文確認。学び・現行構成。想定職種は実就職としない。
  7. 2026年3月卒 主な進路・就職先一覧(機械学科)確認日:2026-09-11 / 全1頁全文画像確認。専攻ごと単年度、人数と配属記載なし。本社所在地は勤務先ではない。進学欄別。
  8. 2026年3月卒 主な進路・就職先一覧(経営学科)確認日:2026-09-11 / 全1頁全文画像確認。専攻ごと単年度、人数と配属記載なし。本社所在地は勤務先ではない。進学欄別。
  9. 2026年3月卒 主な進路・就職先一覧(情報科学科)確認日:2026-09-11 / 全1頁全文画像確認。専攻ごと単年度、人数と配属記載なし。本社所在地は勤務先ではない。進学欄別。
  10. 在学生の方・就職支援確認日:2026-09-11 / 全文確認。求人検索NAVIで求人・面談・イベント、L-Cam告知、個別相談・添削・面接練習、専攻教員。
  11. 就職・キャリア確認日:2026-09-11 / 全文確認。キャリアセンターと専攻担当教員連携、個別相談、研究会、インターン等。ランキングと参加企業数は使用しない。

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