先に「何を見てほしいか」を一つ決める

依頼する前の整理(編集部作成)
今の状態頼みたいこと
何も書けない経験を話しながら、設問に合う材料を整理したい
文章が長すぎる残す情報と削る情報の優先順位を相談したい
内容が抽象的具体的な行動が相手に伝わるか確認してほしい
企業に合っているか不安募集職種と自分の経験のつながりを整理したい
誤字が心配最後に表記と設問への答えを確認してほしい

同じ「添削」でも、誤字の確認と、経験を一緒に探す相談では必要な時間が違います。まだ文章が完成していなくても、材料整理を相談できるか窓口に確認してみてください。完成してからでないと相談できない、と自分で決めつける必要はありません。

知り合いがいなくても、相談窓口を探せる

厚生労働省は、学生向けの就職支援先として学内のキャリアセンターや進路指導部などを案内しています。まず所属大学の案内で、個別相談の対象、予約方法、持参するものを確認しましょう。[2]

新卒応援ハローワークは大学等の学生や卒業者のための窓口で、厚生労働省は無料の就職支援とES・履歴書などの応募書類作成支援を案内しています。所在地・連絡先も公式ページから確認できます。[1]

当日の受付、オンライン対応、予約枠、対象者の細かな条件は、利用する窓口の最新案内を見ます。全国どこでも同じ方法で、その日のうちに添削が受けられるという意味ではありません。締切が近ければ、最初に期日を伝えて利用できる枠を確かめてください。

相談先の種類より、頼める範囲を確かめる

依頼先を選ぶ際の確認項目(編集部作成)
候補確かめたいこと
大学の相談窓口在学生・卒業生の利用対象、予約、下書き段階で相談できるか
新卒応援ハローワーク利用登録、予約、添削方法、持参書類
先輩・友人いつまでに、どの部分なら見てもらえるか
民間の就活支援料金、添削の回数・範囲、求人紹介との関係、解約条件

先輩が内定した文章でも、別企業の設問や自分の経験にそのまま合うとは限りません。一方、就活経験のない友人にも、初めて読んで意味が通じるかを聞くことはできます。誰に頼む場合も、期待する役割を分けると受けた意見を整理しやすくなります。

民間サービスを利用するなら、無料相談に含まれるものと、有料契約後の支援を分けて確認してください。料金の高さだけで添削の質や通過率を判断せず、具体的にどこまで見てもらえるかを尋ねます。ここでは各サービスの成果や料金を比較して順位づけしていません。

渡す情報は、原稿だけでなく五点セットにする

  • 企業名・応募する職種と、募集ページのURL。
  • 省略していない設問全文と、字数・形式の指定。
  • 提出期限と、いつまでに返事が必要か。
  • 現時点の下書き。未完成なら経験の箇条書き。
  • 自分が特に困っている点を一つか二つ。

「ガクチカです」と文章だけを送ると、設問がチームでの経験を求めていたか、学業に限定していたかが分かりません。添削側が設問を推測しなくて済むよう、企業の質問は意味が変わらない形で共有します。

第三者へ渡す下書きでは、相談に不要な住所や電話番号、知人の氏名などを省きます。研究やアルバイト先の非公開情報も、伝える必要がある範囲に整理してください。企業から外部共有を制限された課題は、その条件に従います。

そのまま調整して使える依頼文

「お世話になっております。〇〇大学の〇〇です。応募書類について相談したく、ご連絡しました。〇月〇日締切のESで、学生時代の経験を400字以内で回答する設問です。下書きはありますが、自分の行動が具体的に伝わるか不安です。〇月〇日までにご相談できる枠はありますでしょうか。設問と下書き、募集職種の情報を用意しています。必要な手続きや資料があれば教えていただけますと幸いです。」

知り合いに頼む場合も、急に原稿だけを送るより、「この日までに、行動が伝わるかだけ見てもらえる?」と範囲を短く伝えます。相手が断れる余地を残し、返答がなければ無期限に待つのではなく別の相談先を探しましょう。

添削の意見が割れたら、設問と事実に戻る

一人には短くするよう言われ、別の人には説明を足すよう言われることがあります。どちらの指示も混ぜる前に、それぞれが何を分かりにくいと感じたかを確認します。背景が長い一方で、自分の行動だけが不足しているなら、短縮と加筆が両方必要な場合もあります。

意見を受け取った後の判断
確認すること判断の方向
設問・文字数の指定に合うか企業の指定を優先する
自分が実際にしたことか事実と違う書き換えは採用しない
修正の理由を説明できるか何が伝わりやすくなるか分からなければ質問する
自分の言葉で面接でも話せるか理解できない表現は言い換える

元原稿は残し、何を直したかを比較します。何人もの言い回しをつぎはぎすると、本人の経験や話し方から離れてしまうことがあります。最終的には自分が意味を説明できる文章に戻してください。

締切が迫っているときは、返答待ちだけにしない

相談の返事を待つ間にも、設問への答え、主語、字数、誤字、企業名、事実の正確さを自分で確認できます。提出期限と添削の返答期限を同じ時刻にせず、修正と提出画面への入力に必要な時間を残します。

間に合う窓口がない場合は、確認できた範囲を整えて提出する判断が必要になることもあります。必ず添削を受けなければ応募してはいけない、と考えて締切を逃さないようにしましょう。予約枠の空きを保証するサービスを探して、根拠なく焦って契約する必要もありません。

文章以前の不安も、相談内容にしてよい

「大学名に自信がなく、何を書いても弱い気がする」「応募先そのものが決まらない」という場合、言い回しだけを直しても悩みが残ることがあります。そのときは、ESの添削に加えて、経験の整理や企業選びも相談したいと伝えます。

逆転就活塾の無料相談を使う場合も、今の下書きと不安な点から相談内容を整理してください。大学名を補うために経験を盛るのではなく、自分が納得して説明できる応募書類を目指しましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 厚生労働省 新卒応援ハローワーク確認日:2026-09-09 / 利用対象、無料支援、応募書類作成支援、所在地案内
  2. 厚生労働省 マイジョブ・カード 学生の方へ確認日:2026-09-09 / 学内窓口など学生向け支援先の案内

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