ゼミ所属と、学んだ内容は別の質問
| 聞かれていること | 準備する内容 |
|---|---|
| 所属ゼミ・指導教員 | 正式な所属の有無 |
| 学業で力を入れたこと | 授業や課題の具体的な取組 |
| 研究テーマ・卒業研究 | 実際の研究と現在の進行状況 |
| 研究概要書の提出 | 職種の提出条件・書式を確認 |
「所属ゼミ」の欄と「学業で学んだこと」の欄を、同じ内容で埋める必要はありません。まず質問文と必須・任意の指定を読みます。未所属の場合の入力方法が示されていれば、その案内に従います。
学部の制度上ゼミがない、配属前、履修していないといった状況も区別してください。自分の学籍や履修状況に沿って記入し、予定の配属を確定済みと書かないようにします。
授業の中から、説明できる課題を選ぶ
マイジョブ・カードの学生向け案内には、学習歴を振り返るシートと、強みなどを整理する補助シートがあります。ゼミの肩書きがなくても、どんな学習にどう取り組んだかを整理する出発点にできます。[1]
| 項目 | 記入すること |
|---|---|
| 学んだ対象 | 授業で扱ったテーマ |
| 自分の問い | 何を理解しようとしたか |
| 作業 | 調べる・比較する・計算する・制作する等 |
| 工夫 | 分からない点への対応 |
| 分かったこと | 説明できる知識や方法 |
| 残る課題 | まだ調べたいこと |
一科目の課題からで構いません。提出したレポートや制作物を見直し、どの部分を自分で考えたかを確認します。講義で紹介された研究を、自分が行った研究のように書かず、授業で学んだ内容として説明してください。
例:未所属と、学んだ内容を続けて説明する
「ゼミには所属していません。学業では、地域の施設利用を扱う授業に関心を持ち、公開資料を使って利用条件を比較する課題に取り組みました。資料によって対象や時期が違うため、比較できる範囲を分けて表にしました。情報をそのまま並べず、条件を確かめて読むことを学びました」。
この例では、ゼミに入っていない事実を短く述べ、学業での作業へ進めています。ゼミを選ばなかった理由も聞かれたら、その問いに答えます。相手が学業の説明を求めているのに、未所属の理由だけを長く話し続けないようにしましょう。
未所属の理由は、簡潔な事実から説明する
配属前であれば配属前、選択制で履修していないならその状況を答えます。選考に通らなかった場合も、別の事情を作る必要はありません。理由を答えた後、今どのように学習しているかを説明できるようにしておきます。
- ゼミ制度や配属の時期を学部の案内で確認する。
- 自分の履修状況を確認する。
- 理由を一文にまとめる。
- 現在の学習や課題を一つ準備する。
友人の研究や指導教員の名前を借りて体裁を整えると、追加の質問に事実で答えられなくなります。名前の欄と経験の説明を混ぜず、確認できた範囲で準備してください。
研究が必要な職種では、条件を先に確認する
研究概要書や専門分野の実績を求める募集では、一般的な学業の説明だけで提出条件を満たせるかを確認します。研究が未着手・未所属の場合の扱い、授業の課題を提出できるか、予定テーマを書けるかは応募先に尋ねます。
代替資料を認めるかは募集側の案内に従います。専門的な条件があるのに無関係な文章で埋めず、必要な資料と期限を確認してから準備しましょう。
相談へ持っていくのは、設問と一つの課題
大学のキャリア相談には、応募職種、困っている設問、手元のレポートや課題を用意します。「ゼミがないので何もありません」より、「この課題を学業の説明に使うとき、どの部分を具体化すればよいですか」と尋ねると作業が進みます。
今日の目標は、所属欄にどう答えるかを確認し、学業の材料を一つ選ぶことです。ゼミの経験を新しく作るより、今ある学びを正確に伝える準備から始めましょう。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 厚生労働省 マイジョブ・カード 学生の方へ確認日:2026-09-10 / 学習歴、強み・弱み等の整理、大学や新卒応援ハローワークの相談案内。書き方の表・例は編集部作成