2025年度の学部全体は希望者418人中407人が就職

学群別の進路(2026年5月1日現在)
区分卒業者就職希望者就職者希望者に対する就職率進学者
農食環境学群347人280人269人96.1%20人
獣医学群192人138人138人100%5人
学部全体539人418人407人97.4%25人
[1]

公式の推移表は、2023年度から希望者に対する就職率の希望者数・就職者数とも自営を除くと明記しています。自営者は学類別データで別に示されています。農業経営なども含めて進路を考える場合は、この区分を見落とさないようにしましょう。[1] [2]‌‌​​​‌​‌‌​‌​‌‌‌‌​​‌‌‌​‌‌​‌​‌‌‌​‌​​​​​​‌‌​​​‌‌​‌‌​‌‌​​‌​‌‌‌‌‌​‌​‌

この表の進学者は就職者とは別です。また、大学院の修了者は推移表の別ページに掲載されており、学部全体539人の表へ足していません。就職率と国家試験合格率も別の指標なので、獣医学群の100%を国家試験の合格率として受け取ることはできません。[1]

大学の集計は過去の卒業者の状況を知る材料です。本人が希望する企業や職種へ採用される保証ではありません。まず、自分の学類にどのような進路が掲載されているかを確認し、募集要項と照らし合わせていきましょう。

2026年の構成と2025年度の実績を分けて見る

現行の学びと実績を確認する単位
区分確認のポイント
農食環境学群循環農学類、食と健康学類、環境共生学類、農環境情報学類
農環境情報学類2026年4月開設。2025年度の卒業実績はない
獣医学群・獣医学類6年制。獣医師を目指す教育
獣医学群・獣医保健看護学類4年制。動物看護を学ぶ教育
[4] [5] [6] [7]

2025年度の農食環境学群の就職データは、循環農学類、食と健康学類、環境共生学類の3学類についてのものです。2026年に加わった農環境情報学類の実績として扱わないようにします。循環農学類も2026年度の改組を案内しているため、履修内容は自分の入学年度に合う資料で確認してください。[1] [4] [5]

農環境情報学類が示す農業経営、コンサルタント、農協、公務などは想定進路です。アグリデザイン、地域データサイエンスの学びを紹介する情報と、卒業生が実際に就職したという情報を区別することで、進路の比較を正確にできます。[5]

在学生は、現在の学類名だけでなく、所属するコースや履修した実習も含めて説明しましょう。改組前に入学した人の経験を、最新の教育紹介と無理に一致させる必要はありません。

農・食・環境・動物医療などの掲載先を確認する

2025年度の主な就職先から抜粋
学類・コース掲載先の例
循環農学類雪印種苗、よつ葉乳業、ホクレン農業協同組合連合会、農林水産省
食と健康学類(管理栄養士コースを除く)北海道コカ・コーラプロダクツ、新札幌乳業、レオン自動機、札幌市(衛生)
食と健康学類・管理栄養士コース六花亭、エームサービス、LEOC、札幌東徳洲会病院
環境共生学類野外科学、国際航業、太平洋総合コンサルタント、北海道
獣医学類微生物化学研究所、北海道農業共済組合、苅谷動物病院グループ、厚生労働省
獣医保健看護学類共立製薬、北海道乳業、北海道大学動物医療センター
[3]

これは学類別に掲載された例で、企業・施設ごとの人数や配属職種を示すものではありません。知名度のある会社が載っていても、全学類で同じ採用実績があるとは限りません。管理栄養士コースの掲載先も、すべて管理栄養士としての採用だと断定することはできません。[3]

大手企業に関心がある場合は、会社名の一覧を入口にして、応募できる職種、必要な専門や資格、勤務地を調べます。グループ名が似ていても法人が違うことがあるため、採用主体まで確認しましょう。大学名だけで候補を狭めず、仕事内容に納得できるかを比べることが大切です。

学びを使いたい場面から応募先を選ぶ

農業に関わる仕事でも、生産現場、資材・機械、食品加工、流通、地域への支援では関わり方が異なります。動物が好きな場合も、診療や看護、飼養、研究などで役割と必要な条件が違います。何に関心があるかを、対象だけでなく仕事の場面で言い表してみましょう。

比較表に書く項目(編集部の提案)
観点書き出す内容
役割誰のどのような課題に関わる仕事か
条件募集職種、資格、勤務地、勤務時間
学び授業・実習・研究のどの経験がつながるか
入職後研修、相談先、経験できる業務
確認事項要項だけでは分からない条件や選考日程

実習や研究は、題材の珍しさだけで評価を期待するより、本人が何を考えて行動したかを説明する材料にします。目的、担当した範囲、記録や確認の方法、そこから学んだことを整理してください。結果が思い通りでなかった経験も、原因をどう考え直したかを振り返れます。

資格が関係する進路では、受験資格があること、試験に合格したこと、採用条件を満たすことを分けて確認しましょう。病院や農場での経験を話す場合は、関係者の個人情報や非公開情報を含めず、教員に説明できる範囲を相談することも大切です。

4年制と獣医学類の学年に合う支援を使う

キャリア支援課は、就職ガイダンス、公務員受験対策、内定者との座談会、相談会を案内しています。農食環境学群では1年次のキャリアベーシック、3年次のキャリアデザインⅠ・Ⅱを必修科目として紹介しています。早い学年から、専門をどのように仕事へつなげるか考えられます。[8]

履歴書、集団面接・グループディスカッション、SPI、学内合同業界セミナーなどは、3年次、獣医学類では5年次の支援として案内されています。4年次、獣医学類では6年次には面接対策や企業説明会、相談会などが示されています。獣医学類の学生は4年制と同じ卒業時期だと思い込まず、学類の予定を確認しましょう。[8]

企業・団体の合同説明会に加えて獣医職合同説明会もあります。専門職を希望する人は教員への相談と組み合わせ、一般企業や公務なども考える人はキャリア支援課へ希望分野を伝えると、次に調べることを整理しやすくなります。[8]

就職活動や就業体験で支出した交通費の一部助成も紹介されています。詳しい対象や手続きは支援課へ確認する案内なので、移動を予定する前に利用条件を問い合わせましょう。遠方の企業や施設を検討するときは、交通や滞在の費用も予定に入れます。[8]

今日の準備は、募集一件と経験一つを並べること

最初から業界を一つに絞れなくても、気になる募集を一件選べば準備を始められます。仕事内容、条件、分からない点を書き、その横に授業・実習・研究で経験したことを一つ置いてみてください。共通点が少ない場合は、必要な学習や確認事項が分かります。

相談には、そのメモと締切の分かる募集情報を持参しましょう。専門とのつながりは教員へ、応募書類や面接、日程の進め方はキャリア支援課へ確認できます。学群全体の数字や大学名だけで自分の可能性を決めつけず、仕事の理解と経験の整理を一つずつ進めていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 酪農学園大学 2023〜2025年度の進路推移確認日:2026-09-11 / 全2頁、p1学部、p2院。2026年5月1日
  2. 酪農学園大学 2025年度 学類別就職データ確認日:2026-09-11 / 自営別掲、学類・管理コース別
  3. 酪農学園大学 2025年度 業種別主な就職先一覧確認日:2026-09-11 / 個社人数や職種不明、学類と院の区分
  4. 酪農学園大学 循環農学類確認日:2026-09-11 / 現行農食4学類、2026改組
  5. 酪農学園大学 農環境情報学類確認日:2026-09-11 / 2026年4月新設、進路は想定
  6. 酪農学園大学 獣医学類確認日:2026-09-11 / 6年制、獣医教育
  7. 酪農学園大学 獣医保健看護学類確認日:2026-09-11 / 4年制、動物看護
  8. 酪農学園大学 キャリア支援課の主な支援について確認日:2026-09-11 / 学年別の講座、農食キャリア科目、助成