2025年度の実績を、新コースの成果と混同しない
大学のキャリア・就職支援オフィスが公表する令和7年度の進路状況は、創生学部について次の人数と率を示しています。[1]
| 卒業者 | 就職者 | 進学者 | 就職希望者に対する就職率 |
|---|---|---|---|
| 57人 | 53人 | 4人 | 100.0% |
就職者53人を全卒業者57人で割った割合は約93.0%です。公式の100%は就職希望者に対する率であり、全員が就職したという意味ではありません。コース別の人数や特定企業への採用確率を示す数字でもありません。[1]
学部は2025年度からDX共創コースと創生学修コースの2コース制になったと説明しています。同年度の卒業生の実績を、新しいDX共創コースだけの就職実績として紹介しないようにします。[2]
学修の軸と、課題への取り組み方を整理する
現在の2コースは、課題に向き合う力を重視しながら、学修の軸が異なります。DX共創コースはデータ・デジタル技術と社会課題を結び付け、創生学修コースは社会での実践や観察をもとに、幅広い知識や視点を活用する教育と説明されています。[2]
| コース | 領域学修の案内 |
|---|---|
| 創生学修 | 6学部の教育資源を活用する21の領域学修科目パッケージから一つを選び、2年次から専門を学ぶ |
| DX共創 | 情報社会デザイン科学パッケージで、デジタル技術の仕組みや社会への適用を学ぶ |
領域学修は、提供する主専攻プログラムの学生と一緒に履修し、その履修・成績判定の基準に沿って評価されると案内されています。専門の学びを説明するときは、自分の年度の履修資料と実際に受けた科目を確認してください。[3]
DX共創コースの紹介では、技術を知り、仕組みや適用先を理解し、課題解決で活用する段階が示されています。就活ではAIやデジタルという言葉だけを強みにせず、何のためにどの方法を使い、結果をどう確かめたかを伝えましょう。[4]
協働した経験は、自分の役割から話す
アソシエーション・ゼミは両コースに共通する1・2年次の必修授業で、学年をまたぐグループで課題把握などに取り組むと紹介されています。異なる立場の人と何を共有し、どのように作業を進めたかを振り返る材料になります。[5]
創生学修コースに案内されるフィールドスタディーズは、企業や自治体などの学外でグループ活動を行い、現場の人と課題を見つけ、企画や提案を行う授業です。1年次の学外活動と、学内の事前・事後学修で構成されています。[6]
受入先の名前やグループ全体の成果だけでは、自分の行動は分かりません。聞き取りの準備、資料の整理、意見の比較、提案の作成など、自分が担った部分を示します。授業の提案段階と、社会で実施され成果が確認された段階は分けてください。
幅広い進路から、仕事内容で候補を選ぶ
2025年度の主な就職先として、アクセンチュア、日本HP、東日本高速道路、共同通信社、日本通運、八十二長野銀行、ラクスル、新潟県、新潟市などが大学の一覧に掲載されています。[1]
同年度の公務員就職者表は、創生学部について国家公務員2人、地方公務員7人の計9人を示しています。この表は教員を除く集計です。進学先の例には新潟大学大学院総合学術研究科自然科学専攻が掲載されています。[1]
企業名からコンサルタント、記者、開発職などの配属を推定しないことが大切です。気になる会社や組織の最新の募集を確認し、仕事内容と応募区分、提出物、勤務地、期限を調べます。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 扱う課題 | 顧客や地域の何に取り組む仕事か |
| 自分の役割 | 分析、企画、運営、実装など、どこを担う募集か |
| 必要な準備 | 書類・課題、試験、専門知識や資格の要件 |
| 学修との関係 | どの専門領域と活動経験を使って説明するか |
学部で幅広く学んだことを理由に、どんな仕事も同じようにできると説明する必要はありません。関心のある課題と自分の経験の接点、今後学ぶ必要がある点を分けて考えましょう。
課題の捉え方を変えた過程を伝える
編集部の架空の例です。「地域の施設利用を考える演習で、私は利用状況の整理を担当しました。最初は利用者数を増やす案を考えましたが、時間帯で困りごとが異なる可能性に気づき、公開資料と聞き取りの内容を分けて整理し直しました。班では次に確認する質問を提案しましたが、運用を変えた後の効果までは検証していません。」
これは新潟大学の学生の体験談ではありません。自分の経験へ置き換える場合は、誰から何を聞いたか、資料の対象は何か、判断を変えた理由を正確に説明します。一部の回答から地域全体の意見を決め付けたり、提案だけで社会課題を解決したと話したりしないようにしましょう。
チームの意見が分かれた場合も、相手を説得したという一言より、共通の目的や制約をどう確認したかを示せます。異なる専門の人と協働した経験では、相手の説明をどう理解し、自分の説明をどう変えたかを振り返ってください。
学修の振り返りと選考準備をつなぐ
全学の個別相談は、進路・仕事体験・インターンシップへの迷い、書く内容の相談、応募書類へのアドバイス、面接練習に対応しています。自分の専門と活動をうまく説明できない段階でも、どこで迷っているかを具体的にして相談できます。[7]
予約は電話または窓口で日時を調整し、その後1時間以内に個別相談申込票など必要書類をメールで提出して完了する案内です。予約前に手元の資料を整理し、担当者から案内された書類を準備してください。[7]
- 所属コースと入学年度の履修内容を確認する。
- 一つの課題と、それを調べるために学んだ方法をまとめる。
- グループ活動で自分が担当・判断したことを短く書く。
- 応募先の条件を調べ、書類や面接での説明を個別相談で確かめる。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 新潟大学 令和7年度就職・進学状況確認日:2026-09-11 / 2025年度学部卒業者/就職者/進学者/希望者分母率。学部別主就職先・進学先、公務員表は教員と医歯除外。経済科学には旧経済昼夜含む
- 新潟大学 創生学部概要確認日:2026-09-11 / 学部長挨拶の2025年度2コース化と教育方針。旧CP科目名や旧企業役職・学生Voiceは不使用
- 新潟大学 領域学修科目パッケージ確認日:2026-09-11 / 創生学修21領域・6学部・2年開始、DX情報社会デザイン科学、主専攻の履修評価基準
- 新潟大学 DX共創コース確認日:2026-09-11 / 知る理解する活用するの学修。満足度、文理割合、将来採用保証、入試、学生Voice不使用
- 新潟大学 アソシエーション・ゼミ確認日:2026-09-11 / 両コース共通1・2年必修、学年縦断グループ。細かな割当数の断定なし
- 新潟大学 フィールドスタディーズ確認日:2026-09-11 / 授業概要・1年次・学外と事前事後学修。個別学生報告や受入先の採用実績への転用なし
- 新潟大学 個別相談確認日:2026-09-11 / 相談・応募書類アドバイス・面接練習。電話又は窓口で調整後1時間以内に申込票等メール提出。教職は全学教職センター