名古屋産業大学現代ビジネス学部の就活は、2学科の学びと実績を分けて考える

名古屋産業大学現代ビジネス学部には、現代ビジネス学科と経営専門職学科があります。現代ビジネス学科は複数のビジネス分野を学び、経営専門職学科は経営やデジタルデータの知識を実務と結び付けて学ぶ構成です。[2] [3]​‌​‌​‌​​​‌‌‌​​​‌​‌​​​​‌‌​‌‌‌‌‌‌‌​​‌​​​‌‌​‌‌‌‌​‌​​‌‌‌​​​‌​​‌‌​​​‌

2026年3月卒業者の公表就職率は、現代ビジネス学科が96.2%、経営専門職学科が100.0%です。いずれも就職希望者を分母としており、卒業者全員の割合ではありません。[1]

学部全体を一つの数字で捉える前に、自分の学科の実績と学修内容を確認しましょう。実習やゼミで何を担当し、どう工夫したかを整理すると、仕事選びと自己PRを具体化できます。

現代ビジネス学科96.2%と経営専門職学科100%の分母

2026年3月卒業者・2026年5月1日現在
項目現代ビジネス学科経営専門職学科
卒業者数114人10人
就職希望者数104人9人
就職者数100人9人
就職率96.2%100.0%
進学者数0人0人
実就職率87.7%90.0%
[1]

公式資料では、就職率を「就職者数÷就職希望者数」、実就職率を「就職者数÷(卒業者数-進学者数)」としています。現代ビジネス学科の96.2%と87.7%は、異なる分母から算出された数値です。[1]

上の表は、公式資料の下段にある就職率欄の人数と率を掲載しています。同じ資料の上段には雇用形態別の集計がありますが、その合計は下段の就職者数と一致しないため、独自に足して置き換えていません。[1]

経営専門職学科の就職希望者は9人で、学科ごとに規模が異なります。率だけで優劣を決めたり、100%を個人の採用保証と受け取ったりせず、具体的な仕事内容と準備を確認してください。

大学は2025年4月開設の通信教育課程に関する資料も公開しています。この就職表に示された学科別実績を、通信教育課程の卒業実績として読み替えないようにしましょう。[7]

主な就職先は、企業名から職種を決め付けずに読む

大学公式ページの就職先一覧から抜粋
公式掲載区分掲載例
メーカー豊田自動織機、トヨタ車体、カネミ食品
金融瀬戸信用金庫
情報通信ピーエスシー、ナビオコンピュータ
小売・流通ヨドバシカメラ、レッドバロン、ゲンキー
サービスSOMPOケア、乗馬クラブクレイン
公務員名古屋市消防局、防衛省・陸上自衛隊
[4]

就職先一覧には対象年度、企業別人数、学科別の内訳は掲載されていません。2026年3月卒の人数と対応させたり、経営専門職学科だけの就職先とみなしたりしないようにします。[4]

メーカーへの就職をすべて同じ仕事と捉えず、営業、生産、管理など実際に募集される職種を確認しましょう。企業や団体の知名度だけでなく、仕事内容、勤務地、選考日程を比較してください。

掲載された企業以外を調べる場合も、事業と自分の経験を照らし合わせます。過去の実績があることと、現在自分に合う募集があることは別に確認する必要があります。

現代ビジネス学科は、学んだ分野と経験を具体的にする

現代ビジネス学科は、2年次からグローバル、環境、情報、医療、スポーツ、心理の6つの視点でビジネスを学ぶコース別教育を案内しています。分野を系統的かつ複合的に学ぶ方針です。[2]

自己PRでは、コース名だけでなく、授業やゼミで扱った課題を選びましょう。情報をどう集めたか、誰に何を提案したか、相手の反応を受けてどう改善したかを整理します。

学修経験から仕事選びへつなげる問い
経験振り返ること
地域や環境の課題どの現場や資料を調べ、何を考えたか
情報の活用どんな情報を整理し、判断に使ったか
スポーツやサービス利用する人の立場をどう考えたか
心理や組織への関心行動や意見の違いをどう検討したか

この表は編集部による振り返りの例で、全員が同じ活動を行うという意味ではありません。自分の入学年度の履修内容と実際の経験に沿って、説明する材料を選んでください。

大学が紹介する進路や学修の方向と、資格取得・採用は別です。専門的な職種を目指す場合は、必要な条件を個別に確認し、学科名だけで判断しないようにします。

経営専門職学科は、実務で担当したことと学びを整理する

経営専門職学科は、経営に関する知識とデジタルデータの活用を学び、事業の計画、調査、改善、創造、商品開発などへつなげる構成です。臨地実務実習や、地域企業と連携した実践プロジェクトも紹介しています。[3]

学科の案内には約3か月の長期インターンシップがあり、就業体験から現状把握、実践活動へ進む取り組みが説明されています。参加した場合は、期間の長さだけでなく、自分が担当した仕事と判断を振り返りましょう。[3]

編集部の架空の例です。「イベント準備で情報が行き違ったため、担当と期限を一覧にしました。関係者と確認し、変更点を共有することで準備を進めました」。実際の実習で行った内容へ置き換えてください。

企業全体の成果と自分の担当を分け、提案したこと、実施されたこと、結果まで確認できたことを区別します。実習先の未公開情報を使わずに説明できる形へ整理しましょう。

資格の学修に取り組んだ場合も、資格名だけでなく、何を身に付けたくてどう学習したかを伝えます。授業や支援があることだけで取得や希望職種への配属が決まるわけではありません。

研修先とのマッチング制度は、条件を確認して使う

現代ビジネス学科は、3年次のビジネストレーニングプログラムで研修先企業と学生がマッチした場合に、そのまま就職につながる「無就活(自動就活)協定」を結ぶ企業があると紹介しています。[2]

これは、すべての学生が自動的に就職できるという説明ではありません。対象企業や利用条件、自分の希望に合う仕事内容かを確認し、研修と進路選択を結び付けて考えましょう。

制度を利用する場合も、自分が何に関心を持ち、どんな仕事を希望するかを言葉にしておく必要があります。研修先の雰囲気だけで決めず、仕事内容や働く条件を確認してください。

ほかの企業も検討する場合は、同じ比較項目で調べます。実習を通じて分かった希望と、まだ分からない条件を整理すると、就職相談で確認する点が明確になります。

3年次の個人面談と講座を、具体的な準備につなげる

キャリア支援課は3年次から定期的な個人進路面談を行い、ゼミ担当教員と連携して支援する方針です。3年次秋学期からは毎週、自己分析、業界研究、採用試験対策などの講座を授業として行うと案内しています。[5]

利用案内では、求人紹介、履歴書・ES作成、面接対策、先輩の受験報告、進学相談などの支援が紹介されています。自分の経験メモと候補企業の比較を持参し、準備の優先順位を相談しましょう。[6]

名古屋産業大学現代ビジネス学部の就活では、学科ごとの実績と学びを確認し、実習やゼミで行ったことを具体的に伝えることが大切です。制度や就職率に頼り切らず、自分の希望と仕事の条件を照らし合わせて準備を進めていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 令和7年度・就職等進路にかかる実績確認日:2026-09-10 / 2026年3月卒2026-05-01。下段就職率現代114卒104希望100就96.2、経専10卒9希望9就100。上段雇用区分とは一致せず再計算なし。
  2. 現代ビジネス学科紹介確認日:2026-09-10 / 2年6分野コース、3年business trainingマッチ協定条件あり。
  3. 経営専門職学科・学びの内容確認日:2026-09-10 / 現代ビジネス学部経営専門職、経営データ、臨地実務、約3月。540と総600以上混同せず時間不使用。
  4. 主な就職先確認日:2026-09-10 / 年度人数学科不明。豊田自動織機トヨタ車体瀬戸信金ほか。
  5. 就職指導のポイント確認日:2026-09-10 / 3年定期個人面談ゼミ連携、秋毎週講座。
  6. キャリア支援課利用案内確認日:2026-09-10 / 相談求人ES面接先輩資料。料金推薦規則は不使用。
  7. 情報公開確認日:2026-09-10 / 2025年4月通信教育課程開設資料、現在の3月卒の実績を通信保証にせず。

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