経営資源のどこに関心を持ったかを整理する

経営学部経営学科は、人材、商品・サービス、資金、情報を経営資源として学び、地域の企業や行政と連携した体験型プロジェクトや、4年間の少人数ゼミを紹介しています。流通・会計・マーケティングなど、企業活動を複数の面から考える学びです。[1]​‌‌​‌‌​​‌​‌‌​​​‌​‌‌​‌‌​‌​​‌‌‌​​​​‌‌‌​‌‌​​‌​​‌​​​​‌‌‌‌‌‌​​​​​​‌​​

就活では、学んだ範囲の広さをそのまま並べるより、特に時間をかけた課題を一つ選びます。商品の魅力を調べたのか、費用を比較したのか、情報の整理に取り組んだのかを振り返ると、自分が関心を持つ業務を考えやすくなります。

企業研究も同じ視点で進められます。「誰に何を提供し、どのように事業を成り立たせている会社か」を短く説明してから、自分が担当したい業務を探しましょう。消費者として知っている商品と、実際に募集されている仕事を分けることが出発点です。

犬山のおみやげ提案から、調査と判断の関係を考える

2026年7月の公式記事は、3年次の「AI・データサイエンスIII」で犬山の新しいおみやげを提案した授業を紹介しています。商品の印象やデザインを調査し、分析結果から商品コンセプトとパッケージを考案して、最終回に発表する取り組みです。商品が発売されたという実績ではありません。[2]

こうした授業を経験した学生なら、アイデアの面白さだけでなく、何を調べて判断したかを説明できます。自分が履修した課題で、調査の問い、集めた情報、比較した案、採用した理由を順にまとめてみましょう。

分析結果と予想が違った場面は、自己PRを具体的にする材料になります。最初に好きだと思った案を選び続けたのか、情報を見て修正したのか、班で意見が分かれたとき何を確認したのかを整理します。成果物が同じでも、一人ひとりの担当は異なります。

応募先が営業や販売に関わる仕事なら顧客の希望を理解した過程、事務や情報を扱う仕事ならデータを整理して間違いを確認した過程など、求人の業務に合わせて説明の重点を変えられます。

簿記と情報の学習は、正確さを支える行動まで話す

科目紹介では、基本簿記で企業活動の記録・集計の基礎を学び、情報システムの科目でコンピュータやネットワーク、企業での活用を考えると案内しています。マーケティング論やビジネスモデルも、企業の活動を理解する科目として掲載されています。[3]

簿記の経験なら、資格名と取得状況を正確に書いたうえで、苦手だった内容をどう復習したか、間違いの原因をどう分類したかを説明します。合格前の学習でも、期限を決めて取り組んだ行動は振り返れます。

情報分野の課題なら、使った機能やツールの名前に加え、何を整理するために使ったのかを示します。例えば表を作ったなら、入力項目をそろえた、抜けを確認した、他の人が読める見出しを付けたといった具体的な作業まで書きましょう。

資格や授業の成果を仕事の能力と結び付けるときは、経験の範囲を守ります。「学んだので実務を任せられる」と言い切るより、基礎を生かしてどの業務を学びたいかを話す方が、入社後の意欲も伝わります。

3学部合同の就職先から、業務を比べる

公式の就職先一覧は、経済・経営・法学部の合同です。2026年3月卒の欄には、日本ペイントホールディングス、三菱自動車工業、GMOインターネットグループ、リコージャパン、スギホールディングス、岡崎信用金庫などが掲載されています。経営学部だけの採用実績とは読み替えません。[4]

学びと求人を照合する例(編集部作成)
学びの材料注目する業務の例求人・説明会で確認すること
商品や顧客の調査営業、販売、販促に関わる業務顧客、提案する内容、現場で集める情報
簿記や原価の課題経理、事務、数字を扱う業務新卒の募集区分、作業内容、研修
情報の整理や分析業務改善、システム利用を支える業務担当範囲、必要な知識、利用者との関わり
班での企画と調整運営や進行管理に関わる業務分担、他部署との連携、成果の確認方法

同じ業界でも、仕事によって日々接する相手や扱う情報が変わります。会社の知名度だけで候補を選ばず、募集されている仕事を二つ並べて比較しましょう。

就業体験の前後で、希望がどう変わったかを見る

ジョブトレーニングは経済・経営・法学部を対象とし、2年次または3年次に実習を行う科目として案内されています。事前に目標を立て、実習後はレポートと報告会で学びを共有します。実習先の検討は担当教員に相談できます。[5]

事前には、例えば「商品を勧める前に何を聞くか」「在庫や売上の情報が誰に使われるか」など、授業とつながる観察点を決めます。体験後は想像との違いを書き、希望する仕事が変わったなら、その理由も残しましょう。

編集部の架空の例です。商品企画に関心のあった学生が、実習で売り場の問い合わせを記録する仕事を経験しました。企画案を考える前に顧客の困り事を集める必要があると気づき、営業や販売の求人も調べ始めました。この場合は、志望先が増えた理由を実習での気づきから説明できます。

キャリア科目で作った自己PRを、個別相談につなげる

2026年8月の公式記事は、全学部で開講する「キャリア選択と自己実現」で、企業担当者の説明を聞く機会や、PROGテストの結果を使って強みを文章化し、自己PRを作る取り組みを紹介しています。キャリアセンターの利用にもつなげています。[6]

テスト結果の言葉だけを自己PRにせず、自分がその強みを使った授業や実習の場面を添えます。個別相談には作成途中の文章と求人票を持参し、相手に何が伝わるか、業務との接点があるかを確かめましょう。

大学のキャリア支援は、授業、ガイダンス、個別相談を組み合わせる仕組みです。志望先が決まる前でも、関心がある授業と迷っている仕事を伝え、次に調べることを決めるために利用できます。[7]

学歴に不安があるときは、今日は一つの課題について、調べたこと、判断したこと、自分の担当を記録します。次に求人を一つ読み、その経験のどこが業務につながるかを考えます。具体的な材料が増えるほど、面接で大学名以外に伝えられることも増えていきます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 名古屋経済大学 経営学科確認日:2026-09-10 / 経営資源、体験型プロジェクト、4年間の少人数ゼミ。
  2. 名古屋経済大学 犬山のおみやげ提案確認日:2026-09-10 / 2026年7月23日、調査・分析・コンセプト・パッケージ提案。販売成果ではない。
  3. 名古屋経済大学 経営学部 科目紹介確認日:2026-09-10 / 基本簿記、情報システム、マーケティング等。
  4. 名古屋経済大学 就職実績確認日:2026-09-10 / 2026年卒3学部合同就職先。
  5. 名古屋経済大学 インターンシップ実習科目確認日:2026-09-10 / ジョブトレーニングの段階、教員相談。
  6. 名古屋経済大学 キャリア選択と自己実現確認日:2026-09-10 / 2026年8月25日、PROGを用いた自己PRと企業説明、全学部の科目。
  7. 名古屋経済大学 キャリア支援確認日:2026-09-10 / 授業・ガイダンス・個別相談。

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