就職率96.4%は希望者112人に対する割合

令和7年度・環境科学部の就職状況(令和8年5月1日現在)
項目人数・率
卒業者133人
進学者19人
就職希望者112人
就職者108人
就職希望者の就職率96.4%
[1]

96.4%は就職者108人を就職希望者112人で割った割合です。卒業者133人全員の就職率ではなく、進学者19人は別の進路として掲載されています。年度集計の卒業者には令和7年9月の卒業者2人が含まれます。[1]‌‌​‌​​​‌‌‌​‌‌​​​‌​​​‌​‌‌​‌​‌​​‌‌‌‌‌​‌‌‌​​​‌​‌‌​​‌​​‌​​​‌‌​‌‌​​‌​

学部が公開する令和7年度卒業生の進路資料は、令和8年4月末現在の情報として一般企業等66人、公務員42人、大学院進学19人を示しています。一般企業等には大学や独立行政法人、団体なども掲載されているため、66人全員が民間会社に就職した人数とは扱いません。[2]

就職者108人の地域別内訳には、長崎県45人・41.7%、長崎県以外の九州25人・23.1%、関東23人・21.3%などがあります。原則は情報収集時の勤務予定地で、未定なら本社所在地を用いる集計です。地域を重視する場合も、応募先の配属予定地や転勤条件を別途確認しましょう。[1]

編集部提案として、就職と進学を並べる際は、学部全体の割合より、自分がどの課題に取り組みたいかを先に整理します。研究を深めたいのか、現場で仕事をしながら経験を積みたいのかを考え、教員やキャリアプラザへ相談してください。

最新の就職先には、公務員から企業・団体まで掲載されている

令和7年度卒業生の進路資料では、公務員42人の中に、長崎県庁16人のほか、長崎県庁の教育事務、福岡県庁、長崎市役所、国土交通省九州地方整備局、環境省、長崎税関などが掲載されています。職種を明示していない掲載先もあるため、全員が環境行政や技術職に就いたとは判断できません。[2]

一般企業等の掲載例には、九州電力、ライオン、日本政策金融公庫、十八親和銀行、ジオ・サーチ、水資源機構、三菱電機ソフトウェア、日鉄ケミカル&マテリアル、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングなどがあります。これは令和7年度卒業生の掲載実績で、企業名の順番は順位ではありません。[2]

環境に直接関わる事業だけでなく、金融、情報、製造などで働く道も読み取れます。ただし、企業名から担当職種や環境部門への配属を推定することはできません。編集部提案として、企業の事業内容と、募集職種が日々行う業務を分けて調べ、どこに自分の学びを生かしたいか確認します。

公務員を目指す場合は、自治体や省庁の名前だけでなく、採用区分と仕事内容、応募条件を調べましょう。民間企業と併せて検討する人は、試験や応募の時期を一枚にまとめます。過去に卒業者が採用されたことは、自分の希望する職種や地域の採用を保証するものではありません。

大学案内などの幅広い企業一覧と、年度を明示した学部の進路資料は、役割が異なります。直近の動向を知りたいときは対象年度が分かる資料を使い、自分の選択肢を広げたいときは過去の実績も参考にする、と目的を分けると混乱しにくくなります。

環境政策と環境保全設計の双方から、課題を見る

環境科学部は、社会科学を中心とする環境政策コースと、自然科学を中心とする環境保全設計コースの2コースを置いています。1年次に文理両面の基礎を学び、2年次から専門性を高める構成です。コース選択では、希望者が一方に集中した場合に人数を調整することがあると案内されています。[3]

公式カリキュラムにある各コースの専門分野
コースサブコース扱う内容の例
環境政策環境経済・ビジネス環境と経済、政策、ビジネス、消費者行動
環境政策環境人間社会地域の暮らし、社会学、哲学・倫理
環境政策環境計画地域・交通・防災・景観などの計画
環境政策環境法政策環境問題を法学・政策学から調査・分析
環境保全設計地球環境地圏・水圏・気圏の現象や相互作用
環境保全設計生物多様性野生生物の調査、生態系と保全
環境保全設計生体影響生物影響の評価、環境分析
環境保全設計環境技術環境修復、材料、廃棄物処理、資源回収
[3]

2年次以上のコース横断科目では、所属するコースとは他方の基礎・専門科目を学ぶと説明しています。政策だけ、実験だけという区切りにせず、社会の仕組みと自然環境の両方を考える学びが特徴です。具体的に履修する科目は、自分の入学年度の学生便覧で確認してください。[3]

編集部提案として、志望理由では「文理融合を学びました」で終えず、一つの問題を複数の立場から考えた経験を選びます。環境を守る方法と地域の暮らし、対策の技術と費用など、自分が実際に調べた論点を伝えましょう。学部の教育目標を、まだ経験していない自分の能力として話さないことも大切です。

調査や実験では、得られた情報と解釈を分ける

カリキュラムにはフィールド演習、実験、演習などが含まれ、所定の科目を修得した4年生は研究室で卒業研究へ取り組むと説明されています。進路の面接では、どの方法を使ったかに加え、なぜその方法を選んだかを整理すると、学びの内容が伝わりやすくなります。[3]

編集部提案として、地域や社会を調べた経験は、問い、調べた相手や資料、自分の担当、分かったことの順にまとめます。一人の意見を地域全体の意見と扱わず、調査範囲の限界も説明しましょう。自然環境の実験や観察でも、測定条件と結果、そこから考えたことを分けて話します。

編集部の架空の例:地域の環境課題を考える演習で、学生が公開統計と聞き取りを照合したところ、同じ言葉でも指す範囲が違うと気付いた。定義を整理し、比べられる情報と追加確認が必要な点を分けて班へ提案した。面接では、異なる情報をそのまま足さず、根拠を確かめた行動を説明した。実在の学生や採用事例ではありません。

チームで提案を作った場合は、班全体の成果と自分の貢献を分けます。編集部提案として、調査の準備、記録、分析、意見調整などのうち、自分が何を担ったかを示してください。未発表の研究や調査協力者の情報を扱う場合は、教員へ説明・公開できる範囲を確認しましょう。

キャリアプラザで、応募と進学の準備を具体化する

環境科学部の就職案内は、相談員が常駐し、就職ガイダンス、インターンシップ、相談、エントリーシート添削、面接指導などを行うと説明しています。企業名が決まってからだけでなく、関心のある課題と仕事の接続が分からない段階でも、相談材料を整理して利用を検討しましょう。[4]

全学のキャリア相談も、学年・学部を問わず、民間企業・公務員の双方の志望者が利用できます。通常の相談はNU-WEBからの事前予約制です。学部での専門分野の相談と、応募書類の伝わり方の確認を組み合わせると、準備を進めやすくなります。[5]

令和7年度の大学院進学者19人は、長崎大学総合生産科学研究科16人、九州大学の総合理工学府1人、生物資源環境科学府1人、東京科学大学の環境・社会理工学院1人と掲載されています。学部ページの「毎年約3割」という一般的な説明を、この年度の進学割合として使わず、年度別の人数を確認しましょう。[2] [4]

編集部提案として、進学を検討する場合は、研究したい問い、指導を受けたい分野、費用・期間、入試条件をまとめます。就職を検討する場合は、希望職種の担当業務と応募条件を調べます。どちらも周囲の人数だけで選ばず、自分の学びを次にどう深めたいかを教員や相談員へ伝えてください。

環境への関心を、仕事で担いたい役割へ言い換える

編集部提案:進路相談に持参する比較表
整理すること書き出す内容
関心のある課題地域、資源循環、生物、エネルギーなど
使った方法資料調査、聞き取り、実験、観察、分析
自分の行動担当、工夫、判断の根拠、確認し直した点
希望する役割制度、技術、事業、調査などの仕事内容
次に必要な情報応募条件、配属、研究室、入試、費用

まず一つの演習や研究を選び、目的、自分の担当、分かったこと、まだ分からないことを短く整理します。その経験と、気になる募集職種や研究分野を照らし合わせましょう。長崎大学環境科学部の文理両面の学びを、具体的な判断や行動として説明することが、就職・進学双方の準備につながります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 長崎大学 令和7年度就職状況(学部)確認日:2026-09-11 / 全1頁本文画像。133/19/112/108、96.4、9月2含、地域108分母
  2. 長崎大学 環境科学部 令和7年度卒業生の進路確認日:2026-09-11 / 全2頁本文・画像確認。R8.4末66一般等42公務19進学、企業と院内訳
  3. 長崎大学 環境科学部 カリキュラム確認日:2026-09-11 / 本文全文。2コース8サブコース、横断科目、演習・卒研
  4. 長崎大学 環境科学部 就職と進学確認日:2026-09-11 / 本文全文。キャリアプラザ・院制度。画像値未採用、約3割をR7に適用しない
  5. 長崎大学 キャリアセンター キャリア相談確認日:2026-09-11 / 本文全文。全学年/公務可、NU-WEB事前予約

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