人文学部は2学科の実績を分けて読む

松山大学人文学部の2025年度就職実績は、英語英米文学科と社会学科に分かれています。英語英米文学科は就職希望者98人全員、社会学科は105人中104人が就職しています。同じ人文学部でも学修内容が違うため、自分の学科の実績を起点に進路を調べましょう。[1]‌‌​​​​‌‌​‌​​​‌‌‌‌‌‌‌‌​​​‌​‌‌‌​‌‌​‌‌‌‌‌‌‌​‌‌​​​‌​​‌​​​‌​‌‌​‌​‌​‌​

2025年度の学科別実績
学科卒業者就職希望者就職者就職率進学者
英語英米文学科106人98人98人100.0%1人
社会学科116人105人104人99.0%0人
[1]

就職率は就職希望者に対する就職者の割合です。卒業者全員の就職割合や、これから応募する人の内定確率ではありません。学部紹介ページには2025年3月の実績も残っていますが、この記事は中央の就職状況ページの2025年度表に年度をそろえています。[1] [4] [5]

航空・金融・製造・公務などの掲載先を比較する

2025年度の主な就職先からの抜粋
学科公式掲載先の例
英語英米文学科ANAエアサービス松山、三浦工業、伊予銀行、エイチ・アイ・エス
社会学科大王製紙、四国ガス、愛媛銀行、松山商工会議所
[2] [3]

英語英米文学科には航空や旅行分野の企業がありますが、全員が英語を常用する職種へ進むとは限りません。社会学科も金融、製造、公務など幅があります。掲載先には個人の配属や企業別人数が示されていないため、仕事は応募年度の募集要項で確認しましょう。[2] [3]

企業を選ぶときは、関わる相手、使う情報、働く場所、入社後の育成を比較します。語学を使いたい場合も「英語を使う頻度」と「英語で何をするか」は別です。調整、説明、文章作成など、関心のある作業まで具体化すると、企業への質問を作りやすくなります。

英語の学びは、伝え方を変えた経験まで話す

英語英米文学科にはネイティブ教員によるEICや、コンピュータを利用したCALLがあり、3年次から英語圏文学、英語圏文化、英語学、英語教育学、国際協力の5領域のゼミで専門性を深めます。語学の得点だけでなく、何を調べ、どの相手へどう説明したかを整理できます。[4]

英語基礎演習では、体験を表現したり社会問題を調べて発表したりする学びが紹介されています。発表経験を使うなら、最初の原稿、聞き手からの反応、修正した箇所を振り返ってみましょう。「英語で発表できた」に加え、理解しやすい順番や例を考えたことまで伝えられます。[4]

留学の有無だけで自己PRを選ぶ必要はありません。文学や文化の研究で資料を比較した経験、語学学習で弱点を見つけて練習を変えた経験も材料です。応募先の仕事を調べ、情報を確かめる力と相手に届ける力のどちらが接点になるか考えてみてください。

社会学の調査は、質問と対象を選んだ理由が強みになる

社会学科は全学年で15人程度のゼミを置き、社会学理論、社会調査、地域・国際・環境、メディア・現代社会、福祉・社会問題の5系統を案内しています。質的調査論では観察やインタビュー、フィールドワークを通じて調査・分析を学びます。[5]

調査を題材にするなら、問題意識から質問項目を作った過程と、誰に聞く必要があると考えたかを説明しましょう。回答が自分の予想と違った場合は、結論を都合よく変えるのではなく、背景の違いや質問の分かりにくさを検討した経験を振り返ります。

編集部の架空の回答例です。「地域活動への参加理由を調べるとき、参加者だけでは不参加の理由が分からないと考えました。調査対象の限界を発表で明示し、次は参加していない人にも話を聞く必要があると提案しました」。人数や成果を創作せず、自分が実際に行った判断に置き換えてください。

調査経験を企業研究にも使えます。会社説明会で印象に残った話だけで判断せず、事業資料と募集要項も読み、まだ確認できない点を質問にします。大学の調査と就活の企業研究に共通するのは、情報の範囲を確かめて結論を出す姿勢です。

2027年新学科の案内は、在学生の実績と切り分ける

大学は2026年8月27日に、2027年4月開設のグローバル・コミュニケーション学科の設置届出が受理されたと発表しています。開設に伴い英語英米文学科は学生募集を停止するとしています。この記事の2025年度実績は、英語英米文学科と社会学科のものです。[6]

在学生は現在の所属名と自分の履修した内容で学業を説明します。新学科の募集情報を、すでに卒業した人の就職率や学びと一体にしないようにしましょう。これから入学する人は、志望する入学年度の学科案内を確認すると情報が整理できます。

成果物一つと求人二件を、個別相談へ持っていく

松山大学は企業選び、エントリーシート添削、面接練習に対応するマンツーマン相談や、企業人事が助言するOFFRECO.を案内しています。求人検索にはキャリタスUCも用意されています。利用日程や方法は学内の案内で確認してください。[7]

準備するもの
材料相談したい内容
発表・レポートどの判断を中心に話すと伝わるか
候補2件の募集要項学びと仕事がつながる点はどこか
1分の説明案専門用語や抽象表現が多くないか
未確認点のメモ次の説明会で何を聞くか

大学名への不安があっても、採用される可能性を評判だけで決めず、募集条件と準備できることを確認しましょう。まず自分の成果物から、考えを変えた場面を一つ書くことが、具体的な自己PRの出発点になります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 就職状況確認日:2026-09-10 / 2025年度大学の学科別表。
  2. 英語英米文学科の就職先確認日:2026-09-10 / 2025年度の主な就職先。
  3. 社会学科の就職先確認日:2026-09-10 / 2025年度の主な就職先。
  4. 英語英米文学科確認日:2026-09-10 / EIC・CALL・5領域ゼミ。旧2025年3月率は不使用。
  5. 社会学科確認日:2026-09-10 / 全学年少人数ゼミ・5系統・質的調査論。旧率不使用。
  6. 新学科設置届出確認日:2026-09-10 / 2026年8月27日受理、2027年4月開設と英語英米募集停止。
  7. 就職支援確認日:2026-09-10 / 個別相談・OFFRECO.・キャリタスUC。

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