就職率96.1%は、求職者306人の進路結果
大学の2025年度進路結果は、2026年3月卒業生について2026年5月1日現在で集計されています。文芸学部は卒業者338人、求職者306人、就職者294人、大学院進学者11人です。[1]
| 項目 | 公表値 | 読み方 |
|---|---|---|
| 卒業者 | 338人 | 文芸学部卒業者 |
| 求職者 | 306人 | 就職を希望する人 |
| 就職者 | 294人 | 就職した人 |
| 求職率 | 90.5% | 卒業者に対する求職者 |
| 就職率 | 96.1% | 求職者に対する就職者 |
| 大学院進学者 | 11人 | 就職とは別の進路 |
求職率と就職率は分母が異なります。96.1%を卒業者全員の割合や第一志望への内定率と読まないでください。また、学部全体の結果なので、特定の専修や、出版社・芸術分野への就職率を示す値ではありません。
出版や芸術に限らず、企業と職種を比べる
2025年度の主な就職先には、日経印刷、TOHOスタジオ、MS&ADシステムズ、東京海上日動システムズ、日立ソリューションズ、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンなどが掲載されています。[1]
このほか、三井住友銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、鹿島建設、東京地下鉄、日本航空などがあります。東京都、千葉県、埼玉県の教員等も載っていますが、一般企業の個別の採用人数・職種は分かりません。[1]
映像関連企業への就職を監督や映像制作者としての採用、印刷関連企業への就職を編集職の採用と読み替えることはできません。大手企業を希望する場合も、企業名の知名度と、自分が応募する職種の条件を分けて確かめましょう。
好きな作品や分野を扱う会社に関心を持つことは、企業研究の入口になります。その先で、誰を相手に何を提供する仕事か、自分はどの役割を希望するかを確認すると、鑑賞者としての感想から志望理由へ考えを進められます。
4領域7専修の学びを、具体的な問いで説明する
文芸学部は1年次に幅広く学び、2年次に言語・文学、芸術、文化、メディアの4領域から選び、3年次に7専修で専門性を深める構成を案内しています。カリキュラムページでは2020年度からの仕組みとして説明されています。[2]
| 領域 | 専修 |
|---|---|
| 言語・文学 | 日本語・日本文学、英語・英語圏文学、フランス語・フランス文学 |
| 芸術 | 劇芸術、美術史 |
| 文化 | 文化 |
| メディア | 文芸メディア |
専門がすぐに決まらなかった経験も、複数の分野を比べて関心を絞った経過として整理できます。どんな授業や資料をきっかけに、何をさらに知りたいと考えたかを振り返ってみましょう。
「文学を学んだ」「文化を研究した」という紹介に加えて、扱った対象、研究上の問い、比較した資料、結論の根拠を説明します。専門外の人が聞いても分かるよう、固有名詞の説明と、自分が行った作業を分けて伝える練習が役立ちます。
メジャー・サブメジャーは任意の学修プログラム
メジャー・サブメジャープログラムは卒業要件とは別の任意の制度です。メジャーは所属専修の専門性を深める科目群、サブメジャーは専修を越えた学びも組み合わせられる科目群で、所定の科目を履修するとデジタル認証バッジが発行されると案内されています。[3]
バッジは学修内容を説明する手掛かりとして使えますが、取得だけで内定や特定職種への適性を保証するものではありません。取得している人は何を組み合わせて学んだか、取得していない人も自分の履修や研究内容を具体的に示しましょう。
制度上の選択には組み合わせや履修上限などの条件もあるため、今後の履修を考える場合は担任のアカデミック・アドバイザーへ相談します。就活のために名称だけを増やすより、現在の学びをどう深めたいかを整理することが大切です。[3]
創作・展示・編集の経験は、完成までの過程を残す
授業紹介では、ドラマ創作で作品を作り、教員や履修者との批評を通じて完成度を高める学びが示されています。また、メディア応用実習Bは、本の企画・取材・編集・製本など一連の制作工程を扱います。[2]
美術史専修の案内には、卒業論文の概要をパネルにまとめ、搬入・搬出まで学生が行う卒業論文展があります。研究内容を人に伝える方法や、展示を進める作業も経験として整理できます。[4]
これらは授業や専修の取り組みの紹介です。文芸学部の全学生が同じ制作や展示を経験したという意味ではなく、自分が実際に履修・参加した内容を使ってください。
| 経験 | 示すとよい内容 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 資料を読んだ研究 | 比較した対象、解釈の根拠、残る疑問 | 資料の説明と自分の考察を分けたか |
| 作品の創作 | 意図、受けた批評、修正の理由 | 創作の完成と外部の評価を混同していないか |
| 本や展示の制作 | 対象読者、構成、担当した工程 | 共同成果のうち自分の担当を明示したか |
| 発表や議論 | 相手の疑問に対し説明を変えた経過 | 確認していない効果を付け加えていないか |
研究を分かりやすく伝える文章例
編集部の架空の例です。「作品を比較する研究で、私は共通する表現と違いを整理しました。当初の発表では作品紹介が長くなったため、比較したい問いを最初に置き、根拠となる箇所を選び直しました。発表後の質問を踏まえ、説明が足りなかった点を補い、比較表を改善しました。」
これは実在する学生の体験談ではありません。扱った資料や工夫を自分の経験へ置き換え、他の人が行った作業や架空の受賞・成果を加えないでください。専門外の相手に何を伝えようとしたかを明確にすると、研究の内容と行動の両方を説明できます。
仕事との接点を考える際も、研究経験がそのまま業務経験と同じになるわけではありません。情報を確かめる、構成を考える、相手の疑問に応じて説明するなど、実際に行った行動から共通点を考えましょう。
キャリア相談で、関心と募集内容を結び付ける
キャリアセンターは「kyoritsu就活」から予約する個別相談を案内しています。進路、エントリーシート・履歴書、面接などの相談に加え、就職活動報告書の閲覧や卒業生紹介も可能とされ、紹介の可否は卒業生の状況によります。[5]
学部のOGネットワークは卒業生の交流・文化活動の組織であり、在学生向けの就職紹介窓口として案内されているものではありません。仕事をする先輩に話を聞きたい場合は、キャリアセンターの卒業生紹介の手続きを確認しましょう。[5] [6]
- 関心のある会社について、仕事内容と募集職種を確認する。
- 研究や制作を一つ選び、目的・資料・担当・修正の経過を整理する。
- 専門外の人へ短く説明し、分かりにくい言葉を言い換える。
- 経験メモと募集内容を持ち、個別相談で志望理由や書類を見直す。
文芸学部の学びを就活へつなげるには、好きな分野を深めた過程と、自分の具体的な行動を示すことが大切です。大学名や専修名だけで可能性を決めず、関心のある仕事と経験を照らしながら準備を進めましょう。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 共立女子大学 2025年度大学進路結果確認日:2026-09-10 / 2026/3卒5/1。文芸338卒306求294就96.1求90.5院11。単年企業、職種不明
- 共立女子大学 文芸学部カリキュラム確認日:2026-09-10 / 2020制度4領域7専修、2領域3専修4卒論制作。ドラマ創作、メディア応用実習B
- 共立女子大学 メジャー・サブメジャー確認日:2026-09-10 / 任意卒業要件外、認証バッジ、専修と組合せ、アカデミックアドバイザー相談
- 共立女子大学 美術史専修確認日:2026-09-10 / 卒論概要パネル展示・搬入搬出学生。全員経験扱いなし
- 共立女子大学 在学生の皆様へ確認日:2026-09-10 / kyoritsu就活相談、報告書、卒業生紹介可否
- 共立女子大学 文芸OGネットワーク確認日:2026-09-10 / 卒業生・院修了交流文化活動。2026総会なし、就職紹介窓口扱い不可