2027年の改組と、現在の外国語学部を分ける

大学は、2027年4月に外国語学部外国学科から社会科学部外国学科へ教育・研究等を引き継ぐと案内しています。2026年5月の在籍表には外国語学部の1〜4年生が掲載されており、本稿はその在学生と外国語学部の進路を対象にしています。[1] [2]‌​‌‌‌‌​‌​​‌‌‌‌​‌‌​‌​​​​​​‌​​‌‌‌‌​​​​‌​‌​​​‌​​​‌​‌​‌‌​‌‌‌​​​​‌​​​

2025年度の就職先を、改組後の社会科学部外国学科の卒業実績とすることはできません。入学年度によって適用される科目や手続きが異なる可能性があるため、自分の履修・卒業要件と、正式な所属の表記を大学の窓口で確認しましょう。

改組の名前だけを見て、自分の進路が自動的に有利・不利になると判断する必要はありません。すでに学んだ内容と、これから応募する職種の条件を照らし合わせることから準備を進めます。

2025年度の卒業・就職人数を、時期別に確認する

2025年度・外国学科の進路(2026年5月1日現在)
卒業時期卒業者進学者就職者
9月卒業6人0人5人
3月卒業28人0人25人
[3]

大学の人数表では、9月卒業と3月卒業が別に掲載されています。上表は実際の卒業者数の欄を使い、「卒業対象在学生数」と区別しています。就職希望者数は示されていないため、この表から希望者を分母とする就職率を計算しません。[3]

就職者に含まれない人の個別事情は表から分かりません。留学生がいることから帰国などの理由を推定することも避けます。また、就職者数は全員が海外勤務や英語を常用する仕事に就いたという意味ではありません。

航空・ホテルなどの企業名から、職種を推定しない

2025年度卒業生の主な就職先には、全日本空輸、オリエンタルランド、ホテルニューアワジ、フジトランスポート、山九プラントテクノ、ジェイアール西日本ホテル開発のホテルグランヴィア岡山などが掲載されています。団体、教員、公務員の区分にも進路例があります。[4]

一覧に航空会社があっても、客室乗務員やグランドスタッフなどの職種までは確定できません。ホテル名から接客職と決めつけることもできないため、自分が応募する法人と職種、勤務地、語学や資格の条件を調べてください。

学科の進路紹介には別の過年度の就職先例もあります。本稿で2025年度として扱うのは、年度が明示された大学の就職実績ページです。教育連携先やインターンシップ先も、卒業生の就職先とは区別して読みます。[5]

英語と、日本を伝える学びを振り返る

外国学科はジャパンスタディーとして、日本の芸術・歴史・経済などを学ぶ内容を紹介しています。「生き方」の授業では社会や自分の将来を考え、英語オーラルコミュニケーションでは会話を通じて聴く・話す力を養うと案内されています。[1] [6]

こうした授業を就活で話す際は、「英語を学んだ」だけで終わらず、何を相手に説明しようとしたか、背景知識が違う相手にどのような工夫をしたかを整理します。日本の文化を調べた経験も、調査の仕方や説明の組立てから話せます。

語学の得点を示す場合は、試験名と受験時期を正確に書きます。その得点だけで仕事上の能力をすべて説明しようとせず、実際に言葉を使った場面と、まだ伸ばしたい力を合わせて整理してください。

留学は、期間より行動と学びを具体化する

スタディー・アブロードは2年次秋学期からの海外研修科目で、Ⅰは必修、Ⅱ・Ⅲ・Ⅳは選択と案内されています。Ⅰは120時間以上の海外実習、Ⅱ以降はそれぞれ180時間以上と説明されています。全員が一律に1年間留学すると読み替えないようにします。[7]

同じ案内では、海外のインターンシップ、ボランティア、フィールドワークなども単位認定の対象として紹介されています。ただし、希望先への参加や単位認定が無条件に認められるわけではありません。渡航先、活動内容、費用、履修の条件は担当窓口で最新情報を確認してください。[7]

応募書類では国名や期間だけを強調せず、授業や生活で困ったこと、自分から行った確認、相手との調整、帰国後に続けている学修を整理します。留学中に自分がどう変わったかを、実際の行動で説明することが大切です。

実習先と就職先を分け、仕事の理解を深める

学科の進路案内には、国内の協定インターンシップ先としてホテル、スポーツクラブ、金融機関などが紹介されています。実習の協定があることと、その企業に採用されることは別です。参加可能なプログラムと募集時期は、学内の最新案内で確認します。[5]

参加する場合は、業界の雰囲気を見るだけでなく、誰に何を提供する仕事か、語学がどの場面で使われるか、担当者同士がどう情報を共有するかを観察できます。実習で自分が担当したことと、見学しただけの仕事を分けて記録してください。

すでに就業体験をした人は、応募先の仕事内容と異なる点も整理しましょう。「同じ業界だから志望する」から一歩進み、自分が関心を持った役割と、応募先を選ぶ理由を具体化できます。

応募条件と働く場をそろえて比較する

候補三つを比較する項目(編集部の提案)
項目確認したいこと
職種担当業務と、語学を使う場面
応募条件学修・資格・語学等の条件、提出書類
勤務地国内・海外の拠点、配属や異動の説明
教育体制新人研修、相談先、語学学修の機会
選考期限、課題、面接などの方法

英語教員を目指す場合、学科は中学校・高等学校の英語の教員免許と、教職センターの支援を案内しています。免許取得に必要な履修と採用試験の条件を分けて確認し、留学や教育実習の予定と応募準備をそろえてください。[5]

地元で働きたい人も、海外と関わりたい人も、場所や知名度だけで応募先を選ばず、仕事内容と学び続ける条件を比較しましょう。公開情報で不明な点は、説明会や相談で聞く質問として残します。

異文化での経験を、確認と対話の行動で伝える

編集部の架空の例です。「グループ課題で認識が食い違ったため、私は各自が考えている完成形を短い文で書いて共有することを提案しました。分からない表現を聞き直し、担当と期限を確認しました。この経験から、伝えたつもりで終わらず、相手の理解を確かめることを大切にしています。」

これは吉備国際大学の学生の体験談ではありません。自分の授業や留学の経験に置き換え、何が課題で、どの行動が役立ったかを説明します。国籍や文化で相手の性格を決めつけず、その場面で確認したことを話しましょう。

経験を大きく見せるより、改善した点と、まだ学修が必要な点を整理します。応募先で同じ行動をどう生かしたいかまで考えると、語学力だけに頼らない自己PRになります。

岡山キャンパスの窓口へ、候補と書類を持って相談する

キャリアサポートセンターは個別対応による履歴書指導、面接練習、グループディスカッション、模擬試験、就職面談会などを案内しています。外国語学部のある岡山キャンパスにも窓口があり、場所・利用時間を確認して相談できます。[8]

  • 正式な所属と、留学・履修・卒業の予定を確認する。
  • 候補三つの職種、勤務地、語学条件、締切を並べる。
  • 授業や留学で自分が工夫した一場面を書き出す。
  • 応募書類の下書きと不明点を持って相談する。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 吉備国際大学 外国学科確認日:2026-09-10 / 2027/4社会科学へ改組、現在の外国語・生き方。奨学金金額条件非引用
  2. 吉備国際大学 在学生総数確認日:2026-09-10 / 2026/5/1外国語1–4年129人。現在所属を確認
  3. 吉備国際大学 卒業・進学・就職者数確認日:2026-09-10 / 令和7年度9月卒6進0就5、3月卒28進0就25、希望数未掲載
  4. 吉備国際大学 就職実績(令和7年度卒業生)確認日:2026-09-10 / 外国語の2025就職先。ANA職種推定なし
  5. 吉備国際大学 進路・資格確認日:2026-09-10 / 国内インターン協定、英語教員免許と支援。旧ANAエアラインスクール制度の現行性未確認につき非引用
  6. 吉備国際大学 学科の特徴確認日:2026-09-10 / 日本の芸術歴史経済、生き方、オーラル
  7. 吉備国際大学 留学・インターンシップ確認日:2026-09-10 / 冒頭制度:Ⅰ必修120h、Ⅱ–Ⅳ選択各180h、2年秋。全員1年ではない。留学先一覧や体験談の内容は本文非引用
  8. 吉備国際大学 キャリアサポートセンター確認日:2026-09-10 / 岡山窓口と個別支援

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