就職率100%の対象は、就職希望者94人

2026年5月1日現在の公式就職状況一覧表では、2025年度の薬学部卒業者は123人、就職希望者94人、就職者94人、就職未決定者0人です。100%は就職者94人÷就職希望者94人であり、卒業者123人全員が就職した割合ではありません。[1]‌‌​​​​‌​‌‌‌‌​‌​​‌​‌​‌‌​‌‌‌‌‌‌‌​​‌​‌​‌​‌‌​‌‌​‌‌​‌​​‌​​‌​​​​​​‌‌​​

2025年度・薬学部の就職状況
項目人数・率確認点
卒業者123人前期末卒業者を含む
就職希望者94人就職率の分母
就職者94人希望者に対する就職率100%
大学院進学者2人就職とは別
上記以外の者27人具体的な理由は表から分からない
[1]

この表の就職者には1年以上の非正規の職員として就職した人も含まれます。「卒業生に占める就職者の割合」は、就職者÷(卒業者-大学院進学者)と定義され、薬学部では77.7%です。同じ表でも、希望者に対する就職率とは分母が異なります。[1]

就職非希望者のうち「上記以外の者」とされた27人について、表は具体的な事情を示していません。国家試験の結果、再受験準備、個人の事情などを推定して説明することは避けます。就職の統計と国家試験の結果は、それぞれ別の資料として確認してください。[1]

病院・薬局・企業・行政を、業務から比較する

大学の学科別就職・進学先一覧は、2022~2024年度の実績です。薬学部には名古屋大学医学部附属病院、名古屋市立大学病院、藤田医科大学病院、愛知医科大学病院、トヨタ記念病院など、多くの病院・医療機関が掲載されています。[2]

調剤薬局・ドラッグストアには、日本調剤、クオール、たんぽぽ薬局、ウエルシア薬局、スギ薬局、総合メディカルなどが掲載されています。医薬品・食品メーカーには第一三共、あすか製薬、ツムラ、小林製薬、Mizkan J plus Holdingsなどがあり、公務員の薬剤師区分の実績も示されています。[2]

学科ページの2026年3月卒の就職活動インタビューには、愛知県職員の薬剤師職、JCHO可児とうのう病院への進路が紹介されています。単年の個別例と複数年度の一覧を分けて読みましょう。企業一覧だけでは採用人数や、すべての職種・配属先は分かりません。[3]

編集部提案:応募先を比較するための問い
候補調べたい内容
病院関心のある医療、薬剤部の業務、新人教育の内容
薬局・ドラッグストア調剤や相談の業務、地域との関わり、配属や教育の仕組み
企業募集職種、担当業務、資格や研究経験の応募条件
公務員募集する職種区分、配属される業務、試験の条件

同じ法人でも、募集職種や配属先によって仕事は異なります。過去の就職先を候補探しの入口にし、最新の採用情報と説明会で、自分が関わりたい業務を具体化しましょう。

グループ学習では、調べる・伝える・助けを求める行動を振り返る

薬学科は、1年次から調査・討論・発表を行う問題解決型のグループ学習を紹介しています。1年生の薬学PBLに2年生がチューターとして参加する「屋根瓦方式」では、議論の進行や発言への配慮を通して、伝える力や人を支える姿勢を養います。[3]

薬学PBLでは医療の倫理的問題などをテーマに、資料の収集や活用、話の聞き方、状況に応じて他者へ協力を求める姿勢を学ぶとされています。リーダー役を務めたかどうかだけでなく、議論を進めるために自分がどのような行動を取ったかを整理できます。[3]

編集部の架空の例:資料の解釈が班で分かれたとき、学生が根拠となる部分を示し、互いに何を前提にしているかを確認した。すぐに結論を合わせるのではなく、不明点を教員へ質問して発表内容を修正した。面接では、独断で進めず確認や共有をした経験として説明した。実在の学生や患者の事例ではありません。

編集部提案として、自己PRは「協調性がある」という評価語だけで終わらせず、どの課題で、何を調べ、誰と確認し、考えをどう変えたかを記します。チーム全体の成果と自分が担当した部分を分けることも大切です。

実務実習と研究から、目指す薬剤師像を具体化する

薬学科は1~3年次の少人数指導に加え、3・4年次に症例を題材とした問題解決を行い、基礎薬学の知識を統合すると紹介しています。4~6年次には各自のテーマに基づく研究を進め、卒業研究を完成させる構成です。[3]

4年次の事前学習では、薬局と病院で行う実務実習に必要な知識・技能を学びます。医師や看護師の指導を受ける機会や、在宅医療・災害時医療での薬剤師の役割を学ぶ内容も紹介されています。実習先で見た仕事と、自分が指導の下で行ったことを区別して振り返りましょう。[3]

地域での「こころとからだの健康づくり~ゼロ次予防プロジェクト~」では、廃校跡地のコミュニティ広場などで住民と交流し、必要な支援や活動を考えて教室やお話会を企画すると案内しています。地域との関わりに興味がある人は、相手の生活や要望をどのように理解したかを説明する材料になります。[3]

編集部提案として、病院に関心を持った理由、薬局での地域との関わりに興味を持った理由、研究をさらに深めたい理由を、それぞれ一つの経験から書いてみます。患者や施設の個人情報・未公開情報は使わず、まだ学ぶ必要がある点も含めて相談しましょう。

卒業・国家試験・専門資格を、別の段階として確認する

薬学科は6年間の教育を通して薬剤師国家試験受験資格を得る課程を案内しています。4年次には実務実習に必要な薬学共用試験への対策、6年次には国家試験対策講義、集中講義、模擬試験などを実施するとしています。国家試験全員合格は教育上の目標であり、実際の全員合格を保証する表現ではありません。[3]

学科ページは卒業時に得られる受験資格等、薬剤師資格を前提とする資格、さらに研修や実務などの条件がある資格を分けて紹介しています。認定薬剤師や専門薬剤師などの名称を、学部を卒業しただけで取得できる資格として履歴書に書かないようにします。[3]

編集部提案として、応募先が求める資格の取得時期、取得見込みの扱い、選考後に必要な手続きを確認します。国家試験への準備と就職活動が重なる場合は、学習と応募の予定を共有し、優先順位を教員と相談しましょう。

研究経験を企業への応募に使うときも、テーマ名だけで専門性を主張するより、目的、用いた方法、自分の担当、結果の限界を簡潔に説明する方が、どの段階まで学んだかを伝えやすくなります。

教員の専門的な相談と、キャリア支援を使い分ける

薬学科では、薬剤師や医療現場の経験を持つ専任教員が、一人ひとりの就職相談に対応すると紹介しています。実習や研究から考えた薬剤師像、働く現場で迷っている点などを、学びと結び付けて相談できます。[3]

大学全体では国家資格を持つカウンセラーの個別面談やガイダンスを案内し、キャリア教育の授業には自己PR、企業研究、適性検査対策などもあります。学部特有の実習・国家試験への準備と、応募書類や面接の準備を、それぞれ適した窓口へ相談しましょう。[4] [5]

編集部提案として、相談には候補の求人票、実習や研究の経験メモ、国家試験と選考の予定を持っていきます。資格を取ることと、その資格をどの現場でどう生かしたいかを分けて考えることで、志望理由と次の行動を具体的にしやすくなります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 金城学院大学 就職状況一覧表確認日:2026-09-11 / 全4頁本文画像。p1薬2025年度123/94/94院2他27、G94/121。理由推定なし
  2. 金城学院大学 就職実績確認日:2026-09-11 / 全文。薬2022~2024年度企業施設一覧、職種人数未断定
  3. 金城学院大学 薬学科確認日:2026-09-11 / 全文。6年PBL屋根瓦・実務前学習・研究・教員就職相談・資格区分・2026卒例
  4. 金城学院大学 就職支援確認日:2026-09-11 / 全文。個別相談
  5. 金城学院大学 キャリア教育確認日:2026-09-11 / 全文。自己PR企業研究等

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