就職率100%の対象は、2026年3月卒の就職希望者222人

公式の卒業後の進路では、2026年3月の学部卒業者は231人、就職希望者222人、就職者222人、進学者9人と掲載されています。就職率100%は就職希望者を分母とする値で、卒業者全員が就職したという意味ではありません。[1]‌‌​​​‌​​‌‌​​‌‌​​​‌​‌‌​‌​‌​​​‌​‌​​​​​​​​‌‌​​​​‌‌​‌​​‌​‌​‌‌‌‌‌‌​‌‌

2026年3月・学部卒業生の進路
項目人数確認するポイント
卒業者231人学部卒業者が対象
就職希望者・就職者ともに222人この希望者を分母に就職率100%
進学者9人大学院以外の課程も進学先に含む
県内就職者155人就職222人の内数
県外就職者67人就職222人の内数
[1]

同じページにある大学院修了者の進路は、学部とは別集計です。大学院の表には在学中から仕事を続けている人も含まれます。大学全体を調べる場合も、学部卒業時の就活と同じ条件の数字として合算しないようにします。[1]

就職率は国家試験の合格率とも異なります。資格の試験を受けた人数と、就職を希望した人数は別の集計です。大学名や高い率から自分の合格・採用を保証されたと考えず、必要な学習と応募準備を具体化しましょう。

1学部4学科の中で、自分の専門と進路を見る

学部は保健福祉学部で、看護、栄養、社会福祉、リハビリテーションの4学科があります。リハビリテーション学科には理学療法学専攻と作業療法学専攻があり、専門に対応した教育を行います。[2]

2026年3月・学科と専攻別の就職・進学
学科・専攻就職者進学者
看護85人5人
栄養39人2人
社会福祉63人0人
理学療法20人2人
作業療法15人0人
[1]

2025年度の就職先一覧は学科・専攻別に掲載されています。看護には神奈川県立がんセンターや横須賀共済病院、栄養には横浜南共済病院や山崎製パン株式会社、社会福祉には神奈川県や横浜市社会福祉協議会などがあります。[3]

一覧にある組織名は、採用された人数や配属部署まで示しているわけではありません。自分の学科の実績を確認した後は、資格に対応する募集職種と、入職後に担当する業務を読みましょう。学部全体の就職先を一つの職種の実績にまとめることは避けます。[3]

どの学科でも、学びを仕事へつなげるには「人を支えたい」から一歩進んで、どのような対象や場面に関心があるかを整理します。実習や授業で疑問に思ったことから、働く場を調べる手掛かりを探してください。

県内155人・県外67人を、働く場の比較に使う

2026年3月の就職者222人のうち、神奈川県内は155人、県外は67人です。県内の進路が多い一方、県外への就職もあります。地域の人数はその年の実績であり、自分の応募先を県内だけに限定する条件を示すものではありません。[1]

勤務地と職場を比較するメモ(編集部提案)
項目確認すること
支援対象どのような人の支援を主に担当するか
業務資格をどの仕事で使い、どこまで担当するか
教育体制新人が学ぶ順序と、相談する相手
勤務地配属先・異動の範囲と通勤条件
選考見学や面接の日程、実習との重なり

病院や施設の規模、知名度だけでは、自分に合う環境かどうかは分かりません。担当する対象、教育体制、他職種との連携などを同じ項目で比較します。県内外の候補がある場合も、地域名だけで決めず仕事内容と生活条件を一緒に確認しましょう。

説明会では「教育が充実していますか」という質問だけでなく、新人が相談する場面や研修の進め方など、具体的な仕組みを尋ねます。回答をメモしておくと、複数の職場を比較するときに印象だけへ頼らずに済みます。

資格の結果と、入学年度ごとの課程を分ける

2025年度卒業生の国家試験結果は資格ごとに異なります。例えば看護師は受験90人・合格90人、管理栄養士は41人・38人、社会福祉士は62人・57人です。就職率100%を、すべての資格試験の合格率として使わないことが大切です。[1] [4]

また、看護学科の保健師養成課程は2026年度入学生から募集停止で、この年度以降に学部へ入学した学生は保健師国家試験受験資格を取得できません。大学院への移行は2029年度の予定として案内されています。2025年度卒業生の保健師合格実績とは対象を分けて考えます。[5] [1]

資格を使う進路を考えるときは、自分の学科・専攻・入学年度に対応する履修条件を確認します。取得済みの免許や資格、国家試験の受験予定、課程を選択して目指す資格を同じ欄に混ぜず、応募書類へ正確に記載してください。

採用募集では、資格取得見込みの扱いも確認しましょう。進路と資格の関係に不明点がある場合は、学科の担当者へ早めに相談します。試験対策と就活のどちらか一方だけを先延ばしにせず、実習と合わせて日程を管理することが必要です。

学科の進路担当教員と、説明会を使って情報を集める

進路支援ワーキンググループは各学科の進路担当教員で構成され、学生の志望に応じて支援します。外部講師による就職ガイダンス、学科ごとの職域紹介、病院・施設等の説明会が案内されています。就職模擬試験は有料です。[4]

神奈川県や県内市町村で働く専門職を招く公務員採用説明会も紹介されています。病院や公的機関で働く卒業生から話を聞く機会は、募集要項だけでは分かりにくい仕事の具体像を知る手掛かりになります。開催時期や参加方法は学内の案内で確認してください。[4]

相談前に、応募先の候補を二つと、実習で気になった場面を一つまとめます。例えば、支援対象の違いに迷う、行政の仕事を知りたい、実習と選考が重なるといった質問を具体化して持参しましょう。

専門職として何を伝えればよいか迷う場合は、実習で自分が考えたことと、指導を受けて学び直したことを分けます。実習先の人が特定される情報は避け、自分の行動と学びを説明してください。

編集部の架空の例:「グループ演習で支援の優先順位に意見の違いがあり、対象者の希望と各意見の根拠を整理しました。自分の見方だけで判断せず、必要な情報を確かめる大切さを学びました」。文章構成の例です。実際に行った経験へ置き換え、成果は作らないでください。

実習・試験・選考を一つの予定表にまとめる

今週から進める準備(編集部提案)
順番すること手元に残すもの
1自分の資格条件と応募条件を確認取得済み・見込み・受験予定の区別
2応募先を二つ比較対象・業務・教育・勤務地の表
3実習や演習の経験を一つ整理自分の行動と学んだこと
4担当教員へ相談不明点の確認先と準備日程

選考だけの予定表を作ると、実習や国家試験の学習との重なりを見落としやすくなります。見学、応募書類、面接、研究、試験準備を一つにまとめ、日程を調整する必要がある箇所を早めに見つけましょう。

進学も検討している人は、希望する教育内容と、その後に担いたい仕事を整理して教員に相談します。大学の実績を読むところから、自分に必要な確認と準備へ進めることが、納得して進路を選ぶための第一歩になります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 神奈川県立保健福祉大学 卒業後の進路確認日:2026-09-11 / 2026年3月学部進路・2025年度国試・院修了別
  2. 神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部確認日:2026-09-11 / 4学科とPT/OT専攻
  3. 神奈川県立保健福祉大学 就職先一覧確認日:2026-09-11 / 2025年度の学科別掲載先
  4. 神奈川県立保健福祉大学 キャリア・就職確認日:2026-09-11 / 卒業生国家試験対象とガイダンス・説明会・有料模試
  5. 神奈川県立保健福祉大学 保健師養成課程について確認日:2026-09-11 / 2026学部入学から停止・2029院移行予定

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