大学名の変更予定と現在の情報を分けて確認する

富士大学は2026年2月24日の発表で、2027年4月から「いわて富士大学」へ名称変更すると案内しています。公式サイトにはすでに新名称が使われている箇所がありますが、本稿は2026年9月10日時点の富士大学の就活情報として整理しています。[1]​​​​​​​‌‌‌‌​​​​‌‌​​​‌‌‌‌​‌​‌‌​‌​​‌‌​‌‌​​​​‌​​​‌‌‌‌​‌​​‌‌​‌​​​‌‌‌

経済学部も2027年4月に経済経営学部へ名称変更する案内です。新しい組織の計画と、これまでの卒業生の実績を混同しないようにします。応募書類の所属表記は、自分の証明書と学内の最新案内に沿って確認しましょう。[2]

大学名の変更予定だけで、企業の評価や採用可能性がどう変わるかは判断できません。進路準備では、名前から推測するより、募集条件を読み、履修した内容や実際の活動を正確に説明することを優先しましょう。

実績は3年度分、職種や学科の内訳は別の確認が必要

公式の主な就職先一覧は2023〜2025年度の卒業生を対象としています。北日本銀行、東日本旅客鉄道、花巻温泉、花巻市役所などが掲載され、民間企業以外の進路も確認できます。2025年度だけの実績として紹介するものではありません。[3]

一覧を使うときに区別すること
資料にあることその情報だけでは分からないこと
就職先の企業・団体名配属職種、仕事内容、勤務地の確約
複数年度の掲載例単年度の人数、個人の採用確率
公務員・教育などの区分現在の募集要件、必要な試験や資格
プロスポーツ・実業団の掲載一般の新卒採用と同じ応募経路かどうか

スポーツ関連の進路を調べる人は、競技者として進む道、運営や営業などの仕事、教える仕事を分けて考えます。同じ組織名でも役割が違えば条件も異なるため、卒業生の進路をそのまま自分の応募先として扱わず、募集の有無と条件を確認してください。

実績の一覧は候補を知るための入口です。会社名を多く覚えることより、その会社のどの仕事に興味があり、自分の経験と何がつながるかを説明できる状態を目指しましょう。

地元と県外を、生活の見通しも含めて比較する

地元で働きたい理由を考えるときは、地域のどの課題や人々に関わりたいかまで掘り下げると、企業選びが具体的になります。地域に関心があることと、特定の会社で働きたいことの間に、仕事内容の理解を挟みましょう。

応募候補の比較表(編集部の提案)
項目調べて記録すること
仕事顧客、担当する業務、入社後の学び方
応募条件学位、資格、募集区分、選考手順
場所初期配属、勤務地の範囲、異動の案内
生活住居、通勤、勤務に関する説明
不明点説明会や相談で質問したいこと

会社の本社所在地と実際の勤務地は同じとは限りません。地元志向でも異動の範囲を確認し、県外を選ぶ場合も生活費や移動を含めて検討します。条件がまだ公表されていない部分は、想像で埋めずに未確認と記録してください。

公務員を考える人は、自治体名だけではなく試験区分と担当する仕事を調べます。民間企業と併願する場合は、共通して準備できる経験の説明と、個別に必要な試験・書類を分けて予定を立てましょう。

低年次からの支援を順番に使う

大学はキャリア形成論Ⅰ〜Ⅳを1〜3年次に配置し、全員が履修すると説明しています。自己理解や仕事理解を深め、企業研究と応募準備へ進む構成です。キャリアセンターでは個別相談、履歴書・エントリーシートの添削、面接指導なども案内しています。[4]

学年別の案内には、2年次の産業人講話、3年次の書類作成・面接のセミナーや企業研究会、4年次の書類・面接練習支援などが掲載されています。スポーツ学生のための就職ガイダンスも3・4年次に案内されています。実際の開催日や参加方法は最新の学内連絡で確認しましょう。[5]

低年次は希望する会社を決めることだけを目標にせず、授業や活動で関心を持った点を記録します。応募の時期には、その記録から説明できる経験を選び、書類と面接で相手に伝わるかを確認していきます。

部活動で予定が詰まっている人は、大会や練習、授業、応募期限を同じ予定表に書きます。活動が落ち着いてからすべて始めるのではなく、求人を一つ読む、経験を一つ記録するなど、先にできる準備を分けると進めやすくなります。

活動の成果だけでなく、工夫した行動を話す

編集部の架空の例です。「部活動で連絡の行き違いがあり、準備が重なることがありました。私は担当する作業と期限を整理し、関係者に確認して共有する方法を提案しました。全員の作業を管理したわけではありませんが、自分の担当では確認漏れを減らすための手順を続けました。」

これは富士大学の学生の実話ではありません。競技の結果や役職が目立たなくても、自分が何を確かめ、誰と調整し、どう改善したかは説明できます。チーム全体の成果と自分の貢献を分け、実際に経験した範囲で話してください。

活動の説明を仕事へつなげる際は、「だから何でもできる」と広げず、報告や準備、条件確認など、応募先の業務で必要な行動との接点を考えます。仕事の実態をまだ知らない部分は、今後学びたい点として示す方が正確です。

相談には、今ある情報と一つの疑問を持っていく

大学は公務員・教員採用試験の対策や、簿記・ITパスポートなどの資格対策も案内しています。希望する進路に応じて使い分け、資格を増やすこと自体を目的にしないようにします。開催条件や費用、申込時期は学内の案内で確認してください。[4]

  • 気になる求人を読み、仕事内容と応募条件を記録する。
  • 授業・ゼミ・部活動から、自分の役割が説明できる経験を選ぶ。
  • 授業や大会と応募期限を一つの予定表にまとめる。
  • キャリアセンターで、書類や候補選びの疑問を相談する。

相談前に志望先を決め切る必要はありません。候補の求人、書類の下書き、迷っている条件などを持参すると、次に何を確認するかが見えやすくなります。実績を見る段階から、自分の選択に必要な情報を集める段階へ進めていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 富士大学 名称変更・学部再編の記者会見確認日:2026-09-10 / 2027/4大学名変更予定
  2. 富士大学 大学概要確認日:2026-09-10 / 2027/4経済経営学部名称変更欄
  3. 富士大学 就職実績確認日:2026-09-10 / 2023–2025年度合算、学科別職種別人数なし。企業・公務・教育・競技区分
  4. 富士大学 主な就職実績・就職支援確認日:2026-09-10 / キャリアI–IV 1–3年、個別添削面接、資格/試験対策
  5. 富士大学 キャリアサポート確認日:2026-09-10 / 2年講話、3年セミナー、4年個別、スポーツ学生ガイダンス

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