文学部と社会福祉学部で、学びの違いをつかむ

同朋大学には文学部と社会福祉学部があります。文学部は人文学科と仏教学科、社会福祉学部は社会福祉学科の社会福祉・心理・子ども学の各専攻を案内しています。大学院や別科は学部と別の課程です。[1]​​​​‌​​​‌‌​​‌‌‌​‌‌​​​‌​‌‌‌​​‌​​​​‌‌​‌​‌​‌‌‌​‌‌‌​​​​‌‌​​​‌‌‌​​‌​‌

学部から考える進路準備(編集部の整理)
学部・分野学びから振り返る材料最初に確認すること
文学部・人文文献、歴史・文化の研究、発表や展示の経験企業の職種、教職・学芸員課程などの条件
文学部・仏教文献理解、地域での実践、思想・歴史の研究寺院関係を含む仕事内容と応募条件
社会福祉学部・社会福祉相談援助、介護、地域活動、実習希望職種と資格課程の条件
社会福祉学部・心理実験・調査、データの分析、心理の学び企業就職と専門職に向けた卒業後の要件
社会福祉学部・子ども学保育・教育・家庭支援、地域での活動保育士や教員などの課程と採用区分

学科や専攻に関連する職種だけが選択肢というわけではありません。ただし、専門職を希望する場合は必要資格などの条件があるため、興味だけで応募可能と判断せず、正式な募集を確認します。

就職率98.5%は、希望者を分母にした数字

大学の就職実績ページは、2025年度・2026年3月卒業者の就職率を98.5%と公表し、計算方法を「就職者数÷就職希望者数」と示しています。卒業生全員の98.5%が就職したという意味ではありません。[2]

学部別の進路・2025年度実績
学部就職希望者就職者進学者
文学部77人76人1人
社会福祉学部126人124人5人
[3]

教育情報ページの卒業者数の表は2024年度実績です。同じページに並んでいても、2025年度の就職人数と組み合わせて卒業者全体の割合を出さないでください。学部、大学院、別科の人数を区別することも大切です。[3]

就職率だけで仕事との相性や、入職後の働き方は分かりません。進路実績は参考にしつつ、自分に合う職種、資格、指導体制などを別に確かめましょう。

就職先の名称一覧は、2025年3月卒業者の情報

確認した就職先一覧の最新の見出しは「2025年3月卒業者」です。これは2025年度・2026年3月卒業者の就職率とは異なる年度の情報です。過去の卒業生の進路を調べる資料として利用します。[2]

2025年3月卒業者の主な就職先例
掲載区分一覧にある例
文学部・一般企業名古屋鉄道、日本郵便、愛知信用金庫
文学部・公務教育、寺院関係愛知県教育委員会、真宗大谷派名古屋別院
社会福祉専攻・医療福祉等中津川市社会福祉協議会、愛知県厚生事業団、ココルポート
社会福祉専攻・一般企業名古屋鉄道、日本郵便、アイシン
子ども学専攻・保育園等の区分一宮市役所、安八町役場、ライクキッズ
[2]

掲載先の名称だけで、個々の卒業生の職種や雇用形態は分かりません。企業や法人を調べる入口として使い、今年度の募集職種・必要条件・選考方法は募集元の案内で確認してください。大学名から個人の採用可能性を推測することも避けましょう。

資格を目指す人は、学内選考と履修を先に確認する

社会福祉学部の公式案内には、資格課程によって1年次後期の学内選考があることや、成績・履修に条件があることが示されています。資格名を見つけたら、入学すれば自動的に取得できると考えず、自分の専攻と入学年度に合う手続きを確認してください。[4] [5]

心理学専攻で目指す公認心理師は、学部の所定科目に加え、卒業後の大学院での学修など、受験資格を得るための要件があります。心理学を学んで学部を卒業することと、国家資格を取得することは同じではありません。専門職への進路は早めに教員へ相談しましょう。[5]

文学部の教職・学芸員課程や、社会福祉学部の保育・教職などでも、課程を履修することと採用されることは別です。大学の履修案内と、応募先の採用要項を分けて読み、必要な準備を整理します。[6]

候補を比較するときは、仕事と準備の違いを並べる

進路ごとの比較項目(編集部の提案)
進路先に比較すること
一般企業法人名、職種、仕事内容、勤務地、選考方法
福祉・保育などの職場対象となる人、担当業務、必要資格、新人への指導
公務員・教員採用年度、試験区分、資格や免許、試験日程
大学院研究したいテーマ、指導分野、必要科目、入試条件

周囲に人気のある職場や知名度の高い会社だけで決めず、自分が担いたい役割と、そこで必要な準備を考えます。候補が絞れない場合は、三つ程度を比較して、共通して重視している条件と違いを見つけましょう。

見学や説明会では、新人が相談する方法や、担当する仕事の範囲など、自分にとって必要な情報を質問します。説明を受けた事実と、その場で感じた印象を分けて記録すると、後で候補を比べやすくなります。

日々の学びを、応募書類の材料に変える

自己PRや学生時代に力を入れたことは、役職や受賞歴だけから探す必要はありません。研究で資料を比較したこと、実習で疑問を確認したこと、活動の準備を分担したことなど、自分が実際に取った行動を振り返れます。

編集部の架空の例です。「発表の準備で班の意見が分かれたため、私は決まっている点と確認が必要な点を整理しました。資料の根拠を調べる担当と期限を相談し、次の話し合いで比較できる形にしました。相手の意見を聞きながら、次に取る行動を明確にする大切さを学びました。」

これは同朋大学の学生の実話ではありません。自分の経験へ置き換え、課題、行動、変化を示します。共同の成果を自分一人のものにせず、実習先で知った個人情報も使わないようにしてください。

専門的な研究を話す場合は、題目に続けて、何を知りたかったかと調べ方を短く説明します。相手が同じ分野を知っている前提で話さず、質問されたら根拠や自分の役割を詳しく伝えられるように準備しましょう。

1年次からキャリア支援課を利用できる

キャリア支援課は、1年次から進路や学生生活に関する不安を相談できると案内しています。企業・福祉法人の求人、公務員募集要項、OB・OGの活動記録、各種試験の参考資料などが用意されています。[7]

キャリア支援制度では、1・2年次の自己理解や進路検討、3・4年次の全学生への個別面談、履歴書添削や模擬面接などを紹介しています。数的処理の少人数の勉強会「数理塾」や、資格・筆記試験の対策講座もあります。講座には有料のものがあるため、利用前に現在の案内を確認します。[8]

研究や実習、資格課程の具体的な学修は担当教員へ、求人比較や応募書類・面接はキャリア支援課へ、と相談内容を整理できます。志望先が決まるまで待たず、分からない点を持って相談することが次の行動につながります。

今日から始める四つの準備

  • 自分の学科・専攻と入学年度を確認し、資格課程の条件を調べる。
  • 授業・研究・実習などの経験を三つ書き出す。
  • 候補の募集職種と必要条件を比較する。
  • 経験のメモと比較表を持って、教員やキャリア支援課に相談する。

出身大学への不安だけを考え続けるより、応募条件の確認、経験の説明、面接練習へと作業を分けると取り組みやすくなります。分からない情報を推測で埋めず、確認できたことを一つずつ増やしてください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 同朋大学 学部・大学院確認日:2026-09-10 / 文2学科、社福3専攻、院別科は別
  2. 同朋大学 就職実績確認日:2026-09-10 / 2025年度2026/3卒98.5%希望分母、名称一覧2025/3卒異年
  3. 同朋大学 教育情報の公表確認日:2026-09-10 / 2025文希77就76進1、福希126就124進5。卒業者表2024異年
  4. 同朋大学 社会福祉専攻確認日:2026-09-10 / 一部課程1年後期選考と成績条件、入学年条件確認
  5. 同朋大学 心理学専攻確認日:2026-09-10 / 公認心理師学内選考、学部科目+卒後院等要件、学部だけで資格としない
  6. 同朋大学 資格・免許確認日:2026-09-10 / 学部学科別資格課程。本文は詳細免許名を再掲せず履修と採用を区別
  7. 同朋大学 キャリア支援課確認日:2026-09-10 / 1年から利用、求人/公務員/先輩記録/試験資料
  8. 同朋大学 キャリア支援制度確認日:2026-09-10 / 学年別支援、3・4年面談、添削面接数理塾有料講座。旧年98.3を最新にしない

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