どの大学の卒業生が、尾道市立大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料のうち、2022年度以降の学部卒業生の就職先として、公立大学法人尾道市立大学の名前を確かめられたものはありませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名や公立大学法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
尾道市立大学の公式サイトには、事務職員の出身大学が分かる職員紹介は見当たりません。
尾道市立大学が試験で見ていること
令和8年度採用の試験案内は、職務内容を「尾道市立大学事務局において総務、経理、企画、教務等の業務に従事」としています。[4] [3]
試験案内には「総合的選考(一能に秀でた人等)」という仕組みがあり、次のような実績等のある人には、実績等に応じた加点措置を行うと書かれています。[4]
- 学校(最終学校に限らない。)での部活動において、キャプテン、部長、マネージャー等の経験のある人
- 芸術文化・スポーツ・学術等の分野で、全国大会出場・入賞等の優秀な実績のある人
- TOEIC650点以上、TOEFL(PBT)510点以上、日商簿記三級以上、第一種又は第二種衛生管理者、社会保険労務士など、高度な語学力・会話力又は資格を有する人
- 社会貢献活動の実績のある人
全国大会の例として、市技に制定している「囲碁」で全日本大学囲碁選手権全国大会中国四国地区代表などが挙げられています。尾道市とのつながりが感じられる例です。[4]
採用の仕組み。公立大学法人の職員採用候補者試験
試験案内は「尾道市立大学は、公立大学法人が運営を行っています。」と書き、「本試験の合格者は、公立大学法人尾道市立大学の職員採用候補者になります。」としています。最終合格者は採用候補者名簿に登載され、任命権者がその中から採用者を決定します。[4]
令和8年度採用の試験(前年度の記録)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験職種・採用予定人員 | A.大学事務 1人程度 |
| 受験資格 | 昭和61年4月2日以降に生まれた人で、大学(短期大学は除く)を卒業した人又は令和8年3月までに卒業見込みの人 |
| 受験申込受付期間 | 令和7年9月1日(月)から令和7年10月3日(金)まで |
| 第一次試験 | 令和7年10月19日(日)午前10時から・尾道市立大学 |
| 第一次試験の合格発表 | 令和7年10月31日(金) |
| 最終試験 | 令和7年11月中旬 |
| 最終試験の合格発表 | 令和7年12月 上旬 |
第一次試験は、基礎能力試験(大学卒業程度・択一式筆記試験・60分)と性格適性試験(35分)です。基礎能力試験は、文書読解能力、数理的能力、論理的思考力及び推理判断能力並びに一般教養及び基礎英語等を問います。最終試験は、主として人物・識見等についての個別面接(約30分)です。[4]
申込書類は、職員採用候補者試験申込書(履歴書、自己紹介書、エントリーシート)と受験票です。第一次試験合格者は、最終学校(卒業見込者は在学校)の学業成績証明書を後日提出します。[4]
職員の仕事と勤務地
職務内容は、尾道市立大学事務局での総務、経理、企画、教務等の業務です。大学のキャンパスは尾道市久山田町1600番地2にあり、試験会場もここでした。[4]
尾道市立大学は、経済情報学部(経済情報学科)と芸術文化学部(日本文学科・美術学科)の2学部3学科の大学です。公式サイトには法人組織図も公開されています。[7] [5]
令和8年度採用のお知らせは、2025年9月1日に大学サイトのお知らせとして「公立大学法人尾道市立大学職員採用(募集)のお知らせ」の題で公開されました。採用ページで試験の詳細が案内される流れでした。[2] [3]
応募できる条件と待遇
| 項目 | 公開されている内容 |
|---|---|
| 初任給 | (大学卒)224,400 円。前歴等がある場合、前歴換算により初任給が決定される場合がある |
| 勤務時間 | 原則として、午前8時30分から午後5時15分まで又は午前9時30分から午後6時15分まで(休憩時間:1時間) |
| 休日 | 原則として土・日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで) |
| 年次有給休暇 | 1年につき20日(採用年は15日) |
| 採用時期 | 令和8年4月1日以降の予定 |
年齢の条件は、長期勤続によるキャリア形成を図る観点から設けていると書かれています。学部や学科の条件はありません。[4]
最終試験合格者は、職務遂行に必要な健康度についての確認のため、健康診断書を提出します。[4]
日本国籍を有しない人でも、永住者や特別永住者(取得見込みを含む)であれば受験できると書かれています。受験に際して車椅子の使用等の配慮が必要な場合は、事前に申し出れば試験会場を準備するとしています。[4]
試験案内と申込書は、平日の午前8時30分から午後5時15分まで窓口で配布され、郵送で請求することもできました。郵送で申し込んだ人には受験票が返送され、10月14日(火)までに届かない場合は問い合わせるよう書かれていました。申込書は折り曲げないよう注意書きがあり、写真(縦4×横3㎝)を申込書と受験票の両方に貼ります。[4]
募集の時期。次の募集をどう追うか
2026年9月28日時点で、尾道市立大学の教職員採用ページの「2027年度教職員採用について」の欄に載っているのは、経済情報学部(経営関連)と経済情報学部(財政学関連)の教員公募(応募締切:令和8年7月21日)だけです。職員の募集は出ていません。[1]
前年は、2025年9月1日に職員採用の募集が告知されました。同じ時期に翌年度採用の募集があるかどうかは、公式には書かれていません。この記事では推測で時期を書きません。尾道市立大学は公立大学法人で、公立大学法人の採用情報は、大学サイトの教職員採用ページで案内されています。[2] [1]
次の募集を見逃さないためには、教職員採用ページと大学サイトのお知らせを定期的に確かめるのが確実です。問い合わせ先は事務局総務課です。[1]
公開されている数字
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 職員(事務局) | 26 |
| その他職員 | 7 |
| 助手 | 3 |
| 職員の計 | 36 |
| 教員の計 | 59 |
| 合計 | 95 |
学生定員・在籍学生数の資料によると、令和8年5月1日現在の学部の在籍学生数の合計は1,355人です。前年度の職員の採用予定人員は大学事務1人程度でした。[7] [4]
30日でやること。大学名では動かない部分から埋める
ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。
- 1〜3日目:尾道市立大学の教職員採用ページとお知らせを確かめる
- 4〜8日目:前年度の試験案内を読み、受験資格・試験方法・加点の仕組みを知る
- 9〜13日目:基礎能力試験の練習を始める。文書読解、数理、論理、一般教養、基礎英語
- 14〜18日目:部活動や資格など、加点の対象になりうる経験を書き出す
- 19〜23日目:履歴書・自己紹介書・エントリーシートに書く内容を下書きする
- 24〜27日目:尾道市の職員採用試験とどちらを受けるかを考える(前年は併願できなかった)
- 28〜30日目:採用ページを確認する日を決め、定期的に見る
志望動機も、公開されている事実から組み立てます。尾道市立大学は、経済情報と芸術文化の2学部を持つ、尾道の公立大学です。事務局の職員が26人の大学で、総務、経理、企画、教務のどこから大学を支えたいのか。そこまで書けるなら、それは自分の言葉になります。[4] [6]
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、尾道市立大学の公式サイトで確認したものです(資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています)。募集が出たら、必ず最新の試験案内を見てください。大学職員に向いているか迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 尾道市立大学 教職員採用確認日:2026-09-28 / 2027年度教職員採用(教員公募2件のみ。職員の募集はない)。法人サイトは大学サイトと同じ
- 尾道市立大学 公立大学法人尾道市立大学職員採用(募集)のお知らせ確認日:2026-09-27 / 2025年9月1日公開のお知らせ
- 尾道市立大学 令和8年度採用 職員採用(募集)のお知らせ確認日:2026-09-27 / 令和8年度採用の職員採用の案内(職務内容、受験申込受付期間、試験の内容)
- 令和8年度採用 公立大学法人尾道市立大学職員採用候補者試験案内確認日:2026-09-27 / 職種、採用予定人員、受験資格、総合的選考、受験手続、試験の日時と方法、採用の方法、勤務条件
- 尾道市立大学 法人組織図確認日:2026-09-27 / 公立大学法人尾道市立大学の組織図
- 尾道市立大学 教職員数(令和8年5月1日現在)確認日:2026-09-27 / 学部・事務局ごとの教員・職員の数
- 尾道市立大学 学生定員・在籍学生数(2026年)確認日:2026-09-27 / 学部・大学院の定員と在籍学生数