4大学の公式資料で確認できたニーズウェルへの就職
確認した四大学の資料は、いずれも二〇二五年度の卒業生・就職実績を示しています。同じ会社名でも、どの学部の一覧に載っているかを分けて読みました。大学によって分類方法は異なりますが、ここで掲載している四つの資料には、ニーズウェルへの就職人数は記されていません。[1] [2] [3] [4]
| 大学・学部 | 公式資料の掲載内容 | 対象年度 |
|---|---|---|
| 千葉商科大学 人間社会学部 | 学部別就職実績の情報通信業に「株式会社ニーズウェル」。人数記載なし | 2025年度 |
| 中京大学 法学部 | 卒業年度別の就職実績、情報通信業に「(株)ニーズウェル」。人数記載なし | 2025年度卒業 |
| 立正大学 文学部 哲学科 | 哲学科の主な就職先に「株式会社ニーズウェル」。人数記載なし | 令和7(2025)年度卒業者 |
| 東京経済大学 経済学部 | 主要就職先リストの情報・通信・放送業に「ニーズウェル」。人数記載なし | 2025年度/2026年3月31日現在 |
千葉商科大学のページには複数の学部の一覧が続きます。ニーズウェルの社名は人間社会学部の情報通信業の欄です。隣にある別学部の見出しを結び付けないようにしています。立正大学も学科ごとの一覧があり、今回確認できたのは文学部哲学科です。学部と学科を確かめると、情報技術を専門とする名称の学科だけが就職先を持つわけではないことが分かります。[1] [3]
ただし、これらの卒業生が学生時代にどれほどプログラミングを学んだか、どの職種に配属されたかは大学資料にはありません。法学部や哲学科という名称を見て、全員が技術未経験だったと置き換えることはできません。参考にできるのは、自分の専攻だけを理由に応募先から外す前に、条件と仕事内容を調べる余地があるという点です。[2] [3]
東京経済大学は年度と確認時点を併記しています。中京大学は卒業年度別の実績ページです。人数がない一覧の一社掲載を、一人採用と数えないようにしてください。自分の大学からの実績をより詳しく知りたければ、大学のキャリアセンターに、法人名と年度を指定して相談する方法があります。[2] [4]
会社はプログラミング未経験者の採用について何と書いているか
ニーズウェルの二〇二六年三月十六日の発表には「プログラミング未経験の学生も積極的に採用を行っております。」とあります。新入社員を迎える際の教育方針を説明した会社自身の発表です。未経験者を想定した研修を整えているという方針と、大学側で確認できた就職先の記録を、別々の根拠として読めます。[6]
同発表は、社会人としての基本や仕事の進め方を学ぶ研修と、プログラミングを学ぶ外部研修を案内しています。約二か月の研修後に現場へ配属する想定も示しています。ただし、ここで発表された日程は二〇二六年入社者に関するものです。次の入社年度も同じ日程、同じコースになるとは限りません。[6]
未経験者を採用するという説明と、すべての学歴・卒業時期から応募できるという説明は別です。今回確認した採用トップと教育制度の情報だけでは、四年制大学以外の学歴、既卒者、卒業後に職歴がある人などについて、現在の応募資格を確定できません。自分の条件に当てはまる募集区分を、公式サイトから案内される窓口で確認してください。[5] [6]
また、大学名を選考でどう扱うかや、段階ごとの通過率は、これらの資料からは分かりません。未経験でもよいという表現を、準備をしなくても通過できるという意味で受け取らないことが大切です。なぜ技術の仕事に取り組みたいのか、学ぶ過程で何を工夫できるのかを、自分の経験に結び付けて考えてみましょう。[6]
社員インタビューには経済学部卒の社員が登場し、ECサイト開発などを経験したことが紹介されています。専攻と仕事の接点を考える材料ですが、大学名や卒業年度が確認できないため、冒頭の大学別実績には数えていません。また、一人のキャリアを新入社員全員の配属モデルとして扱っていません。[9]
大学名以外に、自分で準備できる4つの材料
以下は、公開されている仕事や研修を踏まえた応募準備の例です。会社が公表した採点基準や、実際の選考課題ではありません。経験の大きさを競うより、自分が何を考え、どのように確かめたかを説明できる材料を作ります。
1.未経験から一つの操作を学び、つまずきを記録する
新入社員向けの研修にはコンピュータの基礎、JavaやPython、サーバー・ネットワーク構築、個人とグループの開発実習が示されています。入社前から全部を身に付ける必要があるという意味ではありませんが、自分が技術を学ぶ感覚を確かめる手掛かりになります。[7]
例えば、表のデータを読み込んで合計する小さな処理を試すなら、最初に何を入力し、何を出力したいのかを書きます。うまく動かなかったときは、エラーが出た場面、調べた内容、試した変更を残しましょう。完成した画面だけでなく、分からないことを一つずつ解消した過程を説明できます。使った教材や他人のコードと、自分で考えた箇所も区別します。
2.相手が困っている作業を、手順から理解する
社員インタビューでは、ECサイトの開発から業務サポート、公共系の案件、ノーコード開発、RPAまで幅広い経験が紹介されています。利用者の仕事を理解し、どの部分を仕組みで支えるのかを考える視点が、仕事への関心につながります。[9]
アルバイト先の備品管理を例にするなら、注文、受取、記録、確認という順番を紙に書き、どこで転記や確認漏れが起きるかを考えます。実際の情報を外に持ち出す必要はありません。架空のデータに置き換えた上で、操作する人と確認する人の違い、例外が起きた場合の対応まで整理すると、単に自動化したいという話から一歩進められます。
3.チームの中で、担当と相談の仕方を明確にする
研修ではグループ開発を通じてチームワークを学ぶことが説明されています。現場配属後にはOJTの指導者が付き、別の先輩によるメンター面談も用意されています。一人ですべてを解決することだけが学び方ではありません。[7] [6]
ゼミやサークルの経験なら、誰が何を担当したか、期限までに何を共有したか、自分だけでは決められない問題をいつ相談したかを振り返れます。意見が違ったときに多数決だけで終わらせたのか、それぞれの理由を聞いて進め方を変えたのかでも、説明できる行動は異なります。相手への依頼と自分の実作業を分けると、貢献を過大に見せず話せます。
4.提案の前に、目的と判断材料をそろえる
提案力向上研修には、資料作成の基礎、情報整理、構成のほか、相手の潜在的なニーズを引き出す聞き方や論理的な説明を学ぶ内容があります。技術の知識だけでなく、相手に伝わる形にまとめる力も育成対象です。[7]
例えば学内イベントの受付方法を提案するなら、混雑を減らすのか、入力ミスを減らすのかを先に決めます。紙のまま配置を変える案と、入力フォームを使う案について、準備の手間と当日の使いやすさを比較します。新しいツールを使うこと自体を目的にせず、相手が判断するのに必要な情報をそろえる練習ができます。
開発の仕事と、自分の経験をどうつなぐか
公式の新卒エントリーは外部の二〇二七年向け窓口につながっています。ここでは掲載中の全募集職種や職種別人数を確定した一覧として示すのではなく、会社が公開する育成内容と社員の仕事から、関心を考えるための接点を整理します。募集区分は応募時の案内と照合してください。[5]
| 公開されている仕事・学習内容 | 自分の経験から考えられる接点 | 確定できないこと |
|---|---|---|
| ECサイトなどのシステム開発 | 利用者が迷う操作、データの受渡し、確認方法を整理した経験 | 新卒全員がEC案件に配属されるとは限らない |
| ノーコード開発・RPAなどの経験紹介 | 繰り返し作業の順番や、例外対応を整理した経験 | 希望する技術だけを担当できる保証はない |
| サーバー・ネットワーク構築の研修 | 接続の仕組みや不具合の切り分けを学ぶ関心 | 研修コースと初期配属の対応は応募年度に確認 |
| 提案・チーム開発の研修 | 相手の話を聞き、担当や期限を決めて進めた経験 | 研修内容を面接の採点項目として扱わない |
経済や法律、哲学などで学んだことを、そのまま技術力と呼ぶ必要はありません。資料の条件を読み比べる、主張と根拠を分ける、数字や文章の矛盾を見つける、といった自分の行動を具体的に示すほうが伝わります。その上で、システム開発を学ぶ際にどこで生かせそうか、まだ何が不足しているかを考えてください。
マネージャーの社員は、メンバーの評価、進行管理、関係会社との調整なども担当したと話しています。開発経験を積んだ後に仕事の幅が広がる例として読めます。ただし、入社直後の仕事や、一定年数での昇進を約束する情報ではありません。最初の技術習得と将来の希望を分けると、志望理由が現実的になります。[9]
応募条件と、入社後の支援制度を分けて確認する
二〇二六年九月十二日に確認した公式採用トップは、新卒エントリーをマイナビ二〇二七の会社ページへ案内しています。本記事では、その外部求人の数字を会社自身の公開資料の代わりに転載していません。対象卒年、学歴区分、既卒の扱い、必要資格、勤務地、雇用形態、初任給、選考の順番は、エントリー先の最新案内で自分の応募区分と照合してください。[5]
説明会や選考の案内を受け取ったら、提出物と期限、オンラインか対面か、面接や試験の回数を控えます。大学資料に社名が載っていても、現在の募集が自分の卒業時期を対象とするとは限りません。研修の説明から適性検査の種類やプログラミング試験の有無を推測することも避けましょう。
育成制度では、実務を通じて学ぶOJTと、悩みや不安を相談するメンターが分かれています。二〇二六年入社者向けの発表は、一年間の育成カリキュラムと、別部署の先輩による毎月の面談を説明しています。研修中に理解できなかったことを誰に聞くか、配属後の目標をどのように決めるかなど、自分が支援を利用する場面を想像できます。[6]
研修は新人の期間だけではありません。制度ページには二年目のプロ意識向上研修、三年目のオーナーシップ・フォロワーシップ研修、四年目の次期リーダー育成研修があり、年次に応じて自分の役割を広げる考え方が示されています。上司を支える、後輩の相談に乗る、チームの課題を自分事として考えるなど、技術以外の成長にも目を向けられます。説明会では、自分の学習目標を上司とどう共有するのか、研修で学んだ内容を現場で試す機会があるかを聞くと、制度と日々の仕事をつなげて理解しやすくなります。[7]
福利厚生ページの住宅手当は、新卒入社者のうち世帯主で賃貸契約者である人に、入社から七年間、月二万円を上限に支給する制度です。全員が必ず二万円を受け取るという条件ではありません。給与とは分けて、対象となる住まい方、申請方法、支給開始時期を確認してください。[8]
同ページは完全週休二日制の土日、祝日、夏季休暇、有給休暇などを案内しています。テレワーク制度も全社員を対象に導入するとありますが、毎日自宅で働けることや、新人の研修を在宅で受けられることまで示しているわけではありません。勤務場所や出社頻度は担当する仕事の条件を確かめる必要があります。[8]
資格奨励制度では、対象資格を取得した社員に受験料と奨励金を支給すると説明されています。これを、入社前に取得した資格も必ず補助される制度と読み替えてはいけません。学習を始める際は仕事への関心を優先し、費用の扱いは対象資格、取得時期、申請条件を確認しましょう。[8]
採用人数と研修人数、過去の実績を混ぜない
会社の二〇二六年入社者向け研修発表には、自社の新入社員二十六人と、コアパートナー会社二社の新入社員七人が受講者として記されています。研修参加者を足した人数を、ニーズウェルの新卒採用人数と呼ぶことはできません。また、発表時点の受入計画であり、今後の採用枠を示す数字でもありません。[6]
外部のプログラミング研修は二〇二六年四月七日から五月二十九日、六月から本配属という案内です。対象年度を明確にすると、入社後に基礎を学ぶ期間が設けられていることを読み取れます。一方、翌年度の同じ日程を前提に引越しや学習の予定を決めるのは早すぎます。[6]
採用トップには、残業時間の二〇二五年実績として十六・二時間という数字があります。この表示だけから、どの部署でも毎月必ず同じ時間になるとはいえません。自分が希望する仕事の忙しい時期、時間の管理方法、勤務場所による違いを確認する材料として扱ってください。[5]
初任給については過去の入社年度を対象とする会社発表もありますが、本記事では二〇二七年の給与として転用していません。給与条件が提示されたら、基本給、手当、固定残業代の有無と内訳、賞与の扱いをそろえて比較します。月額だけで生活費を判断せず、住宅手当の条件や勤務地も合わせて確認しましょう。[5] [8]
冒頭の四大学はいずれも社名掲載で、会社別人数は不明です。そのため、四人採用、文系の比率が高い、大学別の通過率が高い、といった計算はできません。会社の研修対象者数と大学の掲載例も母集団が違います。数字をまとめるより、何の範囲を示しているのかを保ったまま読むことが大切です。[1] [2] [3] [4] [6]
30日で、未経験から学ぶ姿勢を具体的な経験にする
次の進め方は応募準備の例です。会社指定の課題や選考日程ではありません。実際の応募期限が早い場合は、エントリーと必要書類の確認を優先して、できる範囲で並行して進めてください。
- 1〜3日目:公式採用サイトの新卒エントリーから、自分の卒年・学歴・希望勤務地に合う応募区分と締切を確認する。
- 4〜7日目:社員の仕事と研修内容を読み、開発・業務改善・基盤技術など関心のある内容を一つ選ぶ。
- 8〜12日目:基礎教材で小さな処理を試し、目的、入力、出力、つまずいた点、調べた内容を記録する。
- 13〜18日目:身近な繰り返し作業を架空のデータで整理し、改善案と例外への対応を紙一枚にまとめる。
- 19〜24日目:チームでの経験を、自分の担当、相談、判断、結果の順に説明し、他の人に分かりにくい点を聞く。
- 25〜30日目:志望理由と学びたいことを整理し、最新の募集条件、給与の内訳、配属と研修の案内を確かめて応募準備を仕上げる。
未経験という現在地に、これから学ぶための行動を一つ加えてみましょう。経験の整理や応募先選びに迷ったら、逆転内定塾の相談も利用してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 千葉商科大学|2025年度 就職実績確認日:2026-09-11 / 2025年度人間社会学部、情報通信業に株式会社ニーズウェル。国際教養学部ではない。人数なし。
- 中京大学法学部|2025年度卒業 就職実績確認日:2026-09-12 / 2025年度卒業、法学部情報通信業に(株)ニーズウェル。人数なし。
- 立正大学|令和7年度 学部別の進路状況確認日:2026-09-10 / 令和7年度卒業者、文学部哲学科主な就職先に株式会社ニーズウェル。人数なし。
- 東京経済大学|主要就職先リスト確認日:2026-09-09 / 2025年度2026年3月31日現在、経済学部情報・通信・放送業にニーズウェル。人数なし。
- ニーズウェル|採用サイト確認日:2026-09-12 / CUA実表示で新卒エントリーがマイナビ2027会社ページへ接続。2025年残業実績16.2時間。詳細募集条件をこのページから確定しない。
- ニーズウェル|2026年新入社員受入に向け教育方針・体制の構築確認日:2026-09-12 / 2026年3月16日発表。プログラミング未経験学生も積極採用、26年自社26名・コアパートナー7名、約2か月研修計画と6月配属、1年育成/月次面談。27年度条件ではない。
- ニーズウェル|研修制度確認日:2026-09-12 / 技術基礎/個人・グループ実習、OJT/メンター、年次別研修、外部研修、提案力向上。
- ニーズウェル|福利厚生制度確認日:2026-09-12 / 新卒世帯主賃貸契約者7年間月2万円上限住宅手当、資格奨励、休日休暇、全社員対象テレワーク。
- ニーズウェル|社員インタビュー01確認日:2026-09-12 / 経済学部卒、EC開発6年から公共/EC/ノーコード/RPA、マネジメント。大学名・卒業年度・掲載時期なし。大学就職実績には数えない。
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