どの大学から入っているのか。大学の公表資料で確認できた6大学

大学が自分で公表している進路資料をたどりました。見つかったのは、文学部・商経学部・法学部・経済学部といった文系の学部が中心です。[7] [8] [9] [10] [11] [12]​‌‌‌​​​​​‌​‌‌​‌‌​​‌‌​‌​‌​​‌‌‌​‌​​​​‌‌​‌​​​‌​​‌‌​​​​​​‌‌​‌​‌​​​‌​

双葉電子工業を就職先として掲載している大学(大学公式資料)
大学・学部掲載されている資料対象年度
創価大学 文学部 人間学科就職実績の文学部 人間学科の欄に「双葉電子工業(株)」2023年度
千葉商科大学 商経学部就職実績の商経学部の欄に「双葉電子工業株式会社」2025年度
中央大学 法学部 法律学科就職データの法学部 法律学科の欄に「双葉電子工業」2022年度
獨協大学 経済学科2023年度学科別就職先一覧の経済学科の列に「双葉電子工業」2023年度
帝京大学 大学院 経済学研究科 経営学専攻経営学専攻の主な就職先に「双葉電子工業株式会社」一覧に年度の記載なし(2026年9月取得)
長岡技術科学大学就職状況一覧の就職企業の一覧に「双葉電子工業(株)」令和4年度(2022年度)
[7] [8] [9] [10] [11] [12]

6大学のうち5つが文系の学部

創価大学は文学部、千葉商科大学は商経学部、中央大学は法学部、獨協大学は経済学科、帝京大学は大学院の経済学研究科です。電子部品のメーカーですが、大学側の資料に出てくるのは文系の学部が中心でした。[7] [8] [9] [10] [11] [12]

表に入れなかった資料

立命館大学の進路資料にも社名がありますが、この資料は「2024年度(文系・理系)」と「過去5年の採用実績」が並ぶ表で、社名の横の数字は過去5年の累計の列にあり、2024年度の欄は空でした。年度の書かれていない累計は行にしない決まりなので、表には入れていません。金沢工業大学の進路データは卒業生の就職先ではなく在籍している企業の集計なので使っていません。[13]

会社が学歴と専攻について公開していること

募集要項の募集学科は、技術職が理系学部全般、事務職・営業職が専攻不問です。応募資格は2027年3月に高専・大学・大学院卒業見込みの方です。[1]

理系と文系の入社人数を5年分公開している

同じページの採用実績の欄には、2026年度入社が理系4名・文系6名、2025年度が理系5名・文系2名、2024年度が理系4名・文系4名、2023年度が理系5名・文系7名、2022年度が理系7名・文系7名と、年度ごとの内訳が並んでいます。[1]

学歴の構成も公開している

採用サイトの「数字でみるFUTABA」のページには、直近5年の学歴構成として、博士・修士27%、学士56%、高卒17%という数字が公開されています。[4]

理系から事務系・営業職への応募もできる

採用FAQには「理系学部・院に在籍している場合でも、事務系職・営業職に応募できますか?」という質問があり、答えは「可能です。理系の知識を持って、営業活動や管理・企画業務に就きたい方も募集しています。ご自分の適性を考慮された上でのご応募になると思いますので、気兼ね無くご応募下さい。」です。[2]

一般職の募集については「ありません。新卒で正社員として入社される方は、皆さん総合職として活躍して下さることを期待しています。」と書かれています。英語の能力については、選考の段階で英語の能力のみを重視することはないと説明されています。[2]

募集要項と選考の流れ

双葉電子工業の2027年度 採用募集要項の主な記載
項目記載
募集職種技術職(設計開発=ソフト・回路・制御・機構、研究開発)/事務職(企業広報、財務経理)/営業職(ホビーラジコン製品、産業用無線製品)
募集学科技術職=理系学部全般/事務職・営業職=専攻不問
募集人員2027年度採用予定 15〜20名程度
採用実績2026年度 理系4名・文系6名/2025年度 理系5名・文系2名/2024年度 理系4名・文系4名/2023年度 理系5名・文系7名/2022年度 理系7名・文系7名
応募資格2027年3月に高専・大学・大学院卒業見込みの方
提出書類書類選考シート、成績証明書 等
選考方法書類選考(学力・適性検査含む)、人事面接、専門面接(職種ごとの責任者による面接)
初任給(2025年入社実績)博士了325,500円/修士了285,000円/学士了261,000円/高専卒230,000円/高卒207,000円
勤務地本社(千葉県茂原市)、生産拠点(千葉県長生郡)、営業所(仙台・東京・浜松・名古屋・大阪・広島・北九州)、海外拠点
休日完全週休2日制(土・日)、祝日、GW、夏期・年末年始、有給(初年度15日、2年目以降20日、最高40日)。年間125日(2026年度実績)
[1]

書類選考から内定まで約1か月

選考フローは、エントリー、一次選考(書類選考シートと成績証明書の提出)、二次選考(人事面接・オンライン、通過者には人事面談)、三次選考(専門面接・対面、会場までの往復交通費は会社負担)、内定の順です。書類選考から内定までの期間は約1か月と書かれています。[1]

働き方と休みの数字

「数字でみるFUTABA」によると、勤続平均年数は22.0年、平均残業時間は10.8時間(いずれも2026年度)、年間休日は125日(完全週休二日制)です。フルフレックス制度とリモートワーク制度が導入されており、職種・業務内容により利用可否は異なると書かれています。[4]

育児については、育児休業が2歳まで無条件で延長可能(法令は条件付き)、育児短時間勤務が小学校卒業まで最短5時間15分(法令は3歳まで6時間)と、法令より長く適用できる制度になっています。育休復帰後は時短勤務が可能で、復職率は100%と書かれています。茂原市の企業主導型保育事業にも参画しています。[4]

どんな会社なのか

会社概要によると、商号は双葉電子工業株式会社(FUTABA CORPORATION)、設立は1948年(昭和23年)2月3日、資本金は225億5千8百万円、東京証券取引所プライム市場に上場しています。売上高は連結429億8千2百万円(2026年3月期実績)、従業員数は連結2,384名・単独650名(2026年3月31日現在)です。[6]

事業内容は各種電子部品・電子機器・生産器材の設計、開発、製造および販売で、代表的な製品として複合モジュール、産業用ラジコン機器、ホビー用ラジコン機器、ロボティクス製品、有機ELディスプレイ、プレート製品、金型用器材、成形・生産合理化機器などが挙げられています。[6]

仕事の流れ

仕事の紹介ページでは、企画・立案(研究開発)、仕様確定(営業)、試作・テスト(商品設計開発)、量産体制の整備(生産技術)、製造、検査(品質保証)、納品という流れで、各段階の職種が説明されています。企画研究開発から製造、社内の生産設備まで自社で開発していると書かれています。[5]

新入社員研修については、採用FAQで、入社後まず最初の1か月間は会社の仕組みや各事業部について一通り学び、その後に各部門へ配属となってOJT中心の研修・実務に入ると説明されています。自己啓発については、会社が認める通信教育の受講や公的資格試験・検定試験の受験について、一定の条件を満たした場合に受講料や受験料の全額または一部を会社が負担します。[2]

配属先は、本人の希望・適性・能力と会社のニーズを考慮して決まり、面接時に希望職種や今後やっていきたい仕事をPRしてほしいと書かれています。独身寮は主力工場である長生工場に隣接しており、食堂・図書室があり、各部屋は冷暖房完備でインターネット環境も整っています。女子寮はありませんが、同等の条件で借上社宅が用意されています。[2] [3]

大学名で差がつかない土俵は、この会社では3つある

公開されている資料から、大学名が効かない部分を特定します。

土俵1:事務職・営業職は専攻不問

募集学科は、事務職・営業職が専攻不問です。技術職も理系学部全般で、特定の学科に限定していません。[1]

土俵2:理系・文系の採用人数と学歴構成が公開されている

採用実績は5年分が理系・文系別に、学歴構成は直近5年が博士・修士27%、学士56%、高卒17%で公開されています。[1] [4]

土俵3:選考が書類・人事面接・専門面接の3段階

選考方法は書類選考(学力・適性検査含む)、人事面接、専門面接です。三次選考は対面で、会場までの往復交通費は会社が負担します。[1]

今週やること

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。

  • 1日目:募集要項を開き、技術職・事務職・営業職のどれで応募するかを決める(事務職・営業職は専攻不問)
  • 2日目:採用実績の理系・文系の人数と、学歴構成(学士56%)を確認し、自分の立ち位置を把握する
  • 3日目:ホビーラジコン、産業用無線、ロボティクス、有機ELディスプレイのうち関心のある製品を1つ選ぶ
  • 4〜6日目:選んだ製品がどこで使われているのかを、会社の製品ページと事業の説明で調べる
  • 7〜9日目:仕事の流れ(研究開発→営業→設計開発→生産技術→製造→品質保証)のどこに関わりたいかを書き出す
  • 10〜12日目:書類選考シートをダウンロードし、記入に必要な材料(成績証明書など)をそろえる
  • 13〜14日目:専門面接で職種の責任者に話すことを想定し、志望職種と理由を1分にまとめる
[1] [5] [6]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、双葉電子工業の採用サイト・会社サイトと各大学の公式サイトで確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に、必ず最新の募集要項を確認してください。自分の学部からどう話を組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 双葉電子工業 採用サイト 募集要項確認日:2026-09-19 / 2027年度 採用募集要項。募集職種(技術職・事務職・営業職)、募集学科(技術職=理系学部全般/事務職・営業職=専攻不問)、募集人員15〜20名程度、採用実績(2022〜2026年度の理系・文系別の人数)、応募資格、提出書類、選考方法、入社年月日、初任給(2025年入社実績)、諸手当、昇給・賞与、勤務地、勤務時間、休日、選考フロー
  2. 双葉電子工業 採用FAQ確認日:2026-09-19 / 修士・博士と学士の選考方法の違い、理系から事務系職・営業職への応募、文系出身でも活躍できるかへの回答、一般職の有無、英語の能力の扱い、最初の配属先の決まり方、海外勤務、新入社員研修の内容、自己啓発の補助、独身寮、年間休日
  3. 双葉電子工業 採用サイト トップ確認日:2026-09-19 / 採用サイトの入口(WHAT is FUTABA・WORKSTYLE・INTERVIEW・ENVIRONMENT・募集要項・採用FAQ)
  4. 双葉電子工業 数字でみるFUTABA確認日:2026-09-19 / 学歴構成(直近5年:博士・修士27%、学士56%、高卒17%)、勤続平均年数22.0年、平均残業時間10.8時間(2026年度)、年間休日125日、クラブ活動、フルフレックス制度とリモートワーク制度、企業主導型保育事業、育児休業制度(2歳まで無条件で延長可能)、育児短時間勤務制度、育休復職率100%、福利厚生
  5. 双葉電子工業 仕事の流れ(WORKSTYLE)確認日:2026-09-19 / 企画・立案(研究開発)、仕様確定(営業)、試作・テスト(商品設計開発)、量産体制の整備(生産技術)、製造、検査(品質保証)、納品までの流れと職種の説明
  6. 双葉電子工業 会社概要確認日:2026-09-19 / 商号、設立1948年2月3日、資本金225億5千8百万円、上場市場、事業内容と代表的な製品、売上高429億8千2百万円(2026年3月期実績)、従業員数(連結2,384名・単独650名/2026年3月31日現在)、役員
  7. 創価大学 就職実績確認日:2026-09-12 / 文学部 人間学科の就職実績の欄に「双葉電子工業(株)」。年度のタブは2023年度卒業生
  8. 千葉商科大学 就職データ確認日:2026-09-11 / 2025年度 商経学部 就職実績の一覧に「双葉電子工業株式会社」
  9. 中央大学 就職データ確認日:2026-09-12 / 2022年度(2023年3月・2022年9月)卒業生の就職データの法学部 法律学科の欄に「双葉電子工業」
  10. 獨協大学 学部学生の就職先一覧(2023年度)確認日:2026-09-12 / 2023年度学科別就職先一覧(2023年9月卒業・2024年3月卒業者)のE.製造業の行、経済学科の列に「双葉電子工業」
  11. 帝京大学 経済学研究科の進路確認日:2026-09-19 / 大学院 経済学研究科 経営学専攻の主な就職先に「双葉電子工業株式会社」。一覧に年度の記載はない
  12. 長岡技術科学大学 就職状況一覧(令和4年度)確認日:2026-09-11 / 令和4年度(2022年度)の就職企業の一覧に「双葉電子工業(株)」
  13. 立命館大学 PLACEMENT DATA 2025確認日:2026-09-19 / 入れなかった理由。社名はあるが、数字は「過去5年 採用実績」の列にあり2024年度の欄は空。年度の書かれていない累計のため表に入れていない

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