どの大学から入っているのか。大学側の公表資料で確かめる

株式会社ブランジスタは東証スタンダードに上場している会社で、本社は東京都渋谷区桜丘町にあります。ブランジスタは造語なので、同じ名前の別の会社と取り違える心配はほとんどありません。ただし「ブランジスタメディア」は連結子会社の別法人なので、そちらは次の節に分けています。[11]‌​​‌​‌‌​​​​​‌‌​​​‌‌‌‌​‌​​‌​​‌​‌​​​‌‌‌‌​‌‌‌‌​​‌​​‌‌​‌​​‌‌‌​​​‌‌​‌

ブランジスタの名前で就職先として掲載している大学(大学公式資料・確認日は出典欄のとおり)
大学・学部掲載されている資料人数と対象年度
北九州市立大学 文学部 人間関係学科主な就職先一覧(北方キャンパス)の文学部 人間関係学科の「サービス業」の欄に「株式会社ブランジスタ」人数の記載なし/2025年度(2026年3月卒業)
至学館大学 健康科学部 体育学科健康科学部の主な就職・進学先の体育学科「【一般企業】」の欄に「ブランジスタ」人数の記載なし/2024〜2026年3月卒業生(2023〜2025年度)
立命館大学民間企業本社所在地都道府県別就職決定状況の「東京都」の欄に「(株)ブランジスタ」。2024年度の文系が1名、過去5年の採用実績が1名2024年度1名/2024年度
獨協大学 フランス語学科学科別就職先一覧の「G.情報通信業」の欄、外国語学部のフランス語学科の列に「ブランジスタ」人数の記載なし/2023年度(2023年9月卒業・2024年3月卒業者)
[1] [2] [3] [4] [5]

どうやってこの会社だと判定したか

北九州市立大学は業種の欄が「サービス業」、獨協大学は「G.情報通信業」です。電子雑誌を発行して広告を配信する会社なので、どちらの区分に入っていても不自然ではありません。立命館大学の資料は本社の所在地で会社を束ねたもので、社名は「東京都」の欄にありました。渋谷区が本社のこの会社と一致します。[1] [2] [3] [4] [5]

4大学の学部は、文学部 人間関係学科、健康科学部 体育学科、学部の区別がない全学の一覧、フランス語学科です。メディアや広告を専門に学ぶ学科は1つもありません。[1] [2] [3] [4] [5]

新卒の配属先「ブランジスタメディア」の名前で載っている2大学

新卒採用の募集要項の勤務地の欄には「(株)ブランジスタメディアの札幌、仙台、渋谷、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、全拠点で募集を行っています。」と書かれています。上場会社とは別の法人で、電子雑誌の営業として入る人はこの会社の拠点で働きます。この会社の名前で社名を確認できたのは次の2大学です。前の節の4大学と合わせると、大学の公式資料で社名を確認できたのは合計6大学です(同じ大学の重複はありません)。[9] [6] [7] [8]

ブランジスタメディアの名前で就職先として掲載している大学(大学公式資料・確認日は出典欄のとおり)
大学・学部掲載されている資料(会社名)人数と対象年度
岩手大学 人文社会科学部進路先一覧の「東京都」の欄に「株式会社ブランジスタメディア」1名/令和5(2023)年度
岩手大学 人文社会科学部進路先一覧の「宮城県」の欄に「株式会社ブランジスタメディア」1名/令和4(2022)年度
東北文化学園大学 経営法学科就職先一覧の「その他の専門・技術サービス業」の欄に「株式会社ブランジスタメディア」人数の記載なし/一覧に対象年度の記載なし(2026年9月に確認)
[6] [7] [8]

岩手大学の一覧は2年度続けて社名があり、都道府県の欄が令和5年度は東京都、令和4年度は宮城県です。ブランジスタメディアは渋谷の本社と仙台の拠点を持っているので、どちらの欄にも出てきます。[6] [7] [8] [9]

会社が募集要項に書いていること

新卒採用の募集要項は、会社のサイトの採用情報の中にあります。職種は「新卒採用(電子雑誌 コンサルティング営業職)」の1つです。[10] [9]

スキルではなく姿勢を見ると書いている

必要な経験・スキルの欄の1行目は「経験よりも前向きな姿勢を重視します!」です。続けて「当社は全国8拠点、20~30代の若手社員たちが中心となり、活躍している職場です。その為、与えられた仕事をただこなすだけではなく、時には背伸びをして自分自身で勉強をしながら取り組むことが求められます。」と書かれています。[9]

歓迎する人物像は5つです。責任感の強い方、コミュニケーション能力のある方、自ら進んで業務をおこなえる方、何事に対しても、素直に頑張れる方、ベンチャースピリットをお持ちの方。資格や専攻についての条件は書かれていません。[9]

仕事の中身

仕事内容の欄には「電子雑誌のコンサルティング営業職として、サービスの提案を実施。クライアントと読者の懸け橋となり、企業や地域の魅力をより多くの人へ届ける仕事です。」とあります。具体的には、掲載施設の選定、プロモーション企画の提案、掲載記事のプランニング、プロモーションのコンサルティングまでを行います。[9]

それだけではありません。「さらに、地域活性化に向けた自治体の観光プロモーションや、ふるさと納税PR支援などのコンサルティングにも携わります。」と書かれています。相手は宿や飲食店だけでなく自治体も含まれます。[9]

選考は面接2回だけ

採用プロセスの欄には「面接2回 筆記試験・適性検査 無」と書かれ、STEP 01 オンライン説明会、STEP 02 一次面接、STEP 03 二次面接、STEP 04 内定と並んでいます。筆記試験も適性検査もないと、会社が自分のサイトで明記しています。[9]

応募については「フォームにて、随時応募を受け付けております。必要事項を入力の上、ご連絡ください。」とあり、専用の応募フォームが用意されています。[9]

大学名で差がつかない土俵は、この会社では5つある

大学名は変えられません。変えられないものを気にするより、大学名が関係しない部分で差をつけるほうが早い。この会社の公開情報から、そういう土俵を5つ挙げます。

土俵1:筆記試験も適性検査もない

採用プロセスに「面接2回 筆記試験・適性検査 無」と書かれています。試験の点数で比べられる場面がないので、話す準備に時間を使えます。[9]

土俵2:経験より姿勢を見ると会社が書いている

必要な経験・スキルの欄の1行目が「経験よりも前向きな姿勢を重視します!」です。学生時代に何を専攻したかではなく、どう取り組むかを見ると宣言しています。実際に社名が出てきたのも体育学科やフランス語学科でした。[9] [1] [2] [3] [4] [5]

土俵3:働く場所が全国8拠点にある

勤務地は札幌、仙台、渋谷、名古屋、大阪、広島、高松、福岡の全拠点です。東京だけの会社ではないので、地元で働きたい人にも選択肢があります。実際に岩手大学の一覧では、宮城県の欄と東京都の欄の両方に社名がありました。[9] [6] [7] [8]

土俵4:扱う商材を自分で読める

電子雑誌「旅色」は無料で誰でも読めます。早わかりのページによれば創刊19年目で、広告掲載数は約7,400件です。選考の前に、自分が売る商品を全部読んでおけます。これは他の業界ではなかなかできないことです。[13] [12]

土俵5:会社の数字が公開されている

数字でみるブランジスタのページには、連結従業員数307名、グループ営業拠点10拠点、営業部151名、コンテンツ制作等を行う編成部員数61名、コンタクトしている全国の自治体数1,600自治体以上といった数字が並んでいます。志望動機を書くときに、この数字のどれに反応したかを書けます。[13]

公開されている条件と待遇

募集要項に書かれている条件を並べます。金額や日数は、会社が自分のサイトで公開しているものです。[9]

新卒採用の募集要項に書かれている条件
項目公開されている内容
職種新卒採用(電子雑誌 コンサルティング営業職)
勤務地(株)ブランジスタメディアの札幌、仙台、渋谷、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、全拠点
勤務時間9:20~18:30(休憩時間:70分)、残業:有
給与(東京・渋谷本社)303,800円 ※月25h残業の場合
給与(大阪・名古屋支店)297,825円 ※月25h残業の場合
給与(札幌・仙台・広島・高松・福岡支店)268,050円 ※月25h残業の場合
そのほかの支給インセンティブ、賞与(ボーナス)、賞金、宿泊出張手当
諸手当インセンティブ(年4回支給)、住宅手当(規定により5千円を支給、地区による)、時間外労働手当、出張・赴任手当、通勤手当(月5万円迄)
昇給・賞与昇給は年2回(人事考課による)、賞与は年2回(会社業績に応じて決算ボーナスを支給)
休日休暇完全週休2日制(原則土日祝 当社カレンダーによる)、年間休日120日。慶弔休暇、特別休暇、有給休暇(入社半年経過後10日~最高20日)、産休・育児休暇
福利厚生社内表彰制度、短時間労働制度(6時間)、産休制度、従業員持株会(5%の奨励金がつく)、財形貯蓄、健康診断、福利厚生サービス(ベネフィットワン)、NEXYZ.Group社友会
採用プロセスオンライン説明会→一次面接→二次面接→内定(面接2回 筆記試験・適性検査 無)
[9]

給与は勤務地で3段階に分かれている

東京(渋谷本社)勤務が303,800円、大阪・名古屋支店勤務が297,825円、札幌・仙台・広島・高松・福岡支店勤務が268,050円です。いずれも「※月25h残業の場合」という注記が付いています。残業が25時間に満たない場合にどうなるかは書かれていないので、選考の場で確かめてください。[9]

何をしている会社なのか

会社概要によると、会社名は株式会社ブランジスタ、本社所在地は東京都渋谷区桜丘町20-4、設立年月日は2000年11月30日、資本金は2,019百万円(資本剰余金含む 2026年3月31日現在)、グループ全体の従業員数は307名(2025年9月30日時点)です。東証スタンダード市場に上場しています。[11]

連結子会社は、株式会社ブランジスタエール、株式会社ブランジスタメディア、株式会社ブランジスタソリューション、博設技股份有限公司(Brangista Taiwan Inc.)、株式会社旅色トラベル、博設技股份香港有限公司(Brangista Hong Kong LIMITED)の6社です。[11]

事業は4つに分かれている

プロモーション支援事業、メディア事業、ソリューション事業、その他事業の4つです。新卒が入るメディア事業は「電子雑誌を制作・発行し、広告配信を行います。」と説明され、主な収益源は「宿泊施設、飲食店や自治体からの広告掲載料」と書かれています。[12]

電子雑誌そのものの説明も具体的です。「雑誌の良さとウェブならではの豊かな表現力や利便性の高さを兼ね備えた新しいメディアとして、無料で読める電子雑誌を制作・発行しています。」。旅行電子雑誌「旅色(たびいろ)」が代表で、「雑誌を読みながらその場で予約・購入ができる」機能を持つと書かれています。[12]

会社の歩みが4段階で書かれている

早わかりのページによれば、2000年の設立時は販促支援、2005年からEC支援、2007年から電子雑誌創刊、2019年から地方創生支援という順に事業を広げてきました。最後の段階は「観光・ふるさと納税・移住定住などのプロモーションで活用されています。」と説明されています。[13]

数字も公開されています。創業年数25年、連結従業員数307名、グループ営業拠点10拠点(札幌/仙台/本社(渋谷)/名古屋/大阪/広島/高松/福岡/台湾/香港)、上場日は2015年9月17日、営業部151名、編成部員数61名、電子雑誌「旅色」は創刊19年目で広告掲載数が約7,400件です。[13]

大学の資料で人間関係学科・体育学科・フランス語学科から社名が出てきたのは、この仕事の中身と噛み合います。宿や飲食店や自治体を訪ねて話を聞き、その魅力を誌面にする仕事だからです。[1] [2] [3] [4] [5] [9]

応募する前に知っておいたほうがいいこと

都合のいいことだけを書いても役に立たないので、条件として重いものと、この記事で確かめられなかったことを並べます。

  • 募集要項に応募資格の欄がなく、学歴や卒業年度の条件が公式サイトには書かれていない
  • 採用人数も公開されていない
  • 給与はいずれも「※月25h残業の場合」の金額で、残業がそれより少ない場合の金額は書かれていない
  • 勤務地は上場会社ではなく子会社(株)ブランジスタメディアの拠点である
  • 勤務時間は9:20~18:30で、残業は「有」と書かれている
  • 年間休日は120日で、この記事で扱った他の会社より少ない
  • 応募の窓口が自社フォームとNEXYZ.Group新卒採用サイトの2つある
[9] [10]

新卒で募集している職種は電子雑誌のコンサルティング営業職の1つです。ウェブディレクター職、エンジニア職、編集職、経理職、経営企画職は中途採用の欄に並んでいます。編集の仕事がしたい人は、入口が営業職であることを理解してから応募してください。[10]

募集要項、採用情報、会社概要、事業内容、早わかりは別々のページに分かれています。応募の前に自分で一通り読んでください。[9] [10] [11] [12] [13]

30日でやること。大学名では動かない部分から埋める

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。

  1. 1〜4日目:募集要項を読む。必要な経験・スキルの欄に何が書かれているかを自分の目で確かめる
  2. 5〜8日目:電子雑誌「旅色」を最新号から3号読む。無料で誰でも読める
  3. 9〜13日目:読んだ中から、自分が行きたいと思った宿や店を3つ選び、誌面の何が効いたかを1行ずつ書く
  4. 14〜18日目:自分の出身地のふるさと納税の返礼品を調べる。この会社は自治体のPR支援もしている
  5. 19〜23日目:応募フォームから応募し、あわせて応募資格と採用人数を問い合わせる。公式サイトには書かれていない
  6. 24〜27日目:オンライン説明会に出る。採用プロセスの1段目である
  7. 28〜30日目:面接2回に備える。筆記試験も適性検査もないので、話す準備に時間を全部使える
[9] [13] [12]

志望動機も、公開されている事実から組み立てます。旅行が好きだから、では他の誰が書いても同じ文章になります。この会社が作っているのは、読んだ人がその場で予約できる雑誌です。自分が旅先を決めるときに何を見て決めたか、決め手は写真だったのか文章だったのか。そこまで書けるなら、それは自分の言葉です。[12]

学部が何であっても、この会社が書いているのは経験より前向きな姿勢を重視するということです。大学の資料で社名が出てきたのも、人間関係学科・体育学科・フランス語学科でした。学部で自分を外す前に、募集要項を読んでから決めてください。[9] [1] [2] [3] [4] [5]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、会社の公式サイトと各大学の公式サイトで確認したものです(資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています)。応募の前に、必ず最新の募集要項を見てください。自分に合う会社か迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 北九州市立大学 主な就職先一覧(北方キャンパス)確認日:2026-09-10 / 文学部 人間関係学科の「サービス業」の欄に株式会社ブランジスタ。PDF本文には年度の記載がない
  2. 北九州市立大学 就職状況確認日:2026-09-19 / 上のPDFが置かれているページ(年度の確認用)。「2026年3月卒業(2025年度)卒業生の就職状況について」と書かれており、対象年度をここで確かめた
  3. 至学館大学 就職実績確認日:2026-09-19 / 健康科学部の主な就職・進学先(2024〜2026年3月卒業生)。体育学科の【一般企業】の欄にブランジスタ
  4. 立命館大学 PLACEMENT DATA 2025 進路・就職の実績報告確認日:2026-09-20 / 民間企業本社所在地都道府県別就職決定状況。「東京都」の欄に(株)ブランジスタ。2024年度の文系が1名、過去5年(2019年度〜2023年度)の採用実績が1名
  5. 獨協大学 2023年度学科別就職先一覧確認日:2026-09-20 / 2023年9月卒業・2024年3月卒業者の一覧。「G.情報通信業」の欄、フランス語学科の列にブランジスタ
  6. 岩手大学 令和5(2023)年度 人文社会科学部卒業生 進路先一覧確認日:2026-09-10 / 「東京都」の欄に株式会社ブランジスタメディアが1名
  7. 岩手大学 令和4(2022)年度 人文社会科学部卒業生 進路先一覧確認日:2026-09-12 / 「宮城県」の欄に株式会社ブランジスタメディアが1名
  8. 東北文化学園大学 経営法学科 就職先一覧確認日:2026-09-11 / 「その他の専門・技術サービス業」の欄に株式会社ブランジスタメディア。一覧に対象年度の記載がない(2026年9月に確認)
  9. ブランジスタ 新卒採用(電子雑誌 コンサルティング営業職)確認日:2026-09-20 / 仕事内容、必要な経験・スキル、歓迎する人物像、勤務地、勤務時間、給与(勤務地別)、諸手当、昇給、賞与、休日休暇、保険、福利厚生、採用プロセス
  10. ブランジスタ 採用情報確認日:2026-09-20 / 新卒採用の入口、NEXYZ.Group新卒採用サイトへの案内、中途採用の募集職種(営業職・ウェブディレクター職・エンジニア職・編集職・経理職・経営企画職)
  11. ブランジスタ 会社概要確認日:2026-09-20 / 会社名、本社所在地、設立年月日、資本金、グループ全体の従業員数、役員構成、連結子会社6社
  12. ブランジスタ 事業内容確認日:2026-09-20 / プロモーション支援事業、メディア事業、ソリューション事業、その他事業の4区分と、それぞれの主な収益源・主な子会社
  13. ブランジスタ早わかり確認日:2026-09-20 / 会社の歩み4段階、事業イメージ、数字でみるブランジスタ(創業年数・連結従業員数・拠点数・上場日・営業部員数・編成部員数・旅色の創刊年数と広告掲載数・自治体数ほか)

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