2025年度は卒業329人、就職302人

山口大学の全学進路表では、2025年度(令和7年度)の経済学部は卒業329人、就職302人、進学者等12人です。この表は就職希望者の人数を示していないため、卒業者を分母にした値を内定率として扱わないようにしましょう。[1]‌​​‌​‌‌‌​‌‌​‌‌‌‌​​‌‌‌‌‌​‌​​‌‌‌‌‌​‌​‌​‌‌‌​​‌​‌‌‌‌​‌​​‌‌​​​​‌​‌​‌‌

2025年度の経済学部全体
項目人数
卒業者329人
就職者302人
進学者等12人
[1]

産業別では、金融・保険業18.2%、情報通信業・運輸業・郵便業18.2%、公務15.9%、製造業12.3%などが公表されています。金融や公務以外にも進路があることを確認できます。[1]

同じ資料に並ぶ複数業種の合算区分を、すべて一つの業界と読み替えないことが大切です。また、業界と職種は別です。金融機関を調べる場合も、営業、企画、システム等のうち、実際に募集されている業務を確認します。

掲載された企業名と勤務地を、仕事選びの入口にする

経済学部のキャリアページには、主な就職先として三菱UFJ銀行、KDDI、ファーストリテイリング、西日本旅客鉄道、中国電力、大和ハウス工業、損害保険ジャパン、有限責任監査法人トーマツ、広島銀行、山口フィナンシャルグループ、山口県などが掲載されています。企業一覧自体の対象年度は明示されていないため、すべてを2025年度の就職先とは扱いません。[4]

同ページの2026年3月卒業者の都道府県別就職割合は、東京都23%、山口県22%、福岡県13%、広島県10%、大阪府9%とされています。地域で働く道と都市部で働く道の双方を調べる材料になります。[4]

過去の就職地域は自分の配属を保証しません。希望する企業の勤務地、転勤の範囲、地域限定の募集かどうかを確認しましょう。企業の本社所在地と実際に働く場所も分けて考えます。

候補企業の比較メモ
項目確認する内容
法人・職種どの会社の、どの仕事に応募するか
勤務地初任地とその後の異動の範囲
育成新人が何から学び、担当を広げるか
志望理由仕事のどこに関心を持ち、どんな経験を生かしたいか

大手の知名度に安心したり、大学名への不安だけで応募を控えたりせず、実際の募集と自分の希望を照合しましょう。掲載実績は採用可能性の保証ではありません。

現行3学科と、少人数ゼミの学びを整理する

経済学部の現行組織は経済学科、経営学科、観光政策学科です。学部の案内では、1年次後期に学科・コースを決定し、2年次からゼミで学びを深め、4年次の卒業論文演習へ進む流れが示されています。[2] [3]

3学科で振り返る経験
学科学びの軸自分に問いかけること
経済社会や経済の動きを読み解くどのデータや理論を使い、何を説明したか
経営組織、会計、マーケティング、情報等企業や組織の課題をどの観点で分析したか
観光政策観光を通した地域や国際交流の課題利用者と地域の双方の視点をどう考えたか
[3]

所属学科名だけで応募先を決める必要はありません。自分が関心を持った問い、調べた資料、発表で工夫した点を一つの経験として整理します。幅広い学びの中から、自分が説明できるテーマを選びましょう。

経済の学びは、数字の意味と前提を説明する

経済学科は身近な疑問から日本・世界の経済を学び、分析力を育てることを重視しています。公共管理コースでは、経済や行政、国際協力、政策評価などの学びを案内しています。[3]

経済のレポートや発表を自己PRの材料にする場合は、データを集めただけでなく、対象期間や比較条件をどうそろえたか、別の説明の可能性をどう考えたかを整理します。数値の変化を見つけたことと、その原因を証明したことを分けて話しましょう。

編集部の架空の例:「地域間の違いを調べる際、人口規模の差をそのまま比べていたため、比較方法を見直しました。条件をそろえた指標を使い、数字だけでは判断できない点を発表で説明しました」。実際の学生の成果ではなく、考え方を伝える例です。

法務・会計は、学ぶ内容と資格取得を区別する

経営学科には企業法務コースと職業会計人コースがあります。企業法務は法律と経営を学び、職業会計人は会計・税務を専門的に学ぶコースとして案内されています。[3]

職業会計人コースの会計実習は、専門学校と提携して授業外の時間に実施され、実習費が別途必要で、日商簿記2級レベルの知識が前提とされています。コース所属だけで公認会計士や税理士の資格が得られるわけではありません。受講条件と資格試験の準備を分けて確認しましょう。[3]

企業研究では、売上など一つの数字だけで判断せず、事業の特徴、収益の仕組み、顧客や組織との関係を調べます。法務や会計を学んだ経験も、実際に担当する職種との接点を考え、学習中の知識を実務経験と同じように書かないことが大切です。

観光政策は旅行業界だけに限定せず、地域の課題から考える

観光政策学科は、観光を通して地域の課題や国際交流を考え、地域資源の調査・分析と政策の立案に取り組む学びを案内しています。観光経済分析、観光コミュニケーションのコースがあります。[3]

フィールドワークやプロジェクトを経験した場合は、訪問先の名前だけでなく、誰に話を聞き、どんな視点が変わり、何を提案したかを整理します。観光客の利便性だけでなく、受け入れる地域や事業者の事情をどう考えたかも材料になります。

旅行会社や宿泊施設に限らず、地域や人の行動に関わる仕事を調べても構いません。募集職種と業務を確認し、現地での調査や調整の経験をどの場面に生かしたいかを説明しましょう。語学のスコアは試験名と時期を正確に示し、使った場面を添えます。

公務と企業の併願は、試験と選考の予定から組み立てる

公務員を希望する場合は、募集する自治体や省庁だけでなく、採用区分、試験内容、必要書類を確認します。大学で経済や法律を学んでいることは準備の材料になりますが、それだけで試験の準備が終わるわけではありません。

企業と併願するなら、筆記試験、書類、面接、実習や研究の予定を一枚に並べます。どの準備を共通化でき、どこを応募先ごとに変える必要があるかを見て、週ごとの行動に分けましょう。

大学院に関心がある場合は、学部の勉強をさらに深めたい問い、研究環境、費用、修了後の希望を整理します。就職先が決まらないことだけを理由に進学を選ばず、教員と相談して目的を確かめてください。

学部の就職支援室を使い、経験の説明を磨く

経済学部は1年次からのキャリアに関するガイダンスや授業、業界・企業研究、エントリーシートの書き方等の支援を案内しています。模擬面接等の個別サポートや就職資料の閲覧・貸し出しも紹介されています。[4]

自習室には個室型ブースがあり、オンラインの面接・面談や説明会等での利用を案内しています。必要なときは学部で利用方法を確認し、通信や周囲の環境を整えて臨みましょう。全学キャリアセンターとも連携して支援しています。[4] [5]

今週はゼミや授業で取り組んだ経験を一つ書き、気になる募集二つを比較します。自己PRの下書きと募集資料を相談に持ち込み、伝わりにくい点を確認してください。学科名だけで自分を評価せず、考えた過程と行動を具体的に示す準備を進めましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学部卒業生の就職状況確認日:2026-09-11 / 令和7年度実績(2025年度)、学部別卒業者・進学者等・就職者、産業別割合。最新年度見出しから次年度見出し直前まで本文表確認。就職希望者数・医臨床研修分類の注なし
  2. 経済学部の学科・コース確認日:2026-09-11 / 現行経済経営観光政策の3学科
  3. 学科・大学院と学びの特徴確認日:2026-09-11 / 1後学科コース、2ゼミ、経済公共・経営法務会計・観光。学部本文全文、大学院別
  4. キャリア・就職支援確認日:2026-09-11 / 2026/3地域割合23/22/13/10/9、産業R8/3。企業一覧は個別年度注なし、単年度と断定しない。表示0%アニメ率は不使用。支援・ブース本文
  5. キャリアセンターの案内確認日:2026-09-11 / 2024統合、全課程支援、吉田共通教育棟1階、各学部教員と窓口相談。本文確認、職員人名不使用

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