内定率99.2%は、希望119人に対する118人

公立鳥取環境大学環境学部の2025年度実績では、就職希望者119人に対して内定者118人、就職内定率99.2%と公表されています。2026年3月卒業者の実績です。大学全体の98.4%とは対象が異なるので、学部を確かめて読みましょう。[1]​​​‌​​‌‌​​​​‌​​‌‌‌‌‌​‌​‌‌​​​​​‌‌‌‌​​‌​‌‌​‌‌‌​‌‌​​‌​​‌​​‌​​​​​​​‌

2025年度環境学部の就職内定状況
項目公表値読み方
就職希望者119人内定率の分母
内定者118人就職希望者のうち内定した人
就職内定率99.2%118人÷119人を丸めた値
[1]

全卒業者の99.2%が正社員になったという意味ではありません。この図には学部卒業者総数や進学者数が示されていないため、卒業者全体に対する就職割合や進学割合は算出できません。企業規模別や職種別の割合も、この数字からは分かりません。[1]

進路一覧には大学院への進学先も掲載されています。就職と進学は別の選択であり、内定者数の外にいる人を一律に就職できなかった人と捉えないことが大切です。[2]

自然・資源・暮らしの三つの視点から環境を学ぶ

環境学部は環境学科の一学科です。1年次からフィールドワークへ取り組める学びを案内し、調査・実験・分析を通じて、自然と社会のつながりから環境問題を考えます。[3]

主な学修分野と経験の整理
分野学びの方向振り返る問い
自然環境保全大気、水、地形、地質、観測・モニタリング何を観測し、どの条件で比較したか
循環型社会形成廃棄物、バイオマス、行政や社会制度資源利用のどの課題を、どの立場から考えたか
人間環境住まい、都市、景観、文化、まちづくり人の暮らしと自然の関係をどう調べたか
[4]

右列は編集部による自己分析の質問です。三分野をそれぞれ別学科や、就職職種を確定させる区分として扱うものではありません。自分が履修した授業や研究の具体的な内容から、関心を持った仕事を探していきます。

環境問題では、一つの面から望ましい対策でも、ほかの面には影響がある場合があります。学部は自然科学だけでなく、社会や制度などの側面からも問題を捉えることを重視しています。調査した結果から、異なる立場や条件をどう比較したかが、学びを説明する材料になります。[3]

なお、大学は2028年4月に環境学部を環境学科と保全生物学科の二学科へ再編する予告を出しています。本記事の2025年度卒業実績と現在の一学科の説明は、再編後の新学科の実績を示すものではありません。2028年度以降の入学を考える場合は、最新の募集要項と教育課程を確認してください。[7]

環境関連企業に加え、幅広い業種への実績がある

2025年度の環境学部の就職先には、メタウォーター、中電工、東邦化成、中国電力ネットワーク、アサヒコンサルタントなどが掲載されています。環境・インフラ・調査等に関わる企業を調べる入口になります。[2]

金融では山陰合同銀行など、公務では水産庁、林業・土木区分のある県や市など、教員では複数府県の実績も掲載されています。ただし、企業別人数や多くの職種・配属は不明です。環境学部から就職した人全員が環境専門職という意味ではありません。[2]

大学院の欄には別の修了者の実績が掲載されていますが、それを学部卒業者の実績へ加えてはいけません。また、過去の企業就職先の掲載は、現在の採用条件や個人の内定を保証しません。[2]

応募先を比較するための項目
方向確認すること
環境調査・分析測定対象、現場作業、分析手法、必要な技能
水・エネルギー・廃棄物等設備、運営、技術、営業などの具体的な職種
建設・地域・まちづくり計画・設計・施工等の担当範囲と条件
企業のその他の職種仕事内容と学修経験の接点
公務員・教員採用区分、資格、試験、働く地域

この表は編集部の比較用です。大手という区分だけに注目せず、どんな課題を扱い、誰と関わる仕事なのかを調べて、自分が応募したい理由を具体化しましょう。

鳥取県内だけでなく、関東や近畿も選択肢にある

2025年度の環境学部の勤務地別内定者数は、鳥取県20人、関東30人、近畿22人、中国地方の鳥取県以外20人、中部14人、九州・沖縄7人、四国3人、北海道・東北2人です。合計は内定者118人となります。[1]

この図は「配属予定地または本社所在地」の集計です。全員の最終配属が確定した勤務地表や、転勤の有無を示すものではありません。大学が鳥取にあることだけで、就職する地域も鳥取に限られると考える必要はありません。[1]

候補を地域で比べるときは、仕事内容、配属の範囲、現地調査や出張の有無、生活の希望を整理します。本社所在地だけで判断せず、説明会や募集要項で初期配属と異動条件を確認しましょう。

大学は就職活動の交通費・宿泊費の一部を助成する制度も案内しています。利用には条件や上限があるため、遠方での活動を計画する際は、支出前に対象や申請方法を窓口へ確認してください。[5]

資格や進学は、必要な仕事から逆算する

学部は環境計量士、気象予報士、公害防止管理者などを取得目標の資格として挙げています。目指せる資格の一覧であり、卒業するとすべて自動的に取得できるという意味ではありません。職種の条件を調べ、自分に必要な資格の要件を確認します。[4]

中学・高校の理科教員を目指す場合も、環境学科の卒業要件に加え、教職課程の所定科目や教育実習などの履修が必要です。免許取得と採用は別なので、希望する自治体・学校の選考条件も確認してください。[4]

進学先の例には、本学の大学院、山形大学大学院、東京大学大学院、京都大学大学院、兵庫県立大学大学院が掲載されています。進学者数や研究分野はこの一覧だけでは確定できません。希望する研究テーマ、指導教員、費用と期間を調べて検討しましょう。[2]

就職か進学かで迷うときは、「もっと調べたい問い」と「希望職種に必要な条件」を別々に書きます。周りの選択や企業名だけに合わせず、研究を続ける目的と仕事の内容を教員や相談窓口に話してみてください。

調査の過程を整理し、個人面談で伝え方を確かめる

自己PRには、実験やフィールドワークでの自分の担当、条件の違いへの気づき、追加で確認したことなどを使えます。活動の規模よりも、何を考えてどう動いたかを具体的に説明しましょう。

編集部の架空の例です。「調査地点で結果が違ったため、天候や採取時刻を記録と照合しました。比較できる条件を整理し、追加で調べる項目を班に提案しました」。本人の経験に置き換え、測定していない改善効果や架空の成果を加えないでください。

大学は個人面談を重視し、3年生全員を対象に夏と冬の二回の面談を実施すると案内しています。就職実践講師への相談や面接練習、TUESキャリアナビでの求人・インターンシップ情報なども活用できます。最新の利用方法を確認しましょう。[5] [6]

今週は三つの候補の職種・条件・勤務地・締切を比較し、授業や調査の経験を一つ短くまとめます。大学名への不安だけで候補を狭めず、経験と仕事内容がどうつながるかを相談で確かめ、応募準備を進めてください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 公立鳥取環境大学 就職・進学実績確認日:2026-09-10 / 2025年度/2026Mar卒。00_2025.png画像確認、環境希望119内定118率99.2。勤務地内定数配属予定又は本社、県20関東30近22等。全卒業者数・進学人数なし。
  2. 2025年度卒業生の実績確認日:2026-09-10 / PDF1画像確認。環境・経営・院別。環境学部企業・官公庁・進学先の実績、企業別人数なし。
  3. 環境学部環境学科確認日:2026-09-10 / 1年次からのフィールドワーク、自然・社会等の環境問題、1学科。
  4. 環境学部 学修分野・取得目標資格確認日:2026-09-10 / 自然環境保全・循環型社会形成・人間環境、教職は別必要科目、目標資格は自動取得でない。
  5. 就職活動について確認日:2026-09-10 / 個人面談、3年夏冬2回、実践講師面接、キャリアナビ、交通宿泊補助は条件上限あり。
  6. 就職支援システム確認日:2026-09-10 / TUESキャリアナビ求人。就職相談等の機能利用は学内ネットワーク条件あり。
  7. 2028年4月の環境学部再編について確認日:2026-09-10 / 2026Aug21予告第2報PDF1画像確認。2028Apr環境学科・保全生物学科2学科へ。2026現在実施済としない。新教職課程は審査次第変更可能。

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