学科ごとの就職と大学院進学を分けて見る
| 学科 | 卒業者 | 就職者 | 大学院進学者 |
|---|---|---|---|
| 機械工学 | 102 | 87 | 13 |
| 電気電子工学 | 111 | 95 | 15 |
| 応用化学 | 68 | 53 | 14 |
公式資料の就職率は卒業者から進学者等を調整した人数を分母とし、希望者ベースの率とは異なります。進学者もいるため、就職者数だけで学科を評価するより、自分が希望する職種で学部卒と大学院卒をどう募集しているかを調べると、進路判断に役立ちます。[1]
企業名は学科別に確かめ、配属は募集要項で調べる
| 学科 | 掲載企業例 |
|---|---|
| 機械工学 | JVCケンウッド、TOPPAN、ミネベアミツミ、東海旅客鉄道、JFEスチール |
| 電気電子工学 | 東京エレクトロン、富士電機、東京電力ホールディングス、日立システムズ、沖電気工業 |
| 応用化学 | AGC、東洋合成工業、日本ドライケミカル、SCSK、群栄化学工業 |
大手企業を含む実績が確認できますが、どの部署・職種へ配属されたかは一覧にありません。同じ企業でも研究、設計、製造、設備、ITなどの業務があり得るため、応募する募集区分まで確認します。グループ企業の実績を親会社へ置き換えず、実際に掲載された企業名で調べましょう。
機械・電気電子・化学の学びを、扱う課題で説明する
機械工学科は材料や設計、加工などから関連分野まで、電気電子工学科は半導体やセンサ等の体験的な学び、応用化学科は物質の基礎から機能材料までを案内しています。学部全体では持続可能な社会を考えるサステイナブル工学と、専門教育を結び付けています。[3]
| 学科 | 説明する材料 |
|---|---|
| 機械 | 設計条件、測定結果、条件を変えた理由 |
| 電気電子 | 回路や装置の動作条件、信号・測定の確認過程 |
| 応用化学 | 試料や実験条件、比較方法、結果の再現性 |
面接では研究テーマ名の後に、どんな課題を解こうとしているかを平易に説明します。環境や省エネルギーに関心がある場合も、自分の実験が何を調べるものなのかを先に伝えます。大きな社会目標と、自分が実際に確かめた範囲をつなぐと、専門外の相手にも伝わりやすくなります。
約2か月のコーオプ実習を、仕事選びの材料にする
工学部ではコーオプ教育を必修とし、全学科の学生が約2か月企業で就業経験をするプログラムを案内しています。実習の前後に学修を行い、顔合わせ会や成果発表会も設けています。[4]
| 視点 | 自分へ問い直すこと |
|---|---|
| 仕事 | 大学の知識がどの業務で使われていたか |
| 協働 | 自分の作業が誰の次の作業につながったか |
| 判断 | 品質・時間・費用など、何を考えて決めていたか |
| 関心 | 続けて学びたい技術と、向いていると感じた役割 |
| 次の準備 | 研究・授業・応募先調査で何を補うか |
実習先への就職だけを結論にせず、そこで見た仕事の特徴を別の企業とも比較します。成果を話すときは実習先が公開を認める範囲にし、顧客情報や未公開の製品情報を使わず、自分が工夫した確認や報告を説明しましょう。
研究・設計・生産・設備のどこに関わりたいか
| 仕事の方向 | 調べる項目 |
|---|---|
| 研究開発 | テーマ、必要な学位、研究と製品化の関係 |
| 設計・開発 | 担当製品、解析・評価との分担、使用する技術 |
| 生産技術・品質 | 工程改善、測定・検査、現場との関わり |
| 設備・保守・インフラ | 対象設備、勤務地、勤務形態、担当範囲 |
例えば実験結果の原因を考えるのが好きな人でも、新しい材料を探す仕事と、生産中のばらつきを調べる仕事では、関わる相手や時間の使い方が異なります。説明会で「若手が最初に担当する課題」を聞くと、職種名だけでは見えない業務を比較できます。
自己PRは、結果に至る確認の行動を示す
編集部の架空の回答例です。「実験で同じ条件のはずなのに値がそろわず、測定手順と記録を確認しました。班員と手順を整理し、条件を一つずつ合わせて再測定しました。その過程で、結果だけでなく作業条件を記録する重要性を学びました。」
実際の経験に置き換え、何を変えたか、どの点は分からないまま残ったかまで話します。原因を特定できなかった経験でも、確かめた方法と次に必要な検証を説明できます。「課題解決力があります」という言葉だけでなく、判断の手順を見せることを意識しましょう。
実習と研究を比べて、次の相談内容を決める
大学のキャリア支援には、エントリーシート添削や模擬面接があります。八王子キャリアコーオプセンターは、コーオプ教育の管理・運営も担っています。[2] [4]
今日は実習と研究から印象に残った作業を一つずつ選び、「もっと続けたい理由」を書きます。次に求人を二つ選び、担当業務、配属、学位条件を比べましょう。進学を迷う場合は、研究室の教員へ深めたい内容を、キャリア窓口へ求人の条件を確認すると、別々の情報を合わせて判断できます。大学名への不安より、仕事の条件と自分の経験を一つずつ具体化することに時間を使えます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 東京工科大学 2025年度卒業者数・進学者数・就職者数・主な就職先確認日:2026-09-10 / 2026-05-01現在。p1学部人数、p2〜3学部就職先。p4大学院は別
- 東京工科大学 就職・キャリア支援確認日:2026-09-10 / 個別添削、模擬面接、キャリア教育、コーオプ、2026年開催済みイベント。満足度と年度表記の曖昧な実績は不使用
- 工学部確認日:2026-09-10 / 3学科の学び、サステイナブル工学、実習と卒研
- コーオプ実習のご案内確認日:2026-09-10 / 工学部必修、約2か月、事前・事後教育、顔合わせ・成果発表