3学科の就職・進学を分けて読む

2025年度(2026年3月)の進路
学科対象者数※大学院等進学就職その他
建築学科139人56人79人4人
情報メディア学科117人38人73人6人
ロボット・メカトロニクス学科102人67人35人0人
学部計358人161人187人10人
[1]

※原資料の「在籍者数」欄を、卒業・修了生の進路集計の対象者として示しています。全学年の在学生数ではありません。学部計の進学率は45.0%、ロボット・メカトロニクス学科は65.7%です。同名の未来科学研究科の修了生は別に集計されており、この表には含めていません。[1]‌​‌​‌‌‌‌​‌‌​​‌​‌​​​​​​‌​‌‌‌​​​​‌​‌​‌​‌‌​‌​‌​‌‌‌‌‌​​‌​‌​​‌‌‌​‌​‌​

学部の就職率94.9%は、就職者を「在籍者数から大学院等進学者を引いた人数」で割った値です。参考の内定率99.4%は企業就職希望者が分母です。進学者を含めた全員が就職したという意味ではありません。学科サイトには2024年度の数字もありますが、この表は2025年度PDFにそろえています。[1] [2] [3] [4]

就職先の例は、採用職種まで保証しない

公式学科ページの主な就職実績から抜粋
学科掲載企業の例
建築学科日建設計、大成建設、高砂熱学工業、乃村工藝社
情報メディア学科ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ラック、BIPROGY、任天堂
ロボット・メカトロニクス学科デンソー、オリンパス、安川電機、アズビル
[2] [3] [4]

各ページの「主な就職実績」欄には、企業ごとの人数や一覧自体の対象年度が明記されていません。上記を2025年度の採用先一覧や、全就職先として読まないようにしてください。企業名だけでは、設計、プログラミング、研究、営業のどの職種で入社したかも分かりません。[2] [3] [4]

大手企業を目指すときは、採用法人と職種、対象学位、勤務地、選考で求められる提出物を確認します。掲載企業へ応募すれば有利になると決めつけず、自分の経験と募集の接点を説明できるようにしましょう。

建築は、作品の図と判断した理由を一緒に見せる

建築学科は、計画・意匠、環境・設備、構造・生産、歴史・都市、住環境・インテリアの5分野を案内しています。設計課題の発表や講評、材料・構造の実験などを通して、表現と技術を学ぶ構成です。[2]

設計課題を選考に使うなら、完成図に加え、敷地や利用者の条件、比較した案、講評を受けて変えた点を整理します。構造や環境の研究なら、仮定、解析・実験の条件、確認できた結果を説明しましょう。意匠設計の作品だけが、建築の経験を伝える方法ではありません。

建築の応募資料で整理すること(編集部の提案)
観点説明する内容
条件敷地、利用目的、周辺との関係をどう捉えたか
提案何を重視し、なぜその案を選んだか
技術構造や環境の条件をどこまで検討したか
改善講評や実験結果から何を変えたか
担当共同課題の中で本人が作成・検討した部分

公式には学内一級建築士事務所等での長期インターンシップも紹介されています。ただし、大学院科目に関する実務歴の認定説明を、学部のあらゆる活動に当てはめないでください。資格や登録に関わる条件は、自分が履修する課程の窓口と現行の制度で個別に確認する必要があります。[2]

情報メディアは、表現とシステムの接点を説明する

情報メディア学科は、データサイエンス・AI応用、CG・xR、メディア・インタラクション、ソフトウェア開発・情報システム、サイバーセキュリティ・ネットワーキングの5ユニットを案内しています。複数のユニットを組み合わせる学びのため、全員を同じ職種志望と考えることはできません。[3]

サーバプログラミング演習では、4人前後のチームでWebシステムの要件定義、設計、実装を行うと紹介されています。チーム開発を自己PRにするなら、コードを書いた量だけでなく、機能分担、仕様のすり合わせ、結合時の問題への対応を振り返りましょう。[3]

CGやインタラクションの制作では、見た人・使った人へ何を伝えたかったか、どの表現や操作方法を選んだかを説明します。技術を実装したことと、利用者の反応まで確かめたことは区別します。作品資料が必要か、開発課題があるかは応募職種によって確認してください。

ロボットは、機械・電気・情報・制御の連携を伝える

ロボット・メカトロニクス学科は、機械、電気・電子、情報、制御の4分野を組み合わせて学びます。3年次の総合実験では、杖型倒立台車の制御とホッケーロボット構築が紹介されています。[4]

製作や制御の経験は、装置の動きだけでなく、目標と実際の挙動の差をどう調べたかを説明すると具体的になります。原因が機構、測定、プログラムのどこにあるかを切り分けた過程や、分担した人との確認方法を振り返りましょう。

ロボット製作・実験の説明メモ(編集部の提案)
項目振り返る問い
目標どんな動作を、どの条件で実現したかったか
構成機構、センサ、プログラムはどうつながっているか
問題想定と違う挙動はいつ起きたか
検証条件を変えた結果、何が分かったか
担当本人が考えた変更と、他者の担当部分は何か

一度動いたことを、どんな条件でも安全に使えることへ広げないようにします。授業内で確認した範囲と、実用化のために残る課題を分けて説明してください。求人でも、機構設計、組み込み開発、制御、評価などの担当を確認すると、経験との接点を探せます。

学部就職・大学院は、研究と募集の条件から選ぶ

大学院等進学率は建築40.3%、情報メディア32.5%、ロボット・メカトロニクス65.7%と異なります。ただし、この数字だけで進学の必要性は決められません。深めたい研究、指導を受ける環境、費用、希望する職種の対象学位を並べて検討しましょう。[1]

大学の就職支援ページは、入学後からのガイダンスと、採用・支援行事・インターンシップ情報を得る学生専用サイトを案内しています。募集要項と自分の作品・研究のメモを用意し、応募条件や提出物について相談してください。[5]

学歴が気になるときも、大学名への印象を想像するだけでなく、自分の経験を職種に合わせて説明できるかを確認しましょう。逆転就活塾へ相談する場合は、学科、希望職種、作品・研究の担当、選考状況をそろえると、次に準備する内容を具体化できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 東京電機大学 2025年度卒業・修了生 進路データ確認日:2026-09-10 / 2026年3月卒業・修了、2026年5月作成。未来科学部3学科、研究科を除く
  2. 東京電機大学 建築学科確認日:2026-09-10 / 教育内容・主な就職実績。企業一覧自体の対象年度は明記なし。人数欄は2024年度
  3. 東京電機大学 情報メディア学科確認日:2026-09-10 / 教育内容・主な就職実績。企業一覧自体の対象年度は明記なし。人数欄は2024年度
  4. 東京電機大学 ロボット・メカトロニクス学科確認日:2026-09-10 / 教育内容・主な就職実績。企業一覧自体の対象年度は明記なし。人数欄は2024年度
  5. 東京電機大学 就職支援確認日:2026-09-10 / キャリアガイダンスと学生専用サイト