文学部は3学科の実績を分けて確認する

文学部には文化財学科、日本文学科、英語英米文化学科があり、各学科の公式ページは高松駅キャンパスと案内しています。[2] [3] [4]

大学の就職状況ページには、2025年卒業生の主な就職先が学科別に掲載されています。自分とは別の学科の実績を、所属学科の採用実績として説明しないようにしましょう。[1]

会社名が載っていても、配属職種や現在の採用条件は一覧だけでは分かりません。過去の実績を見つけたら、現在の募集要項へ進んでください。

文化財学科は、金融や一般企業の進路もある

2025年卒業生の実績には、百十四銀行、四国銀行、伊予銀行、倉敷市役所、ネオビエント、トラベルビジョン、アロートラストシステムズ、日本海ケーブルネットワークなどが掲載されています。[1]

文化財学科はフィールドワークを重視し、資料の調査・分析を通じた学びを紹介しています。文化財に関わる専門職だけでなく、その調査の過程を一般企業向けの自己PRとして振り返ることもできます。[2]

たとえば、資料の違いを比較した、現地調査で不明点を整理した、発表の構成を見直した経験です。専門用語を並べるだけでなく、初めて聞く人へ何を分かってもらいたいかを考えて説明しましょう。

日本文学科は、教員とその他の進路を比較する

2025年卒業生の実績には、愛媛県・沖縄県・香川県・高知県・兵庫県の教育委員会、高松市役所、日本年金機構、トーカイ、四国シキシマパン、香川県農業協同組合などが掲載されています。[1]

日本文学科は、日本文学・日本語学を学び、少人数のゼミで日本語や日本文化を考える教育を案内しています。[3]

教員を目指す場合は、免許の履修条件と採用試験を確認します。一般企業へ進む場合も、文章を読み比べる、根拠を示して説明する、相手の反応を踏まえて表現を変えるといった学習経験を整理できます。

英語英米文化学科は、語学を使う場面まで調べる

2025年卒業生の主な就職先には、高松市役所、高知県教育委員会、国立病院機構中国四国グループ、三菱重工業、朝日生命保険、ベルパーク、穴吹工務店などがあります。[1]

学科は、英語コミュニケーションと英語教育の二つの専門分野を紹介しています。語学を学んだことと、就職先で常に英語を使う仕事へ配属されることは別です。[4]

英語を使いたいなら、募集職種、必要な語学条件、どんな相手とやり取りするかを確認しましょう。語学力に不安があっても、応募先の要件を読まずにすべての選択肢を閉じる必要はありません。

学芸員・教員等は、資格と採用を区別する

文化財学科は学芸員・教員・司書等の資格、英語英米文化学科も教員・司書・学芸員等を目指せることを紹介しています。実際の履修や取得条件は自分の課程で確認してください。[2] [4]

資格を得ることと、その職種の募集があり採用されることは別です。希望する仕事の募集時期、必要条件、試験を調べ、大学に相談しましょう。

専門職を第一希望にしながら企業も検討する場合は、共通して使える経験と、応募先ごとに必要な準備を分けます。資格の勉強だけで応募書類や面接の対策まで済むわけではありません。

研究の自己PRは、テーマより自分の行動を説明する

「文学を研究した」「文化財を調査した」だけでは、取り組み方が伝わりません。なぜその問いを持ち、何を調べ、どう考えが変わったかを短く整理しましょう。

研究経験を整理するメモ
項目書く内容
問い何を明らかにしたかったか
調査どんな資料や情報を使ったか
工夫比較・確認・説明の方法をどう変えたか
学びその経験から何を大切にするようになったか

編集部の架空の例なら、同じ出来事について記述が異なる資料を比べ、根拠を確認して発表資料を作り直した経験が考えられます。自分が扱っていない資料や、実施していない調査を加えないでください。

研究成果そのものが応募先の事業と直結しなくても、情報を整理した過程は説明できます。専門分野を知らない人へ話し、伝わりにくい言葉を見直してみましょう。

企業選びは、文学部向けという言葉だけで絞らない

職種の応募資格を読んで、学部条件があるかを確認します。文学部の学びがどんな仕事にも自動的に評価されるとは言えませんが、「文学部だから無理」と先に決める必要もありません。

求人を比較するときの項目
観点確認すること
仕事新卒が担当する業務と、必要な準備
配属職種別募集か、入社後に決まるか
育成研修や現場の相談体制
生活勤務地、異動、勤務時間、休日
選考締切、書類、試験、面接

学歴への不安があるときほど、会社名の印象だけで候補を決めず、確認できる条件を並べましょう。過去の採用実績があっても、自分の選考通過を保証するものではありません。

大学の相談で、専門的な話を伝わる形に直す

大学は個別相談、就職ガイダンス、学内合同企業説明会、面接・集団討論等の対策を紹介しています。公務員や教員に向けた支援も案内しています。[5]

相談時には、応募先の募集要項と、研究や活動について短く書いたメモを持参しましょう。「専門分野を知らない人に伝わるか」という視点で見てもらうと、書類の改善点が明確になります。

支援の開催時期や対象、利用方法は所属キャンパスの案内で確認します。資格や教職課程は学科の担当にも相談し、採用対策と履修の確認を分けて進めてください。

まずは一つの経験と一つの求人をつなげる

  • 所属学科の2025年卒業生の実績を読む
  • 気になる勤務先の現在の募集を確認する
  • 研究・語学・アルバイト等の経験を一つ選ぶ
  • 自分の担当と工夫を短く書く
  • 大学で相談し、応募や説明会の期限を決める

就職に直結する経験がないと思っても、まだ整理できていないだけの場合があります。実際にしたことを丁寧に振り返り、応募先の仕事を理解する作業と並行して進めましょう。

学歴への不安、企業選び、自己PRの言葉に迷う場合は、逆転就活塾の無料相談でも次の行動を整理できます。所属学科の専門を無理に変えるより、経験のどこを伝えるかから考えてみてください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 徳島文理大学:就職状況確認日:2026-09-10 / 2025年卒業生・文学部学科別実績
  2. 徳島文理大学:文化財学科確認日:2026-09-10 / フィールドワーク・資格案内
  3. 徳島文理大学:日本文学科確認日:2026-09-10 / 日本文学・日本語学と少人数ゼミ
  4. 徳島文理大学:英語英米文化学科確認日:2026-09-10 / 2分野と資格案内
  5. 徳島文理大学:就職支援の内容確認日:2026-09-10 / 相談と選考対策

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