法学部の進路人数と、3か年の就職先を区別する

東海大学の卒業者数・就職状況ページは2026年6月19日更新で、2025年度卒業の法学部を卒業生262人、大学院進学者3人、就職者200人と公表しています。[1]

2025年度卒業の法学部進路人数
区分人数
卒業生262人
大学院進学者3人
就職者200人
[1]

この表には就職希望者数が示されていないため、就職希望者を分母にした就職率は計算していません。卒業者数から就職者数を引いた人数を、そのまま就職に失敗した人数とみなすこともできません。

法学部の就職先ページは、企業・機関名の一覧を2024年3月卒〜2026年3月卒の3か年分、円グラフを2025年度卒の情報としています。3か年の企業名を2026年3月卒だけの実績へ読み替えないようにします。[2]

公務員の掲載先は、採用区分まで確認する

法律学科の主な就職先には、東京国税局、公正取引委員会、防衛省、東京都庁、神奈川県庁、小田原市、警視庁、横浜市消防局などが掲載されています。いずれも3か年の就職先の例です。[2]

機関名だけでは、採用区分や試験の種類、担当業務は分かりません。国家公務員、自治体、警察、消防などを一つの試験と考えず、現在の採用案内で受験資格・試験日程・仕事内容を確認しましょう。

公務員を考えている理由も、安定という言葉だけで終わらせず、どの地域や仕事に関わりたいのか具体化します。大学で扱った制度や社会問題から関心を探し、応募先の業務と照合していきます。

民間企業は、金融・交通などの職種を調べる

公式の3か年の一覧には、JR東海、東京地下鉄、相模鉄道、横浜銀行、山梨中央銀行、東海東京フィナンシャル・ホールディングス、住友林業、ソフトバンクなども載っています。[2]

金融機関へ就職したから法務担当、法律学科だから総務へ配属された、と職種を推定しないようにします。企業の現在の採用ページで、新卒の募集職種や配属の考え方を読みましょう。

掲載企業を調べるときの確認表
観点確認する内容
仕事顧客や社内に対して、何を提供する役割か
募集応募できる職種、資格・学科等の条件
働き方勤務地、転勤、勤務時間など
選考書類、試験、面接、説明会の日程

過去の就職先に大きな企業があっても、今年の採用や自分の内定を保証するわけではありません。知名度だけでなく、仕事内容を理解して応募理由を説明できるかを確認します。

公務員と企業を比較するときは、仕事内容と期限を並べる

法学部だから公務員にする、周囲が企業を受けるから同じにする、と決める前に、取り組みたい仕事を整理します。制度に関わりたい、地域で働きたい、企業のサービスを届けたいなど、希望を具体的な行動に分けてみましょう。

  • それぞれの仕事で、誰のどんな課題に関わるかを書く。
  • 応募・受験条件と、準備が必要な内容を確認する。
  • 授業や実習等の予定と選考日程を照合する。
  • 両方を見る場合は、次に何を確かめれば選べるかを決める。

試験対策と企業の書類作成は、同じ作業ではありません。両方を検討するなら、学習する時間と、求人を読む・書類を直す時間を分けて確保しましょう。迷いが長引く場合は、予定表を持って相談します。

法律の学びは、論点を整理した手順から説明する

法学部は法的思考や幅広い法律の知識を学ぶことを説明しています。入門ゼミナールでは情報収集の方法や条文の読み方などを学び、4年間を通じた指導教員による支援も案内されています。[3]

自己PRでは「法律に詳しい」だけでなく、何が問題かを分け、根拠を探し、異なる立場を比較した経験を具体的にします。条文や判例の名称を並べるより、自分がどのように考えたかが伝わる説明を準備しましょう。

たとえば「主張が食い違う理由を整理し、どの事実を確認すべきかを考えた」は編集部の架空の例です。自分が実際に取り組んだ授業や課題に置き換え、個人情報や非公開の事案は含めないようにします。

法学部で学んでいることと、企業で法律の専門業務を独力で担当できることは同じではありません。学習経験として説明できる範囲と、入社後に学びたいことを分けましょう。

目立つ資格がなくても、授業や活動を振り返る

資格や成績に自信がない場合も、自己PRの材料を資格名だけに限定する必要はありません。ゼミの発表、資料の比較、グループ活動、アルバイトなどから、自分が準備や改善を行った場面を探します。

  • 取り組みの目的と、自分の役割を短く示す。
  • 難しかった点と、調べたこと・確認したことを書く。
  • 相手に伝わるよう変えた説明や資料を示す。
  • 結果と、次に改善したい点を分ける。

大学名への不安が強いと、必要以上に話を大きくしたくなることもあります。経験を作り足さず、提出物や記録を見返して具体的に説明できる材料を増やしましょう。面接の追加質問に自分の言葉で答えられる下書きにします。

指導教員とカレッジオフィスの就職相談を活用する

法学部では、指導教員との学期ごとの面談、履修の相談、大学生活や将来の進路に関する相談を案内しています。学習の悩みと就職準備が重なる場合は、まず現状を整理して相談しましょう。[3]

大学のキャリア就職案内では、各キャンパスのカレッジオフィスによる個別進路・就職相談、ガイダンス、資格取得等の支援講座などが紹介されています。低学年からの支援も案内されているため、最新の受付・講座情報を学内で確認してください。[4]

相談に持参するのは、公務員なら受験したい区分、企業なら求人票、そして自分の経験の下書きです。「何を受けるか決めたい」「この経験をどう説明するか確認したい」と、判断したい点を絞ると次の作業が明確になります。

過去の実績を入口に、現在の応募条件を確認する

  • 2025年度の人数と3か年の就職先一覧を区別する。
  • 公務員の採用区分、企業の募集職種を読む。
  • 授業や活動で論点・根拠を整理した経験を書く。
  • 求人や受験案内と下書きを持ち、次の準備を相談する。

東海大学法学部の就活では、学部名だけで進路を決めず、仕事内容と自分の経験を具体化していきましょう。学歴への不安や応募先選びで迷う場合は、逆転就活塾の無料相談でも候補や下書きをもとに進め方を整理できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 東海大学:卒業者数・就職状況確認日:2026-09-09 / 2025年度学部別人数、2026年6月19日更新
  2. 東海大学:法学部の就職先確認日:2026-09-09 / 企業・機関名は2024年3月卒〜2026年3月卒の3か年
  3. 東海大学:法学部確認日:2026-09-09 / 法律学科の学び・指導教員による支援
  4. 東海大学:キャリア就職確認日:2026-09-09 / 個別相談・講座・ガイダンス

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